最強陰陽師の異世界転生記・第12話

セイカ、迫り来る連中には気づいてるらしい。
それはともかく少し方針変更をした。今までは可能な限り目立たない方針だったが(と言いつつ結構派手にやっていた)、少し位ならどうせ世界の範疇では大した事ではないから程々にやって行こうと。卒業生代表程度なら一般の範疇だ。確かにね、自分が卒業した学校の卒業生代表って誰がやったっけ?程度にしか覚えていない。

その迫って来ている例の「俺たちつえー」連中だが、学園に迫っている時点で目標は未だ学生の勇者、モンスターもおらず帝国軍の精鋭も居ない、目的を達するのは大丈夫だろうとリーダーのゾルムネムは考えていた。ただ、何故か嫌な予感だけはしていたが、武者震いみたいなものだろうと自分に言い聞かせていた。ああ、その予感、正しかったのに。

さあ正義を果たそう。一人も欠ける事なく皆で故郷に帰ろう。それを聞いたロ・ニがうまく行きそうな気がしてきたよと。僕たちなら誰にも負けないよ。きっと成し遂げられるだろう、このパーティーならば。何勝手に死亡フラグを立てまくってるんだ。
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中に入ってみたら赤い霧。ガル・ガニスがやって来た生徒を襲ったがどうも何かおかしい。ロ・ニとピリスラリアが一緒。そこで二人が自分語り。おやおや、故郷ではダメだったけど今日は使命を果たして錦を飾りたいとか、これから残念な結果になりそうなのに。ムデレヴの方にはメイベルが来たぞ。

メイベルさん頑張ってるが、ムデレヴは結構強い。全属性の魔法耐性が強力だった。メイベルピンチ。とおもったら式に入れ替わったぞ。

魔族5人、赤い霧の中をどこかの広場に知らぬ間におびき寄せられた。これは異常事態。ゾルムネムはここで撤退を決めるものの、遅かりし。セイカさんが短歌と供に出現。

これを見てゾルムネムは悪い物を見た様な状態に。だがムデレヴは感じ取っていない。おまえ強そうだな力比べを....と言いかけた所で首を切り落とされた。復活も出来ない。呪詛への耐性が弱すぎるなと言われてしまった。ビリスラリアが邪眼で向かうが、セイカが召命した白蛇にやられてしまった。ロ・ニが対抗する蛇を出すもののあっさりやられ、それではと「僕と友達になろうよ」ってまるでキュゥべえみたいな事を言うもののあっさり食べられた。無情にも「何がしたかったんだ」と言うセイカさん。

こんな化け物にほんの少しでも勝てると思った自分が間違いだったと言うゾルムネム。自分が時間を稼ぐからお前は逃げろ、逃げてこの事を伝えろとガル・ガニスに言う。自分の方こそゾルムネムをと思うガル・ガニスだがゾルムネムに強く言われて伝達の為に脱出。ゾルムネム、まさか最悪の魔王が生まれていた、しかも人間族の方にと決死の覚悟でセイカに対峙する。
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精一杯の力で防御してもあっさり飲み込まれたゾルムネム。ガル・ガニスは外に転移したが、胸を切り裂かれた。逃げたって無駄さと人形で切ったセイカ。

メイベルが駆けつけたけど、もう全部終わったよ。

卒業生代表の挨拶の直前と言うので、どうやら卒業記念のパーティ。そろそろセイカの挨拶と言う所で兵士達が入って来た。静まれ!と。何だろうこの偉そうな連中は。と言うか次回で多分最終回なのに何しに来たんだ。
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隊長がディラック騎士団で主の命令で来たと言う。アミュと言う娘はいるか。アミュが名乗るとおまえは帝国に背いた咎がある。先日来た魔族領の特使を殺害したなと。ナニソレ。何かあったっけ(忘れている)。まさかさっき倒したゾルムネム様御一行じゃないよね。

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Buddy Daddies・第11話

一騎と零のミリロスが酷い。特に露骨に出てるのが一騎で、あれ程料理にはこだわりがあったのにカップ麺とかシリアルとか瞬時に出来る物しか用意しない。

前回久太郎の手打ち策で組織にやられる前にミリを母の所へ戻そうとして、葛藤はあったものの一騎と零がそれを飲んでミリは母の美咲の所へ行った。でもそれはこの場の大人が飲んだだけで、ミリは何も知らないし、それよりも組織がそのまま放置するかと言う問題は残っていた。

この状況を動かすのは多分組織の動きだろうとは思った。ミリの存在自体はもうバレている。だからいくら零の所を離れたと言っても黙っていないだろう。

ミリの方は何も知らずに楽しく過ごしていた。美咲が心を入れ替えたのは今までのレトルトハンバーグではなくてミンチ肉から手作りしたと言う点に出ている。
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ところで実家に帰ったのではないの?silent nightを杏奈先生と歌うと言ってるところを見ると相変わらずあの保育園に行ってるみたいで、実家に戻らずに近くに部屋を借りたのかな。保育園が変わったらミリの動揺が大きいからね。パパ達どうしたのとか。

実家と言うと零が実家に戻る。しかし予想通りと言うか零の父は未だ零の身辺整理が出来ていないと言い出した。そしてミリと零と一騎が写った写真を放り出す。つまりミリを片付けると言う事だ。この時点で最悪の展開は零にミリを殺させる命令かと思ったが、流石にそれは不確定要素が大きすぎると思ったのか始末は小木埜に命じていた。

すぐに理解した零が一騎に連絡。一騎は零の声がただ事ではない状態でミリの所へ行けと言われたので一騎もただちに察知した。久太郎に電話をしてミリの所に電話して欲しい。すぐに逃げろと。

その電話は確かにすぐに美咲のスマホに着信したが、しかし同時にもう小木埜が到着した。宅配便ですと。心当たりの無い宅配便は普通は疑うがここで送り主が「来栖」だと言うからこれで心当たりが出来てしまってドアを開けてしまった。

すぐさま撃たれる美咲。ただ、小木埜はターゲットの最期の言葉をメモしたいと言う悪趣味があるから初弾は腹部だ。まだ話せる様に。そこに一騎が飛び込んでくるが、一騎は実働部隊ではないから小木埜には敵わなかった。

零の名前を叫ぶハッタリはかわされたものの、少し時間稼ぎにはなった。パトカーのサイレンと、久太郎の声での警察だ!の声。小木埜にとっては警察に露見するのだけはまずいのでここは一旦引き下がる。

でも美咲は助からなかった。最期の言葉は「ごめんねミリ」。一騎は久太郎の言葉に従ってミリを連れて離脱するしかなかった。
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久太郎が連れて行ったのはリコリコでおなじみにの言葉になったセーフハウス。ここなら組織には現時点では知られていない。暫くはいられる。そして血相を変えた零がやって来る。

久太郎と零とで俺のせいだ、とはいつまでも言っていられない。どうにかしなくてはならない。ミリを。一騎はミリを死んだ事にしてどこかの施設に預けると言うが、零は引き取りたいと言う。俺たちがミリを守らなくちゃならないんだろ。考えろ一騎。おまえなら何か考えつく。

目が覚めたミリを抱いて一騎は零にこれからのルールを告げる。ミリを引き取る気になった。俺たちはもう殺し屋稼業をやめる。そして三人で本当の家族になるんだ。
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とは言っても、どうするんだ。
あと一話でどうにかなるのか。

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スパイ教室・第11話

前回二度「クラウスなにやってるの?」と言う場面があった。
一つはオリヴィアに見られてしまっている場面。
もう一つは「ここには居ない」と言う場面。

ああそうか、そうだったのか。
ジビアはすぐ察した。クラウスは居ない。文字通り居ない。最初から居ない。ここで見かけたクラウスは全部グレーテの変装だったのだ。

オリヴィアに見られたのはわざと見咎められた。クラウスはこちらではない。オリヴィアが屍にしてはやけにヘボいと思っていたがオリヴィアは屍ではなくて協力者。クラウスと「選抜された4人」は今頃本物の屍の方に行っている。屍を狙うには気取られるのが一番の作戦目標。だからこちらでわざとクラウスをオリヴィアに見せてオリヴィアから屍に連絡させた。オリヴィアがグレーテにあいつを好きなんじゃないのと言った時にグレーテの表情に変化があったのはスパイとしてどうなんだと書いたが、あそこもわざとそう見せたんだ。

にしてもサラがそれに気づかずクラウスだと思ったグレーテにグレーテの事を気にかけてやってと言ったのはやはりちょっとこたえた。動きが止まったから。

何はともあれ今はグレーテとリリィとジビアとサラの4人だけでオリヴィアを倒さねばならない。

それについてはクラウスからみんなに伝言がある、とグレーテがクラウスの声で語りだす。
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おい、まるでこれはクラウスが憑依したみたいじゃないか。
ともあれクラウスの声で言われたら説得力がある。特に何から何までクラウスを観察していると言うグレーテから一言一句違えずにと言われたらオリヴィアを倒す任務にも納得出来る。

そのオリヴィア、元は娼婦である時政治家のパーティーの招かれた時に事件が起きた。気づいて行ってみたら屍がその場の全員を殺していた。つまらない人生で終わると思っていたオリヴィアには彼が救世主に見えた。自分を連れて行ってくれと。ここから屍ローランドとの生活が始まる。色々仕込まれ、夜の相手もして貰えて満ち足りた人生となった。今回も屍と任務を遂行する。ただ、ローランドは今回の相手は最強のスパイと言われるクラウスが相手だ。やつは自分と同等の力のある奴だから気をつけろと。

だからなのか、オリヴィアはリリィ達を片付けたと思った直後に確認もせずに屋敷から逃げ出す。最強のスパイでは自分は太刀打ち出来ないと思ったのか。そこにサラの犬ジョニーに匂いを追われてジビアとリリィに追いつかれる。でも、どうもジビアとリリィの動きがヘボいぞ。挙句の果てにリリィの毒針がジビアに刺さって二人同時に崖から落下するし。

こんな二人が追って来たと言う事は屋敷にはクラウスが居ないと判断したオリヴィアが屋敷に戻る。それを狙っての二人のわざとやられた行動だ。ただ、グレーテ一人でオリヴィアとの戦闘は大丈夫なのか。グレーテは変装の超名人だが格闘戦は得意ではない。そこはリリィが信じている。グレーテが強い拠り所としている人が居る。今回はその人の為に何が何でも頑張るだろうと。大活躍して先生に褒められて愛されてねと。

グレーテ、その拠り所はクラウスに作戦前に成功したら抱きしめて欲しいと言って、生きて帰って来たら強く抱きしめてやろうと言われた事。

そこにオリヴィアが戻って来た。ウーヴェの情報を入手する為に。二人の戦闘になるものの、やはり戦闘に関してはオリヴィアが上で、屋根からの転落を装わせようとする。以前から屍がやって来た様に。

グレーテは手を上げた。どうしてかなとは思ったがこれに意味があった。そしてオリヴィアが押す前に自分から前に倒れる。その瞬間、オリヴィアが撃たれる。誰?
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殺気を感じ取れれば全部かわせると言う自信があったオリヴィア。あのリリィの奇襲も難なくかわした。しかしこれはどうした事か。撃ったのがウーヴェだったから。ウーヴェが撃った相手はオリヴィアではない。屋根の上にいる「痣」のある人間。グレーテの顔にはあの痣。ウーヴェを狙った「痣男」は、ウーヴェにそれと分かる様にわざと痣を付けた変装なのかと思っていたが、違った。元々オリヴィアの顔には痣があり、普段はそれを隠していた。だから手を上げるだけで変装を解けた。

その痣、そうか、嘗て父親があそこまでグレーテを疎んだのはそれか。そしてそうやって疎まれたのがグレーテの心の傷になっていたのか。オリヴィアはそんな顔だからおまえは重い女なのかと笑う。そして既にローランドに連絡はした。自分が殺されてもおまえらは自分を愛してくれたローランドに殺されるのだと笑う。

だがそこにクラウスが出現する。哀れな奴だ。彼女の顔を見て何も感じ取れないのか。そうか、それか。以前クラウスが書類を見て、でもこれだけではグレーテの本当の部分を知れないと言っていたのは。よく伏線を蒔いているものだ。

そしてそうクラウスが思ったのはあのただのラッキースケベだと見せかけたグレーテが入浴から上がった場面だった。クラウスが美しいと言ったのはグレーテの裸体じゃなかった。その痣のある顔だ。その痣の為にグレーテが今までどんな努力をしたのか、その瞬間に理解したのだから。
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クラウスがここに居ると言う事はローランドはもう始末されている。あの大きなトランクの中に。オリヴィアがローランドは互角の筈だと言うが、ここでクラウスさんから酷い一言。こいつは自分と出会った時にライバルだとか「意味不明な発言をした」があれは何だ。

グレーテもトランクを用意してあった。クラウスが一瞬でオリヴィアもトランクの中に。おまえたちでは僕達の敵にすらならない。

さて、Cパート。
リリィさんの粋なはからいと言うか嘘で帰りはクラウスとグレーテの二人だけでドライブ。とは言ってもクラウスとグレーテではただ単に良い感じにはなるまい。案の定、クラウスは自分は誰にも性愛を感じないとグレーテに言う。

でもそれだけではない。クラウスが感じるのは家族愛。グレーテを家族として愛したい。グレーテの過去を見たらこちらの方が重要だよ。やっと家族として自分の痣を含めて自分を愛してくれる人が現れたのだから。
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転生王女と天才令嬢の魔法革命・第12話・最終回

アルガルドとの決着の戦いを終えて今度はユフィリアとの決着の戦いをするアニス。

アルガルドと戦う時はアニスが勝たないと話にならないなとは思ったが、じゃあユフィリアとの戦いはどちらが勝つのだろう。終わってみたらそうだよねとは思ったものの、始まった時は分からなかった。どっちが勝っても話は進みそうだが、引き分けでは決着になりそうもない。帰趨が見えたのはアニスがドラゴンの力を出したからユフィリアが精霊の力を出した時。こりゃ精霊には敵うまいとここでユフィリアの勝ちを予想した。
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結局終わってみたらアニスもユフィリアもどちらも相手を国家の犠牲にしたくないと言う思い。そしてアニスが幼い時に見たユフィリアの綺麗で凄い魔法が勝った。

前回は王女でいなくちゃならない、だから自分が王位継承者なんだと言っていたアニスだったけど、ユフィリアとの戦いの場ではユフィリアを犠牲にしたくないとの気持ちで、そして負けてからは父王と母王妃にごめんなさいと、ここで王女でありたい気持ちは二人の為だったと分かる。

その夜、ユフィリアの部屋にアニスが尋ねた。
誰にも言えない秘密があるの。
え!?ここで転生要素の蒸し返し?

序盤でチラと転生要素らしき物があったけど、その後は全く要らない設定だったと見ていたがまさかここで出て来るとは。何故今更蒸し返すのかと思った。

アニスはユフィリアに自分には前世の記憶があると明かす。ただの前世と言うとこの世界の過去に聞こえるがでもそこはこことは違う世界で魔法がおとぎ話の中でしかなかったんだと告げて、異世界だと仄めかした。ただ、現代日本みたいな社会だとは言わないので、ユフィリアには(この世界から見たら)高度に発達した科学技術の世界とは思えなかったろう。それは置いておいて、だからこそアニスは魔法が使えないけどこの世界には魔法があると魔法に憧れた。

でも一つだけ気にしていたのは異世界転生物でクリアが必要な「元の人格を上書きしてしまった」問題。でもまあ仕方ないのでは。転生者がわざとやったわけじゃないのだし。でもアニスは自分が本当のアニスじゃないとずっと気にしていた。それをユフィリアはアニスは本当のアニスなのだと受け入れてくれる。ここでその次の百合ステージに繋がるんだ。つまり百合の為に転生要素が必要だった(そうか?)。

と言う訳で、二人は幸せなキスをした挙げ句にユフィリアがアニスを押し倒してCM。
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ユフィリアが正式に精霊契約者として認められて王家の養子となり、そして王位継承権者となる。ここで気づいてしまった。Aパートで百合ん百合んしちゃったからこそ気づいた。オルファンスが自分は退位しようと思うと言って、それでユフィリアが王になる。あれ?ではその次の王位は誰が継ぐの?だって百合ん百合んしちゃったからもうこの二人は王配なんて考えない。子供が生まれませんよ。いや、魔法で何とかすると言う手が出て来るのかもしれないけど。それが出来るのならとっくにオルファンスとシルフィーヌにアニスとアルガルド以外の子供が出来ていても良い筈で。

そう言う次の王位継承権者の問題を棚上げにしてユフィリアはこの国をどうしたいのかと問われ、これまでの魔法の時代と伝統を「正しく終わらせる」と言うのだ。タイトルが魔法革命なのでそれはあるのかもしれない。特にそれがアニスを苦しめたとあってはユフィリアはそれを「正しく終わらせる」のが使命だと思っているのだろう。

本当ならここでオルファンスが「え!?」と驚くべきだった。国家と王室の伝統を「終わらせる」と言うのだから、一応驚くべきだった(アニスが言った時ちょっと驚いたけど)。

マゼンタ公爵はそうは言っても貴族も平民もどんな社会なのか分からないのではと言う。それに対するユフィリアの回答はこの後のアニスが開拓した魔学のお披露目だった。

エアギアを見せて、あれがあったら貴族でなくとも空を飛べるんだと分からせる。それに加えてあれ以外でも、服でも出来るのだと二人のハレの衣装を披露して二人は手をつないで空へ。

新しい時代の始まり。
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うん、話が綺麗なのでそれはみんなが納得した様に見えるが、私が貴族だったら絶対ユフィリアを暗殺してクーデター起こしたね。長年の貴族の特権をある日突如覆されるなんて普通の貴族だったら絶対許せない。そんな俗っぽい貴族でなくとも受け入れ側の平民ですら意識が出来ていないのに、いきなりこんな事をされては社会が混乱するのは明らかなので国家と国民を守る為に決起するだろう。

ただ、リュミが「それはこれからの話」と言うので未だ貴族にも平民にもそこまでは言ってないしユフィリアも現時点ではそこまで考えていないのかもしれない。

作品自体はそう言うのを抜きでなかなか良かった。

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とんでもスキルで異世界放浪メシ・第11話

向田が土魔法で作った囲いでぐっすり。フェルが今日は何をする?狩りか?と初っ端からやけに何かをしたがっていた。と言っても向田にしてみたらもう食材もお金もある程度あるし、特にお金なんてこの間たっぷり貰って盗賊の心配をする程になっていた。無理に狩りに行く理由は無い。

それよりもランベルトにブラックサーペントの革を卸して欲しいと言われていたので、そっちへ。前回のおかわり劇場でランベルトの奥さんのマリーがもう革製品には飽きちゃったみたいな事を言っていて、でもブラックサーペントならそれでも喜ぶのではと予想したが、違った。

今日はギルドへ。行ってみたらブラッディホーンブルの解体が終わっていて肉になっていた。そして買取料を貰うが、これでまた金貨をたっぷり。そして次の獲物としてブラックサーペントを解体屋へ渡す。今回は革を引き取る方向で。

今日のお昼はミンサーで肉を挽き肉にする。これって一人分ならまだしもフェルとスイの分も手動でやるのは大変なのでは。因みにネット通販で見てみたら大体2,500円の代物らしい。スイがやってみたいと言うので向田は疲れないで済んだみたい。
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挽き肉と言うとまず予想するのはハンバーグ。ネギも刻んでいたし。でもハンバーグに卵って入れるの?レシピを検索してみたら入れてるのと入れてないのがあるな。

それから焼く過程で蒸し焼きの為に水を入れると言うのも知らなかった。私はいつも水を入れずに蓋を被せていた。色々ハンバーグでも知らない事があるものなんだ。今回はソースも作っていたからそれはあるのかも。

フェルもスイも今回もうまい!うまい!と喜ぶ。

さて、今回は向田は服の洗濯。でもこの世界の石鹸は全然泡立たない。まてよ、この世界には既に石鹸はあるのだからネットスーパーの石鹸を持ち込んでも良いのでは?ついでにシャンプーとかも。今回は商人らしい事をするかと石鹸とシャンプーとかをこの世界の容器に詰め替えてランベルトの所へ持ち込む事にした。ああ、奥さんへのプレゼントはこっちになるのか。

ついでにスイが水に浸かっているのを見て風呂に入りたいなーと思った向田。

早速ランベルトの所に行ってブラックサーペントの革を約束どおりに納品。そしてついでに石鹸とシャンプーとかをランベルトに見せてみた。KAOと書かれた石鹸を見て、香りが良いと言うランベルト。さらにシャンプーとかも提示。ところでシャンプーとコンディショナーと、もう一つは何?花王のエッセンシャルのサイトに行って商品を見てやっと分かった。トリートメントだ。どれも使っていないので機能が分からないが、斎藤はよくもまあ分かって持ち込んだものだ。
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ランベルト、それを聞いてメチャクチャ喜ぶ。これなら妻へのプレゼントに出来る。これなら風呂好きの妻も喜ぶ。と聞いてこの世界に風呂があるのかと知る向田。見せてもらった。全部で金貨数百枚必要。これは欲しいと思う向田。

取り敢えずプレゼントする前に自分で使ってみる事にするランベルト。何日か後(ランベルトが「漸く来てくれた」と言ってるので翌日ではないだろう)にランベルトの所へ行ってみると、ランベルトの妻マリーが飛び出して来た。向田様!

ランベルトが試しに使ってみたところ、マリーがそれに気づいて飛びついた。これは絶対欲しい。だからランベルトとしては自分の店で売りたいと言うのだ。マリーから見たら貴族の婦人や友人が絶対買う。まあ向田は店を持ってないのでどこかで売るとしたらランベルトの店だろうか。

向田は卸す約束はしたものの、この世界で売る為には詰替が必要で、これが大変だった。何とか数箱分を詰め替えてランベルトに納品。じゃあ今日はどうすると言うフェル。また狩りにと言うが、向田は未だ行きたくない。それよりギルドマスターが帰って来たからギルドに行くと言う。

ギルドに行ってみると、ワイバーンが出ていて困ってると言う不穏な噂。それを横目にギルドマスターの所へ行ったら例のミスリルリザードが金貨5800枚に。また、領主の伯爵がミスリル鉱山が発見されたと知ってホクホクだったとの事。

ところがここに急を知らせる受付嬢が入って来た。ワイバーンの群れに冒険者が襲われてみな重傷。何とか命はつないでいるので階下のホールで緊急治療中。だが毒消しもポーションも使い果たしてなお未だ深手の状態。冒険者からポーションの提供をあおげと言うギルドマスター。

そう言えば向田はスイが作った上級ポーションがある。これでどうでしょうと渡して負傷者にかけてみたら、傷がみるみる治るし毒まで消える。またやっちゃいましたよ。
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ところがギルドとしてはこれで済ませられない。ワイバーンの群れを放置する事は出来ない。Cランク以上の冒険者総動員。拒否権無し。ありゃー、向田さん、Cランクになったばかりに巻き込まれ必至。

しかしここでフェルさんが登場。待て人間共。それは自分が始末してやろう。丁度よい運動になる。先日から狩りに行きたくウズウズしていたしね。ワイバーンの肉はうまいし。

スイまで戦いたいと言ってフェルが受けてしまった。他の冒険者は足手まといだと向田達だけでワイバーンの居る所へ。ウジャウジャ飛んでる。丁度よいから飛んでいる獲物の狩り方をスイに教えるとワイバーンの方へ向かう。飛んでいる獲物は頭か翼を狙え。頭は小さいので外しやすい。食べる時を考えて身には傷をつけるなと言って、二人で狩りを開始。

それを見ていた向田、スイがフェル化してると困惑。そこにワイバーンが襲いかかる。まずフェルの結界が効いてるので守りは大丈夫。それでもふっとばされるけど。そして態勢を立て直してからの覚えたてで加護もある火魔法でも使って反撃するのかと思ったらスイとフェルが助けた。

運動したら腹が空いたと言うので、ハンバーグの時に用意したミンチ肉を使って、ああ、きっとこれはメンチカツだなと思ったらその通り。メンチカツも良いよね。最近入手出来なくて食べてないけど。これもフェルとスイがうまい!うまい!

その頃、ギルドではギルドマスター達が心配していた。
フェンリルと言えどもワイバーンの群れで大丈夫だろうかと。
全然大丈夫だったんだけど。
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おかわり劇場は初回以来の向田と一緒に召喚された三勇者。一応ネットスーパーの向田の心配はしていた。生き残ってないのではと。一方で最近フェンリルを従魔にした冒険者がいるみたいだよとも。それ、向田の事や!そしてオチは異世界の食事はまずい。

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英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~・第11話

ハイランダー特使にして大将軍のイーベル、何かを呼び出したかと思ったらそうじゃなくて自分を囮にして血鉄鎖旅団を引き寄せる目論見だった様だ。そしてその目論見通り血鉄鎖旅団の空中戦艦出現。だから新たなハイラルメナスの下賜と調印式なんて全部嘘だよと言い放つ。
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それじゃああなたはその嘘の為に王の腕を切り落とした訳ですねとイングリスが確認。イーベルは、ああそうだと認めたからイングリスは王に「こいつやっちゃっていい?」と聞く。ここに至って王もそれは仕方あるまい、でも捕まえるだけにしておけと言う。

合点承知。これで心置きなくハイランダーの大将軍とお手合わせ出来ると喜ぶイングリス。イーベルはここに至っても未だ自分の方が強いと思ってるから、じゃあかかって来いとマナのシールドを張った。これに触れたらたちまち消滅すると言う代物。だがイングリスはちゃんとそのマナの動きを見て、そうやって分散させては弱くなるので、一点集中した方が良いと言う。それでは背後がおろそかになると言うイーベルに、ちゃんと正面から攻撃してあげますと言うのでイーベルは正面の一点に集中した。

でもそれすらもイングリスのエーテルの力には粉砕され、イーベルはぶっ飛ばされた。で、どこかに行っちゃった。

王は上空の血鉄鎖旅団を迎撃せよと命令。血鉄鎖旅団を倒す事でハイランドとの再度の交渉に結びつけると言う。

イングリスはじゃあ私は空中戦艦に向かいますとラフィニアを連れて飛び出した。頼もしい者よと目を細める王。やはりこの王は自分の力の限界を知った上で色々耐え忍んでいたんだ。あの卑屈さも。

エアギアを飛び石にしてイングリスは空中戦艦へ。
あれは何だ。メイドだ!メイドが空を飛んでいる!
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一旦足場にしたのは何だろう。王国の戦艦?ともかくここでラフィニアは留まって矢を打ち込んで血鉄鎖旅団の空中戦艦の目眩ましをするからイングリスは向かってと言う。これでイングリスは空中戦艦へ。でも初撃は血鉄鎖旅団の団長に逸らされた。

その頃、騎士アカデミーではリップルに特級印のマナを吸わせて魔石獣を出し尽くす作戦を実行....って未だやってなかったのか。参加したくない者は立ち去っても良いと言う常套文句を言ったらユアが、じゃあと言って帰ろうとする。いやおまえは残れ。シルヴァの説得はあまりきかないが、リップルが頭を下げてお願いして留まった。ここから出涸らし作戦開始。

空中戦艦上ではイングリスと団長の戦い。と言うかお手合わせ。団長のエーテルの使いこなしの方が上だけど、イングリスは日々鍛錬を積んでるからね。

そこにイーベルが落下して来た。はっはっは、とうとう現れたな血鉄鎖旅団めとイキるものの、おまえはイングリスに全く歯が立たなかった小者じゃないか。イングリスなど、二人同時に相手しても良いとか言っちゃうし。

一方、リップルの方。流石に大量の魔石獣でレオーネとリーゼロッテ達も疲労が激しい。とうとうレオーネは結界を維持出来なくなった。この危うい状況に雷獣出現。レオンだ。何を今更とも言われるが、それは確かにそうで、今更何しに来たんだ。空中戦艦に居ないから別の場所に居るなとは思っていたけど。

それはともかくレオンがくれたマナ補給のミストのおかげで、レオーネやリーゼロッテのマナ回復。

空中戦艦上では団長がシスティアを呼び出し、ハイラルメナスを武器化した。これにはイングリスも手こずるが、それでもすぐに対処方法を思いつく。

でもリップルの方ではレオンまで特級印のマナを注ぎ込んだら、とうとう出たよ。イングリスが待ち望んでいたプリズマーが。
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便利屋斎藤さん、異世界に行く・第11話

モーロック「成敗!」で終わったと思ったのにサブタイが「最終決戦」で、アバンが二つ口の悪魔の生い立ちで、変だなと思ったらあれだけでは二つ口の悪魔は滅びなかった。

モーロックは魔犬に魔力を返してやると言う。あの気を失っていた時に魔犬の親としての願いを聞いていた。だから今度は自分が助けたい。

その時、突如として氷の刃がモーロックを襲う。悪魔が生きていたのだ。大いにヤバいと思ったのにモーロックが全く無事。犬と自分の魔力が組み合わさってこれまでになく魔力が強くなった。まるで若返った様じゃ。
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ゴーレム召喚。以前転移に失敗した時のゴーレムを確保していたのか。ゴーレムでぶっ叩くモーロックだがそれでも悪魔は無事。真の姿を表すとか言うが、ゴーレムの破片で押さえつけ、何かでかい魔法を使い始めた。天上から隕石が落ちて来た。その爆風はモーロックの作った結界によって上空にだけ向かった。

今度こそ悪魔が....まだ生きてる。再生してる。

ならば焼き尽くそうと炎剣八陣を....忘れてしまった。モーロック、じいさん化復活したぞ。この時、歴戦のラフィニアとラファンパンはモーロックが復活さえすればもう大丈夫と油断していたが、斎藤は違った。何も出来ないと言う自分は常に最悪の事も考えている。だから悪魔が本当に消えるまで警戒はしていた。そしてその悪魔が再生してモーロックを襲って来た時にラフィニアよりも早く動ける。あのラフィニアの大剣を何とか振り下ろして悪魔の腕を切断。

今度こそ悪魔を焼き尽くす。ラファンパンが今度は悪魔の魔力が感じられないと言う。

斎藤が救ってくれた事でとうとうラフィニアがたまらずに斎藤へ。兜を脱いで鎧も脱いで、あれ?何故短剣を取り出すの?
ともかくこのまま二人は幸せなキスを....とはならないとは思ったが
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未だ悪魔の痕跡が。二人を襲うとした所をあの仔犬が襲った。そして魔力を吸い出す。やっと消えた?

ここにやっとギブングルとフランリルと二ニアが到着。二ニアの力で一帯を浄化。これでしつこく発生していたゾンビも消えるかな。

残ったさっきの仔犬、さっきはたまたま先に悪魔を倒したけど、人間は父親を倒した仇。でもモーロックには父親の痕跡を感じる。モーロックは魔犬の呪いを解いて魔力を魔犬に返そう。そうしたら魔犬は蘇るだろう。

だが魔力を返したらやはりモーロックは死ぬかもしれない。万が一の時はあの時約束したラフィニアの事を頼む。

魔犬はモーロックの魔力を貰って復活。でもモーロックは倒れたまま。魔犬はこの恩に報いる為に力が必要な時は呼べと言うが、ラフィニアはもう人間には近づくなとモーロックを抱きかかえて立ち去った。
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うーん、この作品だとモーロックはこのまま死ぬって事は無いとは思うのだが....

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最強陰陽師の異世界転生記・第11話

フィオナ聖皇女様がセイカをお探しです。セイカ、逃げてるけど。そのうちにアミュと出くわした。フィオナが探していて、しかも一人で寂しそうだと言うので仕方なく行ってやった。

チェスみたいなのを前にして一人で佇んでいた。誰も相手をしてくれない。それ程強い。もっともフィオナは未来視が出来るとグライが言っていた。だからそれを使われてはたまるまい。
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セイカは相手をしてやる事にした。フィオナはキング以外はポーンだけで相手すると言う。その代わり勝った方の言う事を負けた方は何でも聞く事にしましょうと。現実的にチェスだとしてポーンだけで勝てるのだろうか。飛び道具で遠方から狩られまくられると言う事は無いのだろうか。特にチェスの場合は取ったコマが使えないから。

それでもフィオナ勝っちゃうんだ。この勝負の時にフィオナはセイカにここで一番強いのは何だと問う。含みのある質問で、凡人だとクイーンかなとか言っちゃうが、セイカは前世の経験を踏まえた回答をした。コマを操っているプレヤーだと言う。現実の世界でも最強兵士が一番強いのではなくて、その背後にいてそれを操っている政治家の方が強かった。

しかしフィオナの回答は違う。一番強いのは農民などだ。成程、この言葉はセイカが現代社会からの転生者ならすぐに合点が行っただろう。フィオナは言う。王や政治家はそれ自体では何も生み出さない。一方で農民は食料を生産している。王や政治家は農民を根絶やしにする事は出来ない。

そう言えば前回、出自が特異な自分を聖皇女として称される様に自分で仕向けたと言っていたか。

セイカもフィオナも王都に戻る日、屋敷の前に妙に馬車が沢山いる。まるで渋滞してるみたいじゃないかと思ったが、まさかこれが後で意味があったとはなあ。
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セイカはグライと一緒にフィオナの馬車に。相変わらず馬車に弱いが式を飛ばして馬車列を警戒していた。そして何か見つけただろうか。グライにこの国の野盗は何人位で徒党を組むのかと聞く。すると馬車列の前の方で爆発音がする。囮の馬車がやられたらしい。ここから襲撃が始まる。

グライはしっかりフィオナを守ると言うので、セイカは安心して馬車の外に出て敵の攻撃を悉く防ぐ。敵の隊長はちゃんと部隊の指揮はしているものの、セイカの力が凄すぎて全く歯が立たない。

フィオナからは襲撃者は殺さずに生け捕りにして欲しいと言われたので、セイカは植物を使って全員を捕縛。これでフィオナは自分の暗殺を図った者を探ろうと言うのだ。
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捕縛した連中は全員を馬車に載せる。その為の大量の馬車かよ。しかも最初の襲撃が失敗した時の第二陣はもう来ないと言う。そう言えばあの「俺たちつえー」な連中が今回は兵隊みたいなのを全滅させていたなと思ったが、そこも未来視していたのか。フィオナの未来視凄いな。

さてその「俺たちつえー」連中、何なのかと思ったらどうやら魔族らしい。そして連中の目的は勇者を倒す事。リーダー以外の連中が余裕ぶっこいてるのにリーダーの子安さんだけはどうも悲壮感がある。まるでこの任務を達成しないと魔界が滅びるみたいに。そう言えば連中の一人、何か見覚えがあると思ったが、あれって学園の転移陣を使って侵入して来た魔族の片割れか?

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Buddy Daddies・第10話

クリスマスが近づいて来たのでsilent nightの歌をみんなで歌いましょう。って、あれ?杏奈先生が歌うのは恐怖だったのでは?ただの下手っぴなだけになってるよ。ミリがその歌を歌えると言う。ママと一緒に歌った。おやおや、どうしてここで今更ママの話が出て来るのかと思ったが、前フリだったんだな。

ミリへのクリスマスプレゼントは何が良いかなとニヤニヤしながら一騎がお迎えに来る。今日は零も一緒。一緒で良かった。ミリの事となると冷静さを失う一騎だけだったらどうなっていたか。

保育園の前にミリの母親が立っていた。ミリを引き取りに来た。今更何言ってるんだとカッとなる一騎。零が居たからそれは抑えられる。そしてミリは母親に駆け寄る。

あそこで揉めても仕方ないので零がマンションに連れて来た。ミリは自分が今どんなに良くして貰っているのかそれは自覚が無いけどママに見せる。そしてママもパパ達も好きと抱きつく。

ママのハンバーグ食べたいと言うので、あのスーパーで見かける一番安い出来合いのハンバーグ買って来た。ミリと零はあの味が好きなんだな。安物が好きな私でもあれは不味くはないけど好きでもないなあ。

片付けをしながらミリはsilent nightを歌ってとママに言うものの、ママは喉を抑えてママの歌は高いのよとはぐらかす。零、目ざとくそれを見ていた。

ミリが寝てから本題。美咲は店をやめさせられたし男にも捨てられてやって来た。それだけならまあ本当に勝手だなと言う話ではあるが、スカーフを取って喉を見せる。喉に癌が転移して(じゃあ大元は別なのか)歌えなくなったのだ。零が遠慮なく死ぬのと聞く。聞けるから美咲も言える。もうそう長くはないらしい。

そう思ってやっと気づいた。ミリが大事なのだ。今は実家に戻っている。戻る実家があったのか。だから、実家でちゃんとミリの面倒を見るから返して欲しいと言う。と言われても一騎は納得出来る訳がない。

でも美咲は知っている。一騎と零が何をやっているのか。だからこれ以上はミリを預けられない。これは反論出来ない。一旦美咲は帰るけど。

一騎と零は久太郎の所に相談に行く。でもあの一般人がミリの居場所と一騎と零の仕事を簡単に分かる訳が無い。どうしてか。それは久太郎が教えたから。何故そんな事をしたんだと言う一騎に久太郎は写真を見せた。ミリが一騎と零と一緒に写っている写真を。あの時、杏奈先生に一枚許しただけなのに別に写真がある。それは小木埜が撮ったのだ。
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つまり組織はミリが一騎と零の所に居るのを掴んで、二人が仕事を全力で出来ないのを問題視している。それはつまるところミリをどうにかしてしまう方向に向かう。だから久太郎は考えられる一番マシな選択肢を選んだ。

組織の事となると零の方が反発を覚えるが、かと言って今はそれを出せない。

さらに久太郎からトドメの一言を言われた。あの子の父親を殺したのはお前らだ。それを今更善人ぶって家族ごっこか。ミリの為、ミリが無事でいられる為と言われた上にこれではもう反論のしようが無いではないか。

保育園お休みのある日、ミリを起こして零を起こしておでかけ。ああ、最後のサービスデーか。

やって来たのはマリノアシティ福岡(今回知った)。
今日は徹底的に楽しもう!と言って最初に行った場所がノボルトと言うアトラクション施設らしい。あんな高い所に登るの?と思ったらちゃんと補助具着けてるんだね。そしてクライミング。いわかけるで知った。零は流石だな。一方で一騎はどうしてそこまでダメなのだ。

そして食事。でかいクレープを一騎や零に分けてお昼。三人でみんなで食べると美味しいね。

ママとも一緒に食べたかったね。
そうだね一緒は美味しいね。教えてくれてありがとう。
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その後はゲームして、好きなだけ買い物して、そして夕暮れ、18時が近づいて来た。
本日のクライマックスは観覧車。ボルダリングの所で一騎が登れなかったので高所恐怖症かなと思ったけど観覧車が全然なんともない。

観覧車の中でミリの前のあの猫を拾った時の事を思い出した。関わらないのが優しさ。ここまで来たのにか。でも今なら未だ間に合う。ミリの普通の幸せが未だ間に合う。
夢の時間はおしまいだ。

観覧車を降りてから美咲が待っていた。これがパパ達の「最後のサプライズプレゼント」だ。今日はママとのお泊まり会だ。

立ち去るミリに思わず駆け寄る一騎。最後の最後はマフラーをかけてやって風邪ひくな。また明日は無い。
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大人同士はこれで理解はする。
でも大人の一部は理解するだろうか、組織が。

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スパイ教室・第10話

クラウスとグレーテがチェスの駒を動かして何かしてると思ったら、なるほどこれがあらゆる事態を想定した作戦か。とは言っても簡単な話ではなく、クラウスもグレーテも寝る時間を削っているので疲れがたまる。特にクラウスは別の任務もこなしているので、うっかり手に傷を負う程の集中力の欠如が起き出している。

この頃はもうグレーテの愛情表現が隠さない姿になっていた。クラウスの方もそれがグレーテの愛情表現であると受け止めた上で受け流しているが、でもグレーテからペンを取り上げられて寝ろと言われてその場で寝てしまう程の信頼は置いていた。あのペン、あとで何かあるんじゃなかろうか。
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グレーテが男が苦手と言うのは、前回さらっと出ていたが、クラウスにはこの時に明かしたのか。時系列的にはクラウスが先に聞いた事になる。

グレーテ、サラに作戦の進捗と指示をしている。この中で例の狙撃事件については痕跡が見つけられなかった、特にサラのペットでも分からなかったと言うので、やはりこれはサラのペットが居るのを知ってる人間、即ち仕込みではと思った。ただしこの場で気になったのはサラが作戦遂行の上で少し弱気と言うか不安を持っていた事だ。

グレーテ、次はジビアに指示。深海の岩石....ちょっと何を言ってるのか分かりません。グレーテがクラウスの言葉を翻訳してくれた。ウーヴェから明日の会食に来る人物のリストを探れと言う事だ。これがジビアがうまくやる。すっかりウーヴェと会話のノリが出来る様になった。

そしてリリィへ。リリィはそのドジさから仕掛けをする間の注目を浴びろと言う。うーん、これって役に立ってるのか駄目なのか。いや、結果的には役に立ってるみたいだけど。

会食が始まった。こんなに集まるのか、政治家のパーティー。でもグレーテをじっと見ているオリヴィア。
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そのオリヴィアからグレーテは呼び出される。切り出しは政界が男性社会だから若くて綺麗なメイドが出て欲しいからちゃんと出てほしかったと言うクレーム。ここで例のグレーテの男性が苦手を白状するとメイドをやめさせられるかもと、グレーテは好きな人が居るので他の男性と接したくなかったと言い訳する。これにオリヴィアが興味深く食いついて来たからうまくごまかせたかなと思ったが、オリヴィアがおかしな事を言いだした。

殺し屋が来た時にジビア達と話していたイケメンが居た。あれなのか?おい、ただのメイドがクラウスの姿をしっかり視認していた?グレーテは流石にそうだとも言えず、それは学校の先生だと答えたが、だったら自分が貰っちゃおうかな。酒を飲ませてたらしこめば良いと。そのクラウスに対する物言いにどうやらグレーテがムカっとした表情を見せたらしい。スパイとしてはどうなのか。そしてそれをオリヴィアが気づく。これもまたどうなのか。後から考えるとこれはグレーテがわざと誘ったのかもしれない。

ただ、最後の重たい女は愛されないと言うオリヴィアの言葉はグレーテには本当の所で響いたらしい。そして辞去する時にガルガド帝国の工芸品のブローチを発見。こうなるとますますオリヴィアが暗殺者本人かその繋がりと言う事になる。

だからあんたは愛されないんじゃないのと言うオリヴィアの言葉は本当に響いた。そこにリリィが入って来てグレーテの疲れをほぐしに来た。リリィ、この辺がやはりリーダーの素質だろうか。でもそれだけじゃなかったんだな。このタイミングで盗聴器を仕込んだか。

グレーテに言われたからだろうか、クラウスがサラの所を訪れて安心させる。自分が必ず守ってやる。そして逆にサラからクラウスにグレーテを気にかけて欲しいと。

また銃撃音。それに気づいたジビアが反撃中のウーヴェを窓から引き離す。ウーヴェ、この頃になるとビタミンも補給されて夜目も少しは効く様になって、銃撃したのが「痣男」だと言うのだ。その痣男、二度も銃撃に失敗してるのでやはり本物の暗殺者じゃないよね。

ジビアはこんな事が重なるなら警備員を増やしたらどうかとウーヴェに進言するが、それにオリヴィアが反対。このタイミングで部外者は危険だし、そもそもジビア達外部の人間もあやしい。前回も今回も銃撃に全く動じていない。一度身辺調査をやり直してはと言う。

だがここにグレーテが来て言う。ガラスを素手で握るのは危険ですよと。バレたオリヴィアが立ち去るが、あれってガラスの破片で実力行使しようとしていたの?

オリヴィアの行動を見抜いたグレーテだが、そのグレーテも疲労が溜まっていた。もうこの先は失敗は許されない。フラフラのグレーテをまたもリリィが支えるが、今回は違うぞ。騙されたなとリリィはみんなでグレーテを確保。リリィ、グレーテに盗聴器を仕掛けていて、あの痣男はグレーテなんだろうと指摘。やはりわざと外して本当のターゲットの燻り出しか。
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グレーテが本当の暗殺者を燻り出す為にやっていたと明かすと、リリィは、流石だクラウスの負担をグレーテは背負っていると言う。そして自分達は直接クラウスの負担は背負えないが、今度はグレーテの負担を背負わせてくれと。

そこにオリヴィアの声。やはりお前達は工作員だったか。もういい、今回は派手にやろうと爆弾を放り込んで来た。これはベッドに隠れてなんとかしたが、クラウスを予防と言うリリィに、グレーテはクラウスは今ここに居ないと言う。

あれ?クラウスさん、一体なにやってるの?

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