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小学生のインターネット事情~トラブルを起こさない為には~

ITmediaの記事「イマドキの小学生、そのインターネット事情」から

と言う事で、今時のょぅι゛ょ小学生のインターネットとの付き合い方。
ここの記事内にある親が注意すべきポイント3つの中で、3番目「チャットやメール、掲示板など、字面だけのコミュニケーションで起こり得るトラブルの回避」。

これは別に小学生だから起こり得るトラブルではなく、普通の大人だって頻繁に遭遇する話だ。だから逆にどうすれば良いと言うのは小学生に注意するのはなかなか難しい。参照先の記事でも書かれているが

だが文末の言い回しや論旨の展開方法などは、残念ながら簡単なテンプレートのような形で人に伝えることができない。単に「キモイ」とか「逝ってよし」と書かなければいいというような程度の禁則では、モラルにはならないのである。

と言う通りで禁則を作ってその通りやれと言うのは少しはトラブル回避になるかもしれないが、多くの場合に役に立たない。

言語を操れる生物として人類が登場し、その後漸く今をさる数千年前になってから文字を獲得してそれによって情報をやりとりできる様になった。だから文字を使ったコミュニケーションの歴史はそう深くない。ブルームフィールドが文字になったものは言語ではないと言いたくなる程、文字との付き合いはけっして長いとも言えないのだ。ましてや文字を使ってリアルタイムに近い双方向の会話が出来る様になったのはごくごく最近の出来事である。したがって、人間は未だこの方式によるコミュニケーションに全然慣れきっていないと言える。

そんな手段を使ったコミュニケーションでトラブルが起こるのは必然的とも言える。特にこの手段の特性を認識せずに現実世界での会話か或いはせいぜい電話口での会話の様な意識で相手とコミュニケーションを取ろうとしたら、トラブルが発生するのは火を見るよりも明らかである。

だから、ネット上でのコミュニケーションはどうしたら良いかを最初から意識しながら始めなくてはならない。ネット上で昔からよく言われるのは「書き込む前に、半年(この期間は様々)ROMれ」と言う事だ。それによってどんな事をしたら、どんな事が起きるのかが少しは分かってくる。現場を外から眺めて学習するのだ。

ただそれとても土台となる倫理教育が前提で、それがあってこそこんな事を書いては相手を傷つけるなどの考えが出来る様になる訳である。だからとってつけた禁則教育などどれだけ有効かはなはだ疑問である。

いっそ、子供用のフィルターにPOSTメソッドを拒否するフィルターがあっても良いかも知れない。
大抵の掲示板は書き込みがPOSTメソッドであるから。

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