サマータイムって何が良いんだか
「サマータイム」 札幌商工会議所が7月に導入実験
出ては消えるサマータイムの話。
よく引き合いに出されるのが「省エネ」「個人消費」の利点だ。本当に本当に本当にそう思っているのか?
労働開始時刻が日の出に対して早まったら単に労働時間が延びるだけだろ。上の記事に書いてある北洋銀行と札幌銀行の窓口営業時間がはしなくもその点を露呈させていて、開始時刻を1時間早めるが営業を終えるのは従来通りの3時だそうだ。
それから、毎日が「家には寝に帰るだけ」と言う日常的にハードな労働をしている人間にはこれ以上終業後に何かをする時間などひねり出せる筈が無いのだ。よーく我が身を振り返って欲しい。今現在の生活パターンで、仕事を終えて帰る時、これが明るかったら他の事が出来るのにと思っている人間が一体どれだけ居るのか。
欧州や北海道の様に緯度の高い地域では夏と冬の日の出日の入り時刻の乖離が激しく、サマータイムをやりたくなる気持ちも分からないではないが、現代の社会の仕事の仕方は日の出日の入りとの関わり合いが昔よりもずっと希薄になって居る。ましてや本州以南程度の地域では言わずもがなだ。
サマータイムの話が出るたびに、「おまえらのその皮算用は一体どこから出てくるんだ。どこかの高速道路の料金収入見込みと同じじゃないのか。」と思う。
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