ぴちぴちピッチピュア・第26話
タイトルがアイドルデビューなのに、あららのアイドルデビューとリナの浜崎話がぶつかりあってサブタイトルのアイドルデビューを薄めてしまった。シリーズ的にはリナ×浜崎のラインを固めたいのを狙ったのだろうが、アニヲタ的には「浜崎ぬっころす」を増幅させただろう。
あらら的には自分では全然作戦を立てていないで、街を歩いていたら勝手にアイドルデビュー番組にスカウトされ、あたまでっかち鳥がくれた新しい玩具マイクで歌ったらそれによって雄(ひっぽも影響を受けた様なので、人間に限定しないらしい)を酔わせる力があったと言う展開だ。
全然作戦になってないな。
と言う事でミケル様から授かった力を使ったのに失敗したと言うのは、今回はあららにはそうは責任は無いだろう。無いだろうが、全然考えてないのはダメダメだ。
ところで、今回はあららのアイドル場面もさる事ながら(ましてや浜崎などどーでもいいのだが)、シリーズ中極めて重大な出来事として
リナ、遂にプラズマテレビを買う
と言う展開が起きた。
これは凄い事だ。どう凄いかと言うと、自分から告白したら泡になっちゃうとか、水に濡れたらマーメイドになっちゃうとか、途中でどうみても脚本家が忘れ果てているとしか思えない設定とは異なり、第一シリーズから一貫してリナが追い求めて来て脚本家もそれを忘れた事が無かったリナのプラズマテレビへの思慕がとうとう達成された回なのだ。
思えば昨年8月23日放送の第21話からリナはプラズマテレビ(当時は壁掛けテレビと言われた)への執着が始まったのだ。1年と1ヶ月の歳月を経て実現された登場人物の夢など、他のアニメには滅多にあるまい。
ちなみに当時の「壁掛けテレビ」はカレンが奪って行ったのだが。
もっとも、その「高画質プラズマテレビ」が、プラズマテレビにしては画質が悪いと実況中に陰口をたたかれ、実はリナは騙されたのではと言う不吉な話も流れているが(←これをネタにしたらぴっちの脚本は神だw)。
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