アクロトリップ・第1話
始まった時は絵力が弱いので作品も弱いかなと思った。でもタイトルを登場させるやり方にちょっと頑張ってる感じを見て、おや?とも思った。
でもそれ以上に目の塗り方が奇怪で、ずーっとそれが気になってしまった。ダークギャザリングみたいに能力のある主人公伊達地図子だけ特別な目と言う場合もあるけど、おじいさんも同じなのでそう言う意味ではなさそう。ただ、敵役は普通の塗りなのだ。
引っ越しでバタバタするからと地図子はN県のおじいさんの所に一週間世話になる事になった。日本海側のN県?舞台は新潟県かな?おじいさんが軽トラで100km/h以上出すものだから警報音がキンコンキンコン....え?今でもそんな車あるの?
何にもあまり興味の沸かない地図子でおじいさんの言葉にも反応が薄い。でも軽トラに乗ってる時に何か変なものがぶつかった。そして横を見たらコスプレみたいな姿の人が見えた。
翌日おじいさんは地図子をショッピングモールに連れて来た。なんでも揃って楽しいぞいって言うけどショッピングモールはそれが存在する場所だとどこも同じ様なものなので目新しくないと思う。そんな時、おじいさんに電話。約束していた車での送り迎えをしなくちゃいけないとの事で地図子を置いて行かざるを得なかった。
この時、意味ありげなキャラが背景に見えた。
話す猫が居て、それを飼ってる子も登場したし。
モールからバスで帰る地図子だが、川べりに来た所で何かのサイレンが聞こえる。うるさいなあと思う地図子だが、海に近い都市でこんなサイレンが聞こえたら普通は津波警報だと思わないのか。でも今回は違った。これは意味合い的には魔法少女注意報だった。だってフォッサマグナ総帥は特に破壊活動してないのに魔法少女は橋の送水管とか、橋そのものを破壊するんだから。
でもこの魔法少女の姿に地図子は惚れ込んでしまった。
で、地図子はここに住む事にした。母にも電話して移住を決める。
そんな訳で地元の学校に編入。クラスに馴染んだかどうかは知らないが、その日は怪人警報が出て西区には近寄るなとの事だった。折角クラスの子(A子?)が帰りを誘ってくれても地図子はその怪人警報の出た方へまっしぐら。
行ってはみたものの、既に戦闘は終わっていた。街の巨大モニタでは視聴者投稿によるその戦闘の模様が写し出される。魔法少女ベリーブロッサムを見て尊いと拝む地図子。
ところが戦闘の模様はベリーブロッサムの圧勝。あっさり怪人がやられてしまった。何だこの物足りなさ。
それを背後から聞く者ありけり。あ、これフォッサマグナの総帥と言われてるクロマだな。どの辺が?と聞くその男に地図子はこうあるべきと言う姿を語り、悪の組織ならもっと魔法少女に苦戦を強いろ!と叫ぶのだ。
なるほどと思ったクロマ、もっと話をしよう。ベリーブロッサムが好きな者同士。思わずその甘言に乗ってしまった地図子。
クロマ、一度ベリーブロッサムを追い詰めた時に物理的な反撃を受けた時に感じ入ってしまった。変態だー。でもこの変態と意気投合してしまうのだ。そしてうっかり自分の名前をバラすし。色々ワロタ。
あまりの事に悪の組織からの勧誘は夢だったに違いないと思った地図子だが、帰り道のコンビニの店員がクロマ。
これ、笑える作品だ。あ、少し違うけど「魔法少女にあこがれて」と同じ構図か。
で連載してたのがりぼんとか、何だこれ。