エロイカより愛をこめて・Z
「エロイカより愛をこめて」の第30巻が発売された。今巻は「ビザンチン迷路」編の最後が収録されている。ここまでひっぱって来た大鴉が捕まった後は泣き落としをするじいさんに成り下がったのは期待はずれだが、いつもの「エロイカ」らしい話で終わった。
さて、この第30巻には「Z」のファイナルストーリーが収録されている。本の中で青池保子が『「Z」は、この時(注:ソ連崩壊)に作品としての役割を終えたといえましょう。』と書いている。そう言う訳でこのNo.6が「Z]としての最終話になる訳だ。
そもそも「Z」は白泉社から出ていたので、このNo.6が秋田書店の「エロイカ」に収録されたのは通常の(あくまでも通常の)慣例を破っての収録で、ファンにとっては大変嬉しい配慮である。
No.6も「Z」のシリーズらしくシリアスなスパイ物となっている。若干短いせいで最後の緊迫感の持続が足りないが、よい締めくくりになっているのではないだろうか。
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