全休止
昨日のN響アワーは「休符」の話。
休符となれば、色々あるが期待通り最後はブルックナーが交響曲で使う全休止の話になった。ブルックナーの全休止は曲の中でオーケストラを全休止させ独特の印象を与える。ブルックナー休止と名前が付くほどである。
さて、池辺晋一郎が解説の中で、高校時代に生まれて初めて海外オケを自分の小遣いでチケットを買って聴きに行った時の曲がブルックナーの交響曲だったそうだ(あれ、何番って言ったっけ。5番?)。で、それに合わせてスコアを買ったと言うのだが、当時の状況で高校生がいきなりブルックナーのスコアを買うと言うのだから、その道に進む人間は違う。
思えば私がブルックナーと初めて出会ったのは高校生の時でEMIから出ているカラヤン指揮の7番のLPだった。何が何だか分からないと言うのが印象だった。それ以降はブルックナーとはつかず離れずの距離にあったが、その最初の出会いから6年以上も経って大学院生の時にヨッフム指揮で5番の演奏をエアチェックして聴いた時に、「こ、これが・・・・これが、ブルックナー!」と天啓を受けたw
それ以降はブルヲタの道をころげ堕ち。
曲が曲だけにマーラーの様にはBGMなどで使われる事など滅多にないブルックナーだが、あのクラシック使いまくりの銀河英雄伝説では第一シリーズでラインハルトの代わりにキルヒアイスが撃たれる場面で使われていた。それ以外では聴いた事がない。
テ・デウムあたり使ってる場面を見たいものだが。
滅多に使われないと言えば、ショスタコーヴィッチもない。
が、昨年ドッコイダーでクリーカさんが活躍する場面で祝典序曲が使われていた。あれはびっくりした。
そう言えば昨日ケロロ軍曹を見ていたらAパートとBパートの間でガンプラのCMをやっていたが、BGMはフィガロの結婚じゃなかったか?
うへ。タイトルの「全休止」と全然関係ない展開になったじゃん。
まあ許して。
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