謎解きはディナーのあとで・第8話

成程、トリックは分からない作りだったけど、動機とかは全部前回の中に含まれていた。

密室殺人事件などこの世には無いと言う影山ではあるが、流石に現場を見ないで判断は出来なかった。と言う事で麗子に連れて行って貰う。バレない様に服装を変えるかと思ったらいつもの執事の格好で行くんだ。

現地のフレスコ画を見て、ここで麗子から話を聞いた中にあったエピソードから仕掛けを導き出す。それは広明が慶山が作成中に行った時に先ず右上の窓の所から描いていたと言うものだ。慶山は右利きと言う話で、なのに何故か右上から描いていた。右利きだったら左から描くものではないのかと。え?そうなの?ああ、ハシゴを使うからそうなのかもしれない。液タブで描く場合、私は左利きなんだけど右から描きたい。何故なら描き上がった部分が手に邪魔されずに見えるから。

影山はハシゴを立てて窓を触る。風祭の時もそうだったけど、一人で絵を描くのではないのならもう一人がハシゴを支えるのが工事現場の鉄則なんじゃないのか。

ともかく影山は窓の形をした出入口を発見する。そこからどこかに行ける?二人はフレスコ画の裏にある階段を下りていた。ああ成程だから慶山はダイイングメッセージとしてフレスコ画を指したのか。
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そして下がりきった所に部屋への扉がある。ここまで来たら行くしかない。果たせるかな中に入ったら何者かが居た。その何者かが剣をふるって襲って来る。影山が警棒で応戦してお嬢様を逃がそうとするが、麗子はお嬢様もさる事ながら警察官。ここで逃げる訳には行かないと体当たり。でもこれが影山まで吹っ飛ばす。

何者かが再び剣を握って麗子に斬りかかる。これを誰かが身体をはって防いでくれた。ああ影山、なんと言う事。と思ったけど、それは帽子を忘れたからとやって来た風祭だったのだ。斬りかかられたけど命には別状無かった模様。

中に居たのは「埋蔵金小判」で影山と組んだと言われ、昨日から行方不明の笹野。影山が埋蔵金小判の情報を掴んで探しに行ったら見事に発見。
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ただ、鑑定は笹野に頼んだ。ここで笹野と仲間割れ。笹野が欲張ったせいで慶山が怒り笹野が逆襲して慶山を刺してしまった。笹野は咄嗟にフレスコ画の裏に隠れたから事件のあった日から行方不明となっていたのだ。ところがそこから出るに出られずすっかり憔悴していた。まあ素人で力が落ちていたから風祭も無事だったんだな。

殺人の実行犯笹野は勿論御用となるが、あの友江と広明の公正証書も偽造だったし、そして相原が埋蔵金小判の始末を謀った事で捕まってしまった。

 

花見の場所で麗子達は豪華な調度で酒盛り。すっかり酔った麗子がうっかり近くの人に酒をこぼし、何するんだと麗子に向かった男がなんだ綺麗なねーちゃんだなと言うものだから麗子が蹴飛ばす。ところでこの男、風祭みたいな白いスーツを着ていた。

さて、事件が起きる。河川敷で倒れて死んでいた男も白いスーツの男。そしてその目撃者も白い服の男。二人は顔見知りだったらしい。石黒の野郎だと言う。記憶が定かじゃないので一見では何とも分からなかったけど白いスーツだと花見の現場で麗子が倒したヤツと同一人物なんじゃ?と思ったが、誰も何も言わないから違う?で、今見返したが、違うね。しかし今どきこんなに白いスーツの男居るのか?

現場に遅れてやって来た風祭だが、オシャレで着てる筈なのに白いスーツをどうのと言われるとムッとするらしい。おいおい、もっと自分のオシャレに誇りを持てよ。

今回の問題、倒れて死んでいた男は溺死の可能性がある。鼻から泡を出したのがそれ。でも服が濡れてないし、河川敷で発見されてる。あ、服はこの白いスーツを着ていた犯人が取り替えたとか?

発見者の芝山曰く、石黒は金を借りて返さないと言う。芝山は貸金業者。対して石黒は風説の記者。次に風説社へ。編集長に聞いてみたら石黒はフリーの記者で醜聞のスクープが得意。なので敵も多い。例えば神原志穂を狙っていた。それを聞いた麗子、昔好きだった不思議仮面シェークトピアを演じていたのがその神原で、ファンなのだ。

と言う事で次ににその神原の所へ事情聴取。しかし神原は麗子の夢を壊す現実だった。
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一応この時の様子だと神原は石黒に全然心当たりが無い風ではある。

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忍者と殺し屋のふたりぐらし・第7話

ああ、そうだったのか。また酷い話にしてくれるものだ。

さとこがスマホゲームにはまっていた。さとこのキャラだとこう言うのは駄目な方向に行きそうだと思ったら500万円課金したそうだ。でもそのゲームが終わってしまう。さとこはゲーム内で活躍したのを褒められるのが嬉しかったと言うので、このはは、だったらSNSやってみたらどうかと言う。

と言う事でそれを教えてくれる人として★ゆり★裏垢さんこと百合子を紹介してくれた。そんな黒歴史と慌てる百合子、その頃の経験を活かしてさとこに一生懸命使い方を教えてくれる。

と言う事でさとこのアカウントが出来た。さとこが作った料理の写真をあげたらイイネがちょっとつく。それだけでさとこは嬉しいのでこれまたハマりそうで、これまた良くない未来になりそう。

このはが学校に行くとあの吉田が話しかけて来る。他の生徒が吉田にあの人と関わり合いにならない方が良いと言っても、吉田は進路希望の事とか相談にのってあげると言うのだ。それで今度うちに来ないかと。幼馴染が進路の事で話を聞いてくれるからと。

それで吉田の家に行ったのだが、吉田は両親がどこかに行ってしまって居ないんだと言うのだ。
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じつは序盤で吉田の父親の殺しの依頼を見た時に依頼者が女とあったので、まさかこの子が依頼したのかとその時は思ったが、この吉田の雰囲気だとそんな子ではなく、じゃあ奥さんが依頼したのか?で、姿をくらました?ともあれだから今の吉田は身寄りの無い子で、高校を卒業したら独り立ちしなくてはならない。

そこにやって来た吉田の幼馴染と言う佐藤葵。ちょっとさとこに似てると言うのだ。その佐藤は勉強が出来て、でも靴が描かれた時にボロボロでいかにも経済的には貧しい感じの子で、国立大学の医学部に行って医者になると言うのだ。ああ、医者になってお金を稼ぎたいのかな。親を養いたいのかな。

ともあれちょっと仲良くなったのだが、この登場の仕方では今回のターゲットはこの子になりそう。

佐藤は経済的に貧しいのみならず、どうも学校では勉強出来てるからと同級生からは利用されていそうな描かれ方をしていた。

さて、このはからSNSを勧められ百合子から使い方を教わったさとこだが今度は自撮りしてる。しかもちょっとヤバい姿で。料理の写真を撮った時、たまたま自分も写ってしまってかわいいねと言われ、それではと自分の写真をあげたらそっちの方がイイネがつくのでそれにしたと言うのだ。料理の方なんて実際に食べてもいないのに文句つけるヤツが居る。

このさとこの様子にこのははSNSやってる姿が楽しそうじゃないとズバリ。目的を見失っていたさとこ。
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もっと自分の好きなモノとか写真に撮るのが良い、今度デジカメ買おうと勧める。

この時はデジカメなら撮った写真はそのままではSNSに上がらないからそっちの方が良いかもねと思ったけど、さとこは色々撮って、そしてこのはも撮って結局SNSにあげるのだ。だって自分の好きなモノを撮ってあげろと言われたからと。

それは良いのだが、そのせいで学校サボってるのもバレてしまった。

そしてとうとうその時が来る。新しい依頼は佐藤葵を殺して欲しいと言うもの。何故?と思ったら息子の受験の強力なライバルだからと。そんなつまらない理由で。これをこのはは断らない。今までだって断ってない。

ある日、佐藤が小さい弟と買い物をしてアパートに帰って来た時にやってしまう。忽然と消えるから弟は姉がどこに行ったのか分からない。

そしてある日の街角。吉田がチラシ配りをしていた。探し人のチラシ。そう、佐藤葵が行方不明になったから探しているのだ。吉田は両親もある日居なくなり、今度は幼馴染が居なくなってしまった自分の周りはどうしてこうなっちゃうのだろうかと言いつつ頑張って探している。
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これを見たこのは、自分も配るとチラシを手にする。無駄だと分かってるし、償いにもならないけど。

今回の話はいつにもまして酷いと言うか、どーすんのよこの作品。
アニメ見てから原作見てるけど、佐藤葵の件も原作そのままなんだよね。

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完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる・第7話

ユリウスはお話にならないどころか憎悪させ抱かせる。国王は病なのにフィリアの薬の処方は破棄されてしまった。フィリアは新しい処方を、今度は治るかもしれない処方をくれる事になったが、それまでユリウスを掣肘出来る人物が必要だ。それは第一王子のフェルナンド。

と言う事でミアはフェルナンドへの接触を図る。第一王子派のピエールが護衛隊長になってくれたのでフェルナンドの所へ案内して貰えた。

12年籠もったフェルナンドはミアが説得しても頑なに知らない事だと拒む。取り付く島も無い。以前フィリアの薬で快方に向かったのに、どうもフェルナンド自ら飲むのをやめたみたいだ。

それをフェルナンドに問うてみた。一度表から退いたフェルナンド、今更身体が良くなってどうするのか。良くなったら今度は王位継承の争いが起きてしまう。それが恐ろしい。だから飲むのをやめた。なら私がフェルナンド殿下の身の安全を守りましょう。ミアがそう言って少しはフェルナンドの心も揺らぐ。
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パルナコルタの聖女お披露目の時にも姿を見せなかったパルナコルタ国王エーゲルシュタインだが、今更フィリアと会いたいと言う。

国王はこれまでのフィリアの聖女のお勤めを労う。そしてフィリアの望みを聞いてやりたい。何かあるか。迷うフィリアに国王は隣国に残した妹を助けたいのではないか、と言われてフィリアは必死で助けたいと願った。

それを聞きたかった。フィリアはもっと自分の望みを言うべきだ。と言う事でオスヴァルトにパルナコルタ騎士団をジルトニアに送るのを命じた。
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ただ、このままでは足りない。

と言う事で、グレイスの力が欲しい。しかし大破邪魔法陣を大陸全土にはりたいと言うのを、フィリアだけでは出来ない。だからグレイスの魔力を同調する魔力収束術をして欲しい。それでもグレイスだけでは足りない。だからグレイスの三人の姉にも手伝って欲しい。魔力同調をまず教えるので、次にボルメルン王国へ行って三人の姉の聖女にもそれを教えて欲しい。グレイス、喜んでそれを手伝う事にする。
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頑ななフェルナンドだが、ミアは諦めずに説得を続ける。今まで逃げて来たのから動くのが怖い。しかしミアはフェルナンドを励ます。このまま逃げたら負け犬にすらならない。逃げてるのだから。

これでようやくフェルナンドは自分で動く事を考える。

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ボールパークでつかまえて!・第8話

モーターサンズスタジアムはドームではないので天候によっては強風が吹く。当然野球のプレイにも影響あるだろう。獅子尾に無理するな怪我するなと言ってたのでこれはその話かなと思ったけど、そっちじゃなかった。

ルリコ、風が強いからいつもと違う入れ方と言う。これは飲まない私でも予想出来た。泡が飛ばない様にだろう。ただ事件はルリコが村田の所へ行った時に起きる。ああ風か。期待どおりに風でスカートがめくれた。でもこれってテニスみたいにスコートなんじゃないの?

ルリコが気にして見えた?と言うと村田が見えた見えたとやけに強調する。見えたのはコジローのホームラン。丁度ルリコの影になりそうだったけど見えたと言うのだ。なんだか無理がある言い方。ルリコ、スパッツの方じゃないのかよと言いながらまたもビールの押し売り。でもこれに村田が気づく。風が強いから泡を減らしてるんだと。分かってくれる人間がここに居た。やりがいあるわー。

見えて無くて良かったと思うルリコだけど、当然村田は見えていたのだ。
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ルリコとこころとアオナ、今日は休日。なので仕事抜きでモーターサンズスタジアムに観戦に来た。

トイレ帰り、ルリコが村田を発見。普段着の自分を認識して貰おうと行ったり来たりするのだが、これは気づかなくても仕方ないのでは。サングラスしてるし。

そして別の日、ルリコは怒りながら普段から売り子の顔の区別がついてないんでしょうと村田に絡む。でも村田は気がついた。今日のルリコは髪に飾りがある。分かって貰う為に目印としてつけたルリコだが、いざ村田にバレると赤くなる。
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ネットニュースにご用心と言うサブタイな上に怪しいと影が忍び寄ってるとかナレーションが入るのでページビュー稼ぎのネットニュースが捏造記事でも書くのかなと思った。と思ったら、中泉が記者の飯島と言う人をアオナの所に連れて来た。記事にするので今日少しの間つきあって欲しいと。教員採用試験の面接で頭が結構いっぱいそうだけど大丈夫かなと思ったが、これが良かったのか。

実は飯島、編集長からこないだの記事もPV悪いから捏造してでも記事を書けと言われて来たのだ。ニヤリって顔するけど、この作品は結果的に悪い人は出ないと思うので最終的には良い方向になるだろうと信じて見ていた。

案の定飯島はアオナに誘導質問をする。売上悪いとシフト減らされてバックヤードはギスギスしてるんじゃない?と聞くが、そんな事はない、ブルペンと同じ。成績悪くてもみんなで応援してくれる。

それではと嫌な客が居るのではと聞くと、そんな事はない、チームの成績が上がってるところだから作り笑いなんてしてる暇無い。そこにルリコが来たからこいつならボロ出しそうと客を転がすさしすせそやってるんじゃないと聞く。それ、水商売のさしすせそなんだっけ?しかしルリコ、ギャルのさしすせその事だなとそっちで答えた。
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思う様な言質が取れない飯島、アオナに愚痴をこぼしたけど、アオナは球場に居るみんな楽しんでると言うので何故あんたはそんなに他人の良い点ばかり見てるのかとこぼす。それがアオナには響いた。あの教員採用試験の面接で何を言おうと思っていたけど、これなんだと。

すっかり沈んだ飯島に今度は母から電話。モーニングコールとかぶどうとか、色々面倒見てくれる母は飯島の記事もしっかり読んでくれていたのだ。こんな母に応えられなくてどうする飯島。

飯島は編集長に「売り子の強制労働」を「売り子の共生労働」の記事にしたいと電話した。ホラ最終的には良い方向に行くんだよ。それが良い。

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ざつ旅-That's Journey-・第7話

ちか、りりの所にアシに来ていた。りりから次は伊勢湾に行くんだよねと聞かれ、だったら神様に会いに行こうかと言われた。まあ伊勢ったら伊勢神宮だから。

ともあれ、それでブラタモリの伊勢路編開始。白子で下車してお魚を食べようと鈴鹿市漁業協同組合へ。うん、私もそこで食べられるの?と思ったけどやはりそこに食事処は無かった。まあ築地のイメージだとあると思うかも。

そこでさらに電車に乗って伊勢市駅へ。まあちかの事は言えない程に、伊勢神宮と言うと近鉄に乗って伊勢の方へ行くと伊勢神宮がある程度しか知らない。

りりが野暮用とか言ってカバンをゴソゴソしていたので、多分酒買ったんだろうなと思った。ブラブラ歩いて飛龍頭を発見。食べてる最中に突如りりは食べかけをちかに任せて道路に飛び出そうとする子供を止める。止めるって仁王立ちして防ぐだけなんだけど。

でもそんな配慮ができるりりって良き大人だな、酒飲まなければと思う。

伊勢神宮に外宮と内宮があるのはブラタモリ以前から知っていた。これは有名なので。でもブラタモリで外宮と内宮があんなに離れているのは初めて知った。なので、ちかとりりもバスで内宮へ。
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その後もりりは度々店に入るから酒を買ってるんだろうと思ったが、ひとつは明確に酒樽のある店だった。

伊勢路もざつ旅なので宿の予約はしていない。夕方近くになって宿を探して鳥羽へ。そんな訳で宿の食事には間に合わなかったけど、宿の女将が食事処に電話して送迎車を呼んでくれた。慣れた感じなのでいつもの事なのだろう。

宿に戻ってさっぱりしたので早速りりは酒盛り。ちかにもあるよと言って甘酒。あれってノンアルコールなんだ。飲んだこと無いので。

りりが飲むきっかけは田舎のじいちゃん達が楽しそうに飲んでたから二十歳になったら飲んでやろうとずっと思っていた。そして誕生日の午前0時を待って飲んだが最初はむせた。でもじいちゃん達が楽しそうなのに悔しいと思って頑張ったのだ。うーん、頑張って酒飲みになったのか。私は祖父母の世代が酒を飲んでる場面に遭遇した事無いな。

ただ、このエピソード、悔しいと言うのが原動力になると言うのがちかに伝わった。

翌日は夫婦岩へ。ブラタモリ伊勢路編でも登場。砂浜から突然岩場になっていて、ここが中央構造線かぁとなった場所。

最後に帰り道。妙な人から声をかけられた。怪しい。まるでブラタモリでいきなり登場する解説者みたいだ。ここで気になったのはりりがちかの背後に隠れた行動で、これは悪い気配でも感じたのかと思ったが、単に人見知りだった。そしてその怪しい解説者、伊勢路の解説をしてまた突如消えた。神様に出会ったか。
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神様にも励まされてちかの新しいネームが出来る。今回は編集の吉本にも良い線行ってると言われたが、主人公にドキドキ感が欲しいと言われる。そして吉本からの提案。深夜バスで旅に出ろ。その結果、アンケートで一番を取ったのはドリームスリーパー号だった。

あ、それは知ってるぞ。お高い深夜バス。選択肢の中では唯一知ってる深夜バスで、そして画像検索してみたら一番お高そうなヤツだった。

ちかは実はバスに弱かった。小中高の時はエチケット袋のお世話になった。
バスタで顔合わせしたのはゆいと冬音。今回はこの三人でざつ旅へ。取り敢えずドリームスリーパー号の二万円の料金は一旦吉本が建て替えた。
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勘違いの工房主~英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話~・第7話

クルトの幼い頃の思い出。角のある女の子に話しかけても返事してくれないので涙目になるけど、それは父からこの村の人と話すなと言われていたから。でも独り言と言う事で仲良くなって森に行ったらその女の子ヒルデガルドが猛毒のパープルベリーを食べてしまって薬を作って、飲ませてやった。そんな思い出。それが10年前。
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辺境町の工房はあちこちの頼み事を聞く役目になってしまったらしい。今日行った村では水不足で何とかして欲しい。隣村には溜池があるから権力のある工房主から何とか言って欲しいと言うのだ。工房、いつの間にか統治機関になってないか。

ユーリシアは隣の村に水を分ける様にと言いに行ったが、そっちの村も実は水が尽きていたのだ。それで水を融通してくれない。じゃあどうするの。と思ったところで丘の上に湖が出来ていました。さっきクルトが鳥の世話を頼まれて、鳥も水不足になっていたので湖を作りました。これで両村とも救われたけど自然体系大丈夫か?

このお礼で色々な卵を貰った。あの仕事でこの程度で良いのか。

リーゼロッテの方はこの一帯の領主タイコーン辺境伯の所へ行っていた。さてこの腹黒たぬき(リーゼロッテ談)、工房主の情報を探ろうとリーゼロッテに探りを入れて来た。リーゼロッテとしてはクルトの情報を漏らしたくない。だから色々はぐらかす。タイコーンは辺境町に名前が無いから名付けたいと言うが、町の太守が居ないと付けられない。そこでタイコーンは工房主が太守になってはどうかと言う。太守になってしまうとクルトは前面に出なくてはならなくなる。それを避けたかったのにアルレイドは迂闊にも(クルトなら)その資格がありますとか言っちゃった。

なおも抵抗するリーゼロッテだったけど、タイコーンが工房主が人間的に問題あるのかと言うので、カチンと来たリーゼロッテは彼こそは相応しいとか言っちゃった。
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さて、例の卵を持ち帰って調理しようとしたけど、その中の一つは有精卵だったのでその卵を孵そうとしていた。

でも卵から孵ったのは人間の姿をした子供。しかも結構育ってる。でもユーリシアは冷静に考える。卵から人間は生まれない。だとしたらこれは魔物ではないか。クルトに似た姿で可愛いのは人間を油断させる姿かもしれない。もし我々に仇なす魔物になるのであれば今のうちに始末する必要がある。うん、ユーリシアの考えは理に適う。

でもクルトは感情的にその子が悪い子には見えない、責任を持って育てると言う。感情に流されるなと思ったユーリシアだけど、ママと言われてユーリシア惑う。リーゼロッテが抱いてもママと言うし、シーナには姉姉と言う。これでみんなほだされた。ただ、本当に魔物でみんなを騙そうとしていたら思う壺なんだけど。そして名前はアクリとなった。
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それでも油断しないユーリシア。アクリの唾液と毛髪をミミコに渡して分析して貰う。
そしてアクリが外に出られない子供部屋をクルトに作って貰った。ミミコの分析が終わる迄はリーゼロッテに近寄らせる事は出来ない。

そしてまた工房はお仕事へ。なのにその馬車にアクリがいつの間にか乗っていた。ミミコのファントムは優秀で普通の人に化けて、アクリを家に帰すのを託せた。

さてまた別の村へお仕事。
よく来たな勇者達よ!

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日々は過ぎれど飯うまし・第6話

美味しく食べ続けていたらいつかはこんな日が来ると思っていた。毎度美味しく完食していたせいでまこは太ってしまった。買い物に行ったショッピングモールで試着したスカートが入らない。ここでやめておけば良かったのをみんなを誤魔化して買って帰って来てしまう。あれが入る様になる迄ダイエットしなくちゃ。
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但し無理なダイエットをするとやつれた様子をみんなに気づかれる。正直に話したらなながこの近くにスポーツジムがあるから行こうとまこを誘う。さらには他人事として見ていたつつじだったのに、しのんとくれあを食文化研究部の部長と副部長に本人のことわりも無しに登録してしまったせいで、つつじもジムに行けと言われてしまう。

まこはランニングマシーンで走り込みを始めたが、止め方がが分からずに落ちてしまう。あれってあんな安全クリップので止めておけば大丈夫なの?

そんな訳で三人とも全然順調ではない。貧弱三銃士。
それでも何日か通ううちに慣れて来る。

汗をかいたら風呂へ。つつじが前々から気になっていたサウナに行ってみたいと言う。貧弱三銃士、サウナは初体験みたいで、加減とか分かるのかな。つつじがウロウロしながら我慢してたけど、あれ大丈夫なのか。

それでもヤバい状態にはならずにサウナと水風呂を繰り返して、多分かなり汗かいたのでは。

大分痩せたかもとまこはあのスカートをはいてみたら、ちゃんとはけます。それでも入学時の体重よりは未だ多いみたいでまだまだ精進は続く。

でもその姿はマズいのでは。そんな時にしのんが貰ったハンバーガーの割引券でみんなで行こうかと言う事になっていた。それは事務員さんからみんなで食べてる写真も欲しいと言われたから。逡巡するまこにつつじが「チートデイ」と言うのがあると連れて行った。

え?ハンバーガーショップってあんなに色々メニューがあるんだ。
今日まで頑張ったのでチートデイで発散しよう。今日だけは。

今日だけは?
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mono・第6話

丸石道祖神、そんなものが山梨県にはあるのか。しかも現在絶賛イベント開催中で、アプリで県内の丸石道祖神を撮って、完全な球体に近いと優勝。賞品はコスタリカ旅行で、コスタリカでも丸い石を撮ろう。

春乃はこのイベントに乗り気で、シネフォト部の三人も動員する。いきなり外を歩いて探しても暑いし、そもそも今どきなら先ずGoogle Mapを持てあたりをつけてから行くよね。と言う事で、先ずはエアコンの効いた部屋でGoogle Mapを見て探す。

さつきや桜子は次々と見つけるが、なかなか見つけられないアンはすぐ飽きた。飽きてたいしょうにイタヅラしようとしたら、逆襲を受けて頭にキュウリが直撃。ただ、これのおかげで以前見た場所の記憶が蘇る。

さてリストアップしたのを車に乗ってアプリで撮ってまんまる度調査。これ、スタッフが事前にピックアップしてあるのか。番号付いてる。アンが見つけたもの、まんまる度は95%あったけど、道祖神じゃないと弾かれる。

色々探し回った挙げ句、家の裏にあったのが最もまんまる度が高い。え?これもスタッフが見て回ったの?ともかくこれで二位。主催者からでかい賞品が送られて来たが、うん、多分そうだと思った。そう言う物だと思った。
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と言うか、開催サイトに賞品書いてなかったのか?そんな事はあるまい。

 

春乃、原稿があがったので無性にカレーライスが食べたくなる。と言う事で今回はさつきと華子と三人でカレーを食べに店に行ったら、今日からの臨時休業。次に狙った店は定休日。こうなったらと、ほったらかし温泉迄行く事にした。おや、今度は大丈夫そうだなと思ったら温泉に入ってる間に売り切れ。次に狙ったのは南相木村。もっと近場にいくらでもあったんじゃ。

春乃は大丈夫近道あるからって、大弛峠の道を出すが、そこは確かヤマノススメの金峰山に行く場合に近い、つまりそれだけ山奥、と言う場所では。案の定、ワイルドな道で、さつきと華子は気分が悪くなってしまい、挙げ句の果てに、しめじ祭のせいで売店はこの日はしめじ料理しか置いてなかった。

結局コンビニカレーになったものの、原稿は間に合わなかった。
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謎解きはディナーのあとで・第7話

冒頭でお宝探偵団もどきをやっていて風祭が登場していた。この部分、麗子をイラっとさせる以外で何か意味あるのかと思ったら、風祭が持ち込んだ小判の判定をした美魔女鑑定士笹野祥子が話に関係して来るのだった。

事件が起きました。有名画家の松下慶山が刺された。風祭からの連絡で麗子も現場に向かう。事件現場は慶山の離れのアトリエ。そこには巨大なフレスコ画。麗子はどこかで見た記憶があるなと思ったら慶山の息子の広明の絵がこれに似ているのだ。世間ではトレパクと言われていた。親子の間でこの構図の利用を許可したのしないので揉めていたらしい。
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そこに風祭が持ち出したのは「庭先の自画像」。これも慶山の有名な絵らしい。うちには6点程あると。但し「庭先の自画像」は高くて買えなかった。アラブの石油王が所蔵してるらしいと言う。これ、後から出てくるんだよねえ。

ここで第一発見者が来た。一人は中里真紀。美術史のライター。もう一人は相原美咲。遠縁にあたることから松下家に下宿して美大に通っている。

発見までの経緯はこう。中里が慶山と約束してあったので約束時間の20時の10分前に本館を訪ねた。慶山の妻の友江が出て相原に案内させてアトリエの別館へ。しかし別館の玄関を開けようとしたら慶山の悲鳴と思われる声が聞こえ、玄関からまっすぐの廊下をアトリエに向かってその扉を開けようとしたらガシャーンと言う音が聞こえた。

アトリエ内では慶山が背中にナイフが刺さっていて、駆けつけたら慶山はフレスコ画を指さした後で力尽きた。玄関の中も、アトリエの中も誰も居なかった。これは密室殺人事件!と風祭が叫んだが、この時点ではまだ慶山の死亡は確認されていないんだけど。

密室殺人事件でよくあるトリックは犯人が部屋の中に隠れていて、駆け込んできた者が被害者に目を奪われている間に脱出すると言うもの。麗子が可能性を提案したら、今回の風祭はそれは僕も考えていたんだよとかいつもの調子にならず、それは鋭い指摘だと言う。でも風祭に褒められると嬉しくない。

ただ、今回は中里と相原が慶山の両側に駆けつけたので、部屋の扉も玄関への廊下も丸見えだった。誰も居なかった。
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こうなるとよくあるパターンは音がした時より前に犯行が行われ、二人が向かった時に音が起きる様にしてアリバイを作ると言うもの。

と言う事で、残った二人の人物にも話を聞く。息子の広明もハシゴの倒れる音を聞いたから駆けつけ、惨劇を見て救急車を呼んだ。例のトレパク疑惑については妻の友江がそれはちゃんと使用許可が出てると公正証書を差し出す。

アトリエのフレスコ画のモデルは誰なのかと聞いたら友江は自分に決まってると言う。ところが風祭が慶山が最後にフレスコ画を指さしたと聞くと、自分が犯人扱いされない様に手のひら返しをして自分がモデルではないと言う。そしてモデルは中里だと言い出した。

密室殺人事件の謎をとく為に風祭はハシゴをかけて天井を探る。確かに天井に逃げ場があればそこから逃げてハシゴを倒してしまうと言う手はある。だがどこにもそれらしい物は無い。ところでマジでハシゴから落ちたら危ないぞ。

音を聞きつけた中里と相原がやって来たところで風祭が何もオブラートに包まずに中里は愛人なのかと言い出した。でも慶山が付き合ってる相手は自分ではなく、あの鑑定団で登場した笹野祥子だと言うのだ。鑑定団の話、関係して来たな。しかもそのタイミングでテレビ局から電話があって風祭に出演依頼が来たのだ。でもその場で話をしたおかげで中里から情報が聞ける。笹野が体調不良と言うのは表向きの理由。昨日から笹野とは連絡が取れなくなっている。

さらに加えて風祭が引っ掛かった徳川埋蔵金小判の偽物が最近出回っているが、それはみな笹野の絡みだと言う。慶山は画家である他に彫刻家でもある。まさか金貨偽造を手伝った?随分きな臭くなって来たじゃないか。

テレビの収録に行くので翌日は麗子に全部任せたと丸投げする風祭。困ったものだと家に帰った麗子だけど、宝生家にあの慶山の「庭先の自画像」があるのだ。アラブの石油王が買った事になってるお高い絵。宝生家のアートの墓場にあった。

さて、今回の件、影山に密室殺人事件だけど興味ある?と麗子が尋ねると影山は密室殺人事件などこの世にない、天井裏は調査したのかと言うのだ。でもそれって風祭がやった。なーんだ風祭と同レベルねと言われて影山がピクついた。と言う事で事件のあらましが麗子から語られる。

それを聞いた影山、まずはお嬢様の閃きをお聞かせ下さいと言うので麗子は自分の推理を語る。麗子に見立てでは殺人事件ではなく事故死。ハシゴから落下した拍子にナイフを刺してしまった。

それは聞いた影山は「確かに、お嬢様の凡庸な閃きなど、誰かに話すほどのものではございません。聞くだけ時間の無駄でございました」などとまた麗子を貶す。
参考資料
まあ事故で背中にまっすぐは刺さらないのでは。

かと言って麗子から聞いただけでは部屋の様子が分からない。なので影山は事件現場に連れて行ってくれと言う。部外者を連れて行けないと言うけど、宝生家の力ならと言われて麗子は連れて行く事にした。

が、ここで風祭が帽子を忘れたと行って戻って来るみたいで、ここで初めて影山と風祭の遭遇と言う事になるだろうか。

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忍者と殺し屋のふたりぐらし・第6話

前回ロボ子を始末してしまって二人の関係性がおかしくなったこのはとさとこ。そこにまた里の抜け忍の追手草隠さくらが現れた。このさくら、胸がデカくてその胸の谷間から到底そこに収まりそうもない巨大な剣を引き出す。そして覚悟しろと構えるのだが、この時点でもうこのはに後ろを取られて殺される。
参考資料

さとこ、さくらの葉っぱを回収して復元の練習に使うと言うが、そう言えばロゴ子の葉っぱは回収しなかったね。

その二人のところにマリン登場。ロボ子の仇。と言っても仕掛けて来たのはマリンの方だと指摘されたら悔しがりながら、それでもちょっと痛い目に遭って貰おうとメカ触手発動。これをこのはがさとこを盾にして防ぐ。まあこのはの言い分は分かる。ロボ子を消したのはさとこの一存なのだから、仇と言われたらさとこを差し出すだろう。

帰ってから例によって食事を作ったけどこのはがいつもの笑顔にならない。ロボ子の方が美味しかった。

そんな事言われて愚痴を言いに来た先がマリンの所。リーダーの所じゃないのかよと思ったら電話が通じない。住んでた場所は先日破壊されて引っ越して場所が分からない。それで来るのかよと思うマリン。さとこ、もう一回ロボ子を作ってと言うけど、あれはマリンがたまたまよく作れた物だし、それにロボ子が出来たとしてまたさとこはそれで居場所が無くなるのではないのかと言われたら、今度はさんにんぐらしにすると言うのだ。そうは簡単にいかんだろう。

ただ、マリンさんの分析能力は凄い。今のさとことこのはのおかしな状態は、このはがロボ子をさとこと勘違いしたまま仲良くなりすぎてしまった。でもロボ子が消えてさとこが戻って気持ちの整理が出来てないのだろうと言う。マリン、少女マンガ読んでるから分かると言うのだ。うーん、どうだろうか。

ふと気づくとさとこの胸が大きくなってる。どうも昨日マリンのメカ触手にやられてから成長したらしい。これは面白い。マリンは暫く実験に付き合って貰おうと言う。ここ、アニメでは数日だけど原作では数ヶ月なんだよね。

数日経って戻ったさとこの胸が巨大化していた。ただの巨大化でなくて普通じゃない巨大さ。さとこがこれをやったココロは、冒頭の草隠さくらの巨乳から巨大な剣が出たのを見て、自分もロボ子みたいに巨乳の中に道具をしまってこのはの役に立ちたいと思ったのだ。にしても大きくしすぎでは。

でもやはりでかくしただけでは道具をしまえない。やはりあれは忍術が必要。こうなると巨巨乳だけが残って色々不便になってしまった。

これではこのはの仕事の足手まといなのでさとこだけ先に帰す。でもこのはが戻ってもさとこが居ない。ちょっと遅れてさとこが帰って来たが、おや、胸が汚れてないか。例の転んだら匍匐前進するって言ってたヤツか?そしてさとこはこの不便な巨乳で何とか家事とかをこなそうとする。足元が見えないから足でまずさぐり、手元が見えないのは鏡で見て炊事する。この辺は健気だよね。

胸に物を隠す忍術の件をリーダーに聞こうとしたが、繋がらない。ああ、それ着信拒否だねと言われる。どうやってリーダーと連絡取ろうか。これでこのはが一計を案じる。

さとこを殺しの依頼人とする。その時に依頼オプションとして居場所の特定を入れておくと殺し屋組織がターゲットの居場所を発見してから依頼が飛ぶ仕掛け。これで殺し屋組織が全力で「黒」の居場所を見つけてくれる。
参考資料

リーダーがさとこを避けたのは以前追手がさとこのせいで家に来て百合子が危険な目に遭ったから。でも百合子の方はさとこを避けた訳ではないので、家に連れて行く事にした。

で、百合子と再開してからまたぞろさとこの口が軽くてリーダーが相変わらずパチスロやってるのをバラす。

巨乳に物を隠す忍術はリーダーも知らない。無駄足でした。じゃあこの機会にさとこの記憶を消したらどうかとこのはがリーダーに言う。でもリーダー、もうそう言う事はしないと言うのだ。普通に暮らしたい。まあ以前はやむを得ず周囲の記憶消したけどね。

なんて所にまた追手忍者登場。草隠蟹江。
参考資料
こう言うキャラ、往年だと沢城みゆきさんがやってたね。
で、まあ、また簡単にこのはに殺られるんだけどね。

帰り道、このははあのロボ子が本来はさとこで、AIの成長が早すぎて有能すぎたけど、結果的にはさとこなんだなと気がついた。健気さとかは分かったから。

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