自分のブラウザのcookieを消すのは不正アクセスなのか?
現在、当該のシステムが改善されていないので一応具体名は伏せる。
訪問者がそのサイトの主旨に賛同したらそこの項目をクリックする事によってそのサイトの企業が募金を行うと言う仕組みのシステムがある。クリックは1人1日1クリックのみに制限されている。だから、つづけてもう1回クリックしても「また明日にでも」と言うメッセージが出てくる。
ところがこのシステムはcookieを保存してそれの有無を見るだけの極めて脆弱なシステムで、それを見つけた2ちゃんねらーが「目指せ100万!ケチなXに大量の寄付をさせてあげましょう!」と言うスレを立ててしまった(現在このスレッドは過去ログ倉庫)。これを見とがめたこのサイトの運営会社Yの代表取締役が「これは不正アクセスであり、それを誘発しかねないスレッドは削除して欲しい」とスレッドの削除依頼を出すものの、自分のcookieを削除する行為が何故不正アクセスになるのか、それ以前にシステムの改善をすべきではないかと言う理由ではねられた。
個人的には自分のブラウザのcookieを消す事自体は不正アクセスとは言えないと思う。そのcookieを使っているのは当該サイトかもしれないが、ブラウザ内のcookieの所有者はそのブラウザの持ち主であるから。
そこまでは確かにそうだが、社会は悪意を以て行う行為は不正との認識がある。そう言う意味で上記サイトに対してcookieの削除とクリックを繰り返してX社に無用の寄付をさせると言う行為は問題ありと考える。
一方でこうも簡単にいたずらをされるサイトを、しかもそれによって現実にお金の動くサイトを作るシステム会社Yもどうかと思う。冗談も許されるケースでの投票システムならいざ知らず、cookieの有無ごときで個別認識をする募金サイトは早々に改善すべきである。
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