武富士がフィッシング対策として全社員のメールに電子署名
ええことですな。
武富士、フィッシング対策で全社員のメールに電子署名を付加(cnet.com)
「こんな重要な事をメールごときで」と言われる事もあるが、「ちょっと重要な事」なら便利にメールで通信すると言うのは普通にあり得る話だ。メールで送る内容が「ちょっと重要」な内容でもそこから続いていく内容が「極めて重要」な内容に発展する事もある。最初にメールでとある金融機関を名乗って「2~3日後に郵送にて請求書を送りますので、その内容に従って入金して下さい。」などと言う詐欺も出来るかもしれない。この場合、最初のメールは「極めて重要」ではないのだが、その先に重要な事が繋がっているのだ。(こんな、メールアドレスとリアルの住所が結びついた個人情報はまだ易々とは出回っていないが、某世界最大同人誌即売会のデータが流出した場合はこの様な事が起きる。背筋が寒くなるほど恐ろしい。)
だから、ちょっとでも重要なメールの送信者には是非とも電子署名を付けて貰いたいし、武富士が嚆矢となる事は結構な事だ。
ここで少し気がかりなのは、最近需要の多いWebメールサービスでは電子署名に対応していない方が多いと言う事だ(と言うか、どこが対応してる? あとで確認してみよう)。だからその場合は簡単にはその電子署名を確認できない。手っ取り早いのは証明書発行サイトに行って確認する事であるが、他の手段としてはPOP出来るアドレスに転送してクライアントのメールソフトに確認させると言う方法だ。
こんな面倒な事をせずに、Webメール上で確認できればいいのだけれども。
Bei diesem Eintrag wurden Kommentare geschlossen.
Kommentare