晴れた日は巨大仏を見に
著者の宮田珠己が大船観音を原体験として日本中にある巨大仏を巡る紀行本。
大船観音は東海道線・横須賀線で大船駅に着くと山腹に見える巨大な観音像だ。私も子供の頃の原体験になっている。また宮田珠己は「ぬっとあったものと、ぬっとあるもの-近代日本の遺跡」を引用して「ぬっとある」感をこの巨大仏巡りに求めている。なんだか私と同じ原体験を持ち同じ本を持つ人ではないか。
と言う事で、高さ120mもある牛久大仏をはじめとして高さ40m以上の日本中の巨大仏巡りの話が載っている。高さ40mと言うのはちょうどウルトラマンの高さだそうだ。ストライクガンダムなど17.72mだ。我らが帝都東京の都庁庁舎は243mだ。つまりそう言う高さである(よく分かったのか分からないのか)。
これらの巨大仏巡りが宮田珠己の軽妙な語り口でつづられるのだ。
サンプルはここを参照。
いつまで残っているのか分からないので早い者勝ち(白水社はこのページを閉じたつもりでいるらしいから)。
(だって、ぐぐったらひっかかってしまったのだ)
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