少子化対策の大嘘
少子化対策、政府の「新新エンゼルプラン」の全文判明(yahoo.co.jp)
上記のWeb版では解説欄が無いが、紙面では以下の内容が解説で追加されている。
に続けて、
ここまでその通りだと思う。
そもそも新エンゼルプランでなされた「少子化対策としての」政策は到底それをかなえられるものではないからだ。男女共同参画はほとんど少子化対策としては何の役にも立たないし、生活期待水準を上げる様な政策は少子化を進める方向をもたらしさせもする。ここら辺の詳しい内容は「子どもが減って何が悪いか!」(赤川学)で統計処理を行って解説しているので、是非読んで貰いたい。特に平成12年度『男女共同参画白書』での「先進諸国では女性の労働力率の高い国では合計特殊出生率が比較的高くなっている」というデータはそう言う結果を得る為にOECD加盟国25ヵ国から都合の良い13ヵ国を抜き出して出したものである点、全加盟国で統計処理するとどちらかと言うとその逆である点が書かれている。
(念のために、「だから男女共同参画をするな」と言う意味ではなく、少子化対策としては役に立っていないと言う事)
短期的には今の社会体制のままであれば、少子高齢化で今のままの社会制度には破綻を来す。だからと言ってその対策が少子化対策となるのは短絡的である。生活水準が上がれば少子化するのは不可避であると考えるし、そもそもこんな狭い国土で人口が増え続ける事など絶対無理なのであるから、少子化に見合った社会構造に変更する方が妥当な政策である。
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