うた∽かた・第5話
臨が皐月の方向を見てる時に常に蛍子も一緒に居たからそっちかなとは思った。思ったが、臨、そりゃないだろう。単に蛍子が好きでしたならそれは不幸な行き違いだが、二人だけで話がしたいからと皐月をおびき出しておいて蛍子をたらし込むのは許せぬ。もっと意外だったのは蛍子だ。初日からキスはおろか、何と着物を乱して帰って来ますかい!蛍子がそう言うキャラとは思わなかった。極めて意外だ。
皐月はこれでまた男の子に不信を持つのだろうなあ。不信を持つのは別にしても、その度に不幸な契機があるのが何とも哀しい。蛍子に腹が立っているかもしれないが、それがお門違いなのが分かって抑えてるのも不憫だ。
わがままを言う舞夏はアレだが、その舞夏に嫌な顔せず浴衣を貸してあげる一夏。で、たった一つのオシャレポイントとして着けて行った帯留めを皐月の恋の成就を願って貸してあげる一夏。なんつーええ子や。
そんな一夏は見える事とは何かと悩む(そう言う問いかけをする中学生相手に不確定性原理で答える繒委はどういうヤツですかw)。今回は炎の神で皐月の事を目の当たりに見たものの何一つ出来ず、見る見えるそしてそれを心にしまっておかねばならないと言う事に一夏はますます思い悩む。なんだかこの先一夏にはもっときつい試練が待ち構えていそうで見ていて辛い。
そう言う心にチクリと来るのを求めてまた来週もうたかたを楽しみに待つ。
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