ショスタコーヴィッチ
先週はブルックナーの事を書いたので次はショスタコーヴィッチだ。ブルックナーの次はショスタコーヴィッチと世の中ではそうなっているらしいw(変態広場さん参照)
ショスタコーヴィッチとの出会いはブルックナーよりずっと早く、高校にすら入る前にNHKのFMが当時来日したムラヴィンスキー指揮レニングラードフィル演奏の5番を放送したのを録音して聴いたと言うのが始まりである。この録音はCDでも出ている。最後にティンパニーが余計に叩いてしまう熱演である。(どうでもいいが、ATOKって「れにんぐらーど」と入れて変換しようとすると、《地名変更「→サンクトペテルブルク」》とわざわざ出してくれるのだね。をを、「すたーりんぐらーど」もそうだ。)
そう言う刷り込み効果もあって、私にとってのショスタコーヴィッチのスタンダードな演奏はやはりムラヴィンスキーである。真贋はさておいて「ショスタコーヴィッチの証言」が出た後、新解釈の演奏、特にハイティンクの野心的な録音が出たが、あの録音の中で少なくとも13番の演奏は納得できない。
このハイティンクのは出た当時にバラバラ買ったので、全集ボックスでは持っていないが、今入手できるショスタコーヴィッチの全集の中ではバルシャイ指揮のものがお手頃価格でお薦めだ。今、HMVで検索したら11枚セットのが2,990円(おい、国内CDよ、少しは見習え)である。
個人的な好みは4,5,7,11,12番あたりだ。特に、マイナー中のマイナーであるが4番がしびれる。
東京ではサントリーホールの残響具合がまるでショスタコーヴィッチの5番の為にこのホールがあるのではないかと思う位にマッチしている。特に、リア席でとても良い具合に聴ける。
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