株式会社マジルミエ・第10話

箒のスペック調整をします。
桜木は新人だったので箒がデフォルト状態だったが、随分乗ったから個別の調整を入れよう。越谷も一緒にやって貰おう。これを聞いた越谷が久々に銀次さんに会えると喜んだ。タイトルも銀次さんで完全にミスリードされた。

「銀次さんは変わってる人だが」
普通はこう言う作品の技術者はパトレイバーのおやっさん榊清太郎みたいな人を想像するじゃん。大抵は。

そして向かった先で外で座って新聞読んでいる人がまさにその雰囲気を醸し出していた。それを見た桜木が何か呟いたんだけど、何て言ったの?「こぞう」って聞こえたが。

ところが越谷はその人に「銀次さんは居ます?」と聞くのだからこの人が銀次さんではない。部屋で待っていたらドローンが来た。まさか機械人間?そうでもなかった。これ、「日常」のはかせタイプじゃん。

見た目だけが子供のタイプかと思ったら、その後の小学校の漢字ドリルとかマジ小学生らしい。

と言う事で早速箒を見て貰う。話によるとそもそもマジルミエの箒は銀次製だそうだ。いや、その回想場面、もう完全に幼女じゃないか。どうやって知識が幼女時代迄に全部入ったんだ。

桜木の箒の中をチェックした銀次、機械としての消耗は少ないがメモリが減ってる。そのメモリが減ってると言うのは空き領域が減ってると言う意味か。桜木は過去に行った行き先を登録したり天候に合わせた飛行方法を登録したりしてると言うのだ。ああ、そりゃメモリの空き領域が減る。

しかしそれを聞いた銀次がぴぴーんと来た。
参考資料
こんな人には新作を作らなくちゃ。

数日かかるだろうと言う事で、その間は会社のスペアを使おうと一旦帰社。

帰社してみたら社内が何だか騒がしい。あのEXPO会場での対応場面が動画として紹介してそれを見た申込みが沢山入ってるのだ。この大きな反響を受けて我が社はビジネスを拡大する。それを聞いた三人の想像がおかしい。
参考資料
いや、普通はただ単に人を増やして請け負う業務を増やすと考えないか?
桜木の想像は仕方ないかも。直近でミヤコ堂の葵と一緒に仕事したから。

でも重本社長の言いたいのは分野を拡大すると言う事で、突発的変異に対応出来るシステムを売り出す。

社長の業務拡大方針に越谷や二子山はやたーと声を上げたものの、桜木は違った。二人は自分の強みを外に押し出せる。じゃあ自分には何があるのだろう。帰宅して電気ケトルでお湯を沸かして紅茶か何かを飲みながら桜木はそう述懐した。

出社してみたら銀次が来ていて、もう箒が出来たと言う。あれ?一晩で?先に越谷向け箒。随分変わったな。そして桜木の方。見た目はあまり変わってない。が、中身が違う。それを理解するにはこれだけのマニュアルを見て下さい。と、膨大なマニュアルが。

普通の人ならこれは無理。だけど桜木なら。

そして社長から新しい仕事の打ち合わせ。持ちビルの周囲に怪異が何度も発生する。その都度何度も退治したが一向に収まらない。マジルミエならと依頼が来た。

ビルとビルの隙間から怪異が発生する。中がどうなってるかと桜木が覗いて見ようとしたら桜木に止められた。中から攻撃が来たのだ。これでは中が分からない。分からないと退治出来ない。何とか中が分からないものか。これで桜木が気がついた。この新しい箒なら出来る。と言う事でコマンドを呼び出した。

スキャニング機能で中が分かる。ビルの間の奥で壁にへばりついてる。状況が分かったので直ちに二子山がプログラミング。

その様子を銀次と仁科が見ていた。仁科は108もコマンドを仕込んでも使われまいと言うが、銀次は桜木を信用していた。彼女なら全部使いこなせる。

まあ家電程度ならマニュアルは一通り目を通して使うけど(かと言って全部は使わない)、Linuxのマニュアルみたいなのが来たら全部は....一応全部は眺めるか。どんな感じのがあるのかだけでも。

銀次の期待どおりに桜木は機能を使いこなした。それに対して越谷。今回狭くて暗いからと照明を付けさせたが、桜木が新機能なのか!と驚くものの、これって以前からあるものですと説明し、それらを聞いていた銀次と仁科が頭を抱える。

魔法陣で隙間を塞いで魔法をぶち込んだ。たまらず怪異は消滅。

帰社して桜木を出迎えた銀次、どうだったかと聞いたら桜木は凄い箒だと言うが、凄いのは桜木なんだと言う。だって用意した機能をちゃんとその場に応じて活かせる。あなたはそう言う凄い人なのだと。自分の強みは何だろうと自問していた桜木、そこが(以前から描かれていたけど)桜木の売りなのだ。

さて、開発室から二子山が出て来たら銀次の様子が変わった。
え?そう来たの?
参考資料

次のお仕事。一週間後に出向でマジルミエのシステムを勉強したいと言う依頼が来てる。その教育を桜木にやって貰おう。

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結婚するって、本当ですか・第10話

「この恋愛の連鎖をすぐさま断ち切らねば!」
「大原君、私とデートしましょう」

どうしてそうなったで、これを宣言された大原がパニックする。
え?デート?次の休みの日に?
でも本城寺が電話に出られなくてすみませんでしたの一言は、電話に出なかったのは怒ってる訳ではないと言う事だけは分かった。

ともあれ大原は本城寺に指定された場所へ行った。え?羽村?何故そこに。羽村ったらせいぜい羽村取水堰しか思いつかないけどと思ったらまさに羽村取水堰だった。存在は知ってたけど駅から徒歩12分って、そんなに近い場所だったんだ。

さて、何故デートなのか。やっと意味が分かった。こんな面白くない女に恋愛感情とか大原は何か勘違いをしている。だから素の自分を見せて大原にその勘違いを解かせよう、その為には玉川上水巡りデートをしてつまらなさを体感させるのだと。

大原くん、存分にがっかりして下さい。
参考資料

大原さん、一体何を言ってるんですか。玉川上水巡り、最高に面白いじゃないですか。自分でもブラタモリ(ボチコモリ)で見たと言ってるでしょう。つまりブラタモリに採用される程面白いのに。

大原、そんな事でつまらないとかは思わない。自分もブラタモリ好きだと言う。じゃあ先週の箱根の回は見たのだろうかって、そう言う時間軸?ブラタモリが「江戸の水 ~江戸の水が東京を潤す?~」をやったのは平成3年の11月6日。でもWikipediaで放送回リスト見たら玉川上水より後に箱根やってないんだけど。

玉川上水、私が勘違いしてた点があるのが分かって、羽村取水堰で取水した水を今でも水道水にしてると言うのだ。23区の方に来てからの玉川上水は復活事業で人工的に少しだけ水を流してる、と思っていたので水道水にするとは何だと思ったら、ああそうなのか、上流はそのまま東村山浄水場へ送ってるんだ。うちは実際の所はどの浄水場の水が来てるんだろう。因みに東京都水道局の浄水場別配水地図はこちら。
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/suigen/map.html

羽村取水堰から歩いて立川崖線へ。そう、玉川上水は江戸に給水する為に台地の上に水を流さなくてはならない。でも取水したのは台地の下の多摩川。ポンプも無しに台地の上に流すにはどうするか。ブラタモリでやった気もするけど、微妙に台地のヘリを少しづつ辿って武蔵野台地上に出る仕組みにしてる。これは江戸時代としては難工事だったろう。

ほら、おもしれーじゃん。
でも大原が見てるのはその面白いのを見てる本城寺の方。

さらに進んで「幸せの鐘」。知らんがな。それどこにあるんだ。福生加美上水公園?

お昼になったけど、特にレストランとかコンビニに寄らず、本城寺が用意したスティック食事。そう言えば飲み物は?さらに進んで玉川上水駅。そして少しあるいて小平監視所。ここから東村山浄水場に流されるらしい。その近くに上水小橋。おお、この辺、全然知らなかったな。参考になる。ほら、おもしれーじゃん。

ここでブラタモリ風の本城寺による当時の場面復活。
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それを大原に同意されてしまってたじろぐ。退屈じゃないのか。帰らないのか。これが楽しい筈がない。そんな人間が居る筈がない。だから、面白いって。

でも本城寺はそれが納得出来ない。だから大原との関係は今日限りにしましょう。アラスカ行きは自分が責任を取る。自分は大原と居るのが怖いのだ。

これっきりの筈だったのに、これで本当に良いのか。自分は大原と一緒に居たい。そして大原の方もこれで帰っちゃ駄目なんだ、ここで怯んだらあの時の権田と同じではないかと思った。それが帰らず本城寺の手を握りしめ、本城寺が握り返して、そして二人は幸せなキスを。

所謂気持ちが盛り上がったのでやっちゃいましたな二人、特に本城寺が頭と身体が真っ白になって大原に地図を託して帰るのが精一杯だった。

残された大原、本城寺があんなに冷静で居られるのに驚いたが、いや、本城寺、家に帰った瞬間に大爆発。声も放送出来ない程に。
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しかし話はこの二人だけのガチガチ関係だけで終わらない。黒川支店長に謎の電話がかかって来たらしい。支店長は二人を呼び出す。何の話だろう。

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アクロトリップ・第10話

明日、ベリーブロッサムとの戦いが予定されている。なのにクロマと来たら魔力を全部使い果たしてしまった。何故月末になると通信量とか魔力とか使い果たす無計画な人間が出るかな。そんなもの残りいくらなのか常時気にするだろうに。

魔力が無いけど、頑張ればクマ怪人程度なら出せるかもしれない。と言う事でクロマが踏ん張ったら出たには出たが、巨大クマ怪人として出てしまった。怪獣じゃん。

慌てるクロマ。街を壊しちゃ駄目。そもそもどうやったら巨大クマ怪人を戻せるか分からない。そこで地図子の入れ知恵。

佳寿はテレビ中継を見ていたが、これは流石に自分の手に追える相手ではないと思っていた。だが、そこにクロマ出現。あれ?クロマって佳寿の家を知ってたっけ?それは兎も角、クロマは煽る。その程度の人間だったのか。これで佳寿がやる気になった。マシロウがこの時に気づいた。ベリーファンクラブの名刺を渡して、それにここの住所が書いてある。いやいや、そんな個人住宅を事務所住所にするとか駄目だろ。

ベリーブロッサム、巨大クマ怪人とどう戦うのかと思ったら、巨大化した。スカートもちゃんと埋もれてるから下から見られても大丈夫。当然これを見た地図子が昇天。ところでベリーブロッサムが時折空を見上げる様な風を見せるのは何だろう。ともあれ巨大クマ怪人をステッキで殴って殴って、とうとう小さいクマ怪人に分解してしまった。
参考資料

この日の戦いも無事に終わって入浴して髪を乾かしていた佳寿だが、ああ、これ見よがしの伏線が。

月が変わったらしい。魔力量もリセットされ上機嫌のクロマが何かメモしている。地図子から聞いたベリーブロッサムの情報をメモしてると言うのだ。そんな事をする気持ちがあるのなら使った魔力量もメモしたらどうか。

地図子と二人で街を歩いていたら、クロマが何かに気がついた。伏線をはった佳寿でも見つけたかと思ったらティッシュを貰う。それの何がと思ったら、繰り返し繰り返しティッシュを貰う。どうだ、これでティッシュ配りの人が困るだろう、立派な悪事だと言うが、それは困るどころか喜ばれるのでは。あれってただ単にノルマだろうから、相手から下さいと言われたら渡して、無くなったらノルマ達成。

とは言え、どこで嗅ぎつけるのかベリーブロッサムの声。ところが見渡してもベリーブロッサムは居ない。マシロウがノートPCの画面をクロマに見せると他の人の居る場所ではなくいつものにこにこ西公園に来いと言うのだ。いろは歌も交えて。でも「ゑひもせす」が違うぞ。と言うか詠み上げたのと内容が違うのでは、いまそかり。
参考資料

クロマ、蕎麦屋でスーパーカブを借りて勇んでにこにこ西公園へ行ったが、そこに現れたのフルフェイスヘルメットの人物。これ、ばくおん!!の来夢先輩では?

それはともかく、あの伏線で何があったかは完全に予想がつく。でもクロマからしたらベリーブロッサムと確定出来ない。もし別人だったら地図子から「ベリーブロッサムと戦わないなら参謀やめる」と言われかねない。

クロマ、珍しく頭が働いて「UFOが」と注意を逸らしてヘルメットを取った。やったぞと思ったものの、本当にUFOが見えてそっちに注意を向けたら一撃でベリーブロッサムにやられてしまう。

クロマに前髪を切りすぎたのを見られちゃったと帰ってから泣きくれる佳寿。
参考資料
その程度かい!
でも地図子から言わせると前髪が3mm位短いと言うのだ。3mmでは済まんだろ、これは。

ヒーローショーがあります。ポスターにはシルエットしか描かれていないが、地図子はこれは絶対ベリーブロッサムだと言う。ベリーブロッサムをあれだけ見ていて、このシルエットがベリーブロッサムだと思うのか。

興奮した地図子がカラーコピーしてポスターをそこかしこに貼る。洗濯機の中に貼ってどうする。

当日、ショッピングモールへ行くとヒーローショーの場所には人だかり。地図子が駆け寄るとその隙にクロマは特売にたかるおばさん達の波に飲み込まれる。ステージに現れたのは当然ベリーブロッサムではない。子供達に人気のモリモリトマトマン。呆気にとられてる地図子の姿をA子が発見。今日こそ声をかけられるのかと思ったのに、今日も駄目でした。

佳寿はモリモリトマトマンが子供の時に楽しんだヒーローで、ステージを見つけて喜ぶ。そのステージに悪役達が登場。しかも地図子を参加者にしてしまって。これをクロマが見つけてうちの参謀に何をすると駆けつけようとしたけど、またも特売特攻おばさんの波に飲まれる。これ、一体どう展開するのか想像もつかない。

でも魔法を使ってステージに出現。もうどう展開するか分からない。悪役達を追っ払ってしまってどうするのか。でもこれにベリーブロッサムが反応した。折角のモリモリトマトマンのステージを台無しにするとは何事か。よし、やっとクロマは悪事を働いた事になってベリーブロッサムと対決出来る。

ところでベリーブロッサムの前髪が戻ってるのであの日からもう何日も経った?
あと、上空を失礼します場面が可愛かったな。
参考資料
ともあれ、またクロマが負けるんだけどね。

クロマに入電。総統が基地の視察に今から行くと言うのだ。これはクロマが焦る。何が総統の気に触れるか分からない。よし!基地の模様替えだ!でもそんな落書きしても模様替えにならない。面倒だからと今度は黒くしだした。そして照明壊してしまうが、これで何も見えなくなる。地図子がオシャレ照明を用意していたのでそれっぽく見える。これで地図子がおだてられて模様替えの手伝いをする。流石参謀ダンテ。かなり悪の巣窟っぽくなった。

でも土嚢を積み上げたところで足を踏み外して地図子落下。それをクロマが格好良く受け止めるものの、足をくじいてしまう。

ここに総統から電話。直前の連絡で行くのは良くないと思って今度にするよと。君は足をぐねったみたいだし。どこで見てるのか。

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嘆きの亡霊は引退したい・第10話

アカシャの塔を潰して戦後処理で没収した物の中からクライはアカシャゴーレムと何とかウォーターが欲しいと申し出た。相変わらずマギ・スウィーターをウォーターと思ってるのか。

なので何故そんな物が欲しいのかと聞かれてクライは飲むためだと答えた。またも周囲を混乱させてしまうクライさん。

ゴーレムの方は駄目だったけど、ウォーターは手に入ったのでシトリーはそれ以降「のみもの」と言う名前を付ける。その後、クライはガークに呼ばれてちょっと注意。霧の国から高レベルハンターのパーティ霧の雷竜が帝都にやって来た。中心は轟雷破閃の二つ名のあるアーノルド・ヘイル。ハンターレベルが7。竜を倒した男。でもクライは相変わらずそう言うの興味が無い。余裕だなと笑うガークが揉め事起こすなよとバンと背中を叩いたら、あれ?それってセーフリングが発動した音では?背中を叩く一撃が致命傷レベルとは。

ふと見ると壁にゼブルディアオークションのポスター。
参考資料
国中から宝具が集まってオークションにかけられる。宝具に目のない(生きるために)クライではあったが、お金が無い。シトリーからまた借りようか?いや、前に借りたお金を未だ返してないのでは。

なんて思っていたが、シトリーがマギ・スウィーターを引き取って来た。あれ?やけに小さい。

その帰り道に例の霧の雷竜一行とすれ違う。彼らはハンターギルドに行ったものの、受付をしていた からあっさりご新規の方ですねと言われてしまう。こんな世界だから情報伝達が文字情報レベルだから顔を見ても分からないのは仕方ないのでは。さっき はクライに霧の雷竜の件を話していたので知らない訳でもない。

例のマギ・スウィーター、すっかり小さくなってる。シトリーは自分とクライには危害を加えない様になってると言うが、クライに抱きついたその小さい魔獣、ちょっと尾を振っただけでセーフリングの発動音がする。これやはりやべーヤツだ。おかげでセーフリングがこれで五つも消費されてしまう。このままでは生き延びれない。

なのでセーフリングにマナのチャージをしておかないといけない。だがマナのチャージは簡単には出来ない。ルシアは帰って来ないだろうか。ルシアは並ぶ者無き魔力の持ち主。

さて、例の霧の雷竜御一行、自分達を知らないと思われたと怒っている。こうなったら実力で帝都の連中に思い知らせてやろう。この時はそう思っていました。

クライがマナのチャージを何とかしたいと言うので、シトリーが良い事を思いついた。始まりの足跡の面々を集めて、皆さんはラッキーです(ここからもう胡散臭い)、クライさんが考案したマギ育成術を体験出来ます。

これをクリアしたらルシア並みのマギになれます。これで一同驚いた。

それは面白い話だなとラピスとクリュスの精霊人の二人。マギの話とあっては黙っていられない。この精霊人から見てもルシアの魔力は凄い。その凄いレベルにこの訓練で到達出来るのか?
参考資料

こうした中、マリエッタが手を上げた。彼女は黒鉄十字の魔術師。そんなレベルにまでなれる訓練ならやってみたい。

と言う事でやり始めたのは例のセーフリングへのマナのチャージ。しかしマリエッタがチャージをしようとしても全然終わらない。ヘトヘトになって一つチャージしたがシトリーは続きをと三つチャージさせた。そしてとうとう倒れる。マナの枯渇。

さてここでシトリーからの説明。マナの総量は十代迄で決まる。それ以降はもう変わらない。だが、それを変える方法がある。枯渇状態になってからの超回復で総量が5%程度上昇する。そうは言ってもそれが容易く出来るものではない。そこでシトリーが取り出したのは「ちょーかいふくやくー」。数滴マリエッタの口に垂らしたら復活。ルシアはこの訓練であの境地に達した。

シトリーに煽られたクリュスが宝具を寄越せと言ってチャージ開始。その周囲で経緯を見ていた連中もチャージに参加。ああ、これでめでたくクライの宝具が全部チャージされるのか。シトリー、マジ策士。

場面変わって、これまで登場していない新キャラ達登場。一人は福山潤さん声のアーク・ロダン。ロダン一族は優秀な一族らしい。そして千変万化を彼らも気にしている。さらにやっとOPで出ていた気の強そうな金髪少女登場。エクレール様と呼ばれていた。

クライ、シトリーと一緒にリィズの所に来て、二人が無事帝都に戻って来たお祝いしようと、それにティノも来なよと誘った。

一方その頃の霧の雷竜、どこかで食事しようと模索している。あ、これ遭遇する展開だ。

どう遭遇するのかと思ったら、リィズの飲む酒にシトリーが薬を混ぜてすっかり酩酊状態へ。ところがさらに薬を混ぜた酒をシトリーが飲ませようとしたら、クライが先にジョッキを手に取って薬の入ってない方をリィズに、薬の入ってる方をシトリーに勧める。クライに勧められては悪事が露見してはならないとシトリーは已む無くそれを飲んでしまう。これで酔っ払い二人出来上がり。

酔っ払ったシトリーが口走るが、クライが借りたお金が10桁だと言う。そんな時に酒場で騒ぎが起きる。

ここまで田舎者扱いされて怒っていた霧の雷竜の一行がとうとう鬱憤を晴らそうとして近場の弱そうなハンターにイキった。このアーノルドさんはレベル7なんだぞ!流石にレベル7と聞いたら周囲はざわつく。

そうしておいて、酒と女を持って来いと叫ぶので、酒を持った女がやって来ました。リィズと言う名前の女が。あーあ。

よりにもよって、リィズにガキには用がないと言うから、喧嘩を売られたリィズが霧の雷竜連中を全部ぶっ倒す。クソ弱い。周囲のハンター達は霧の雷竜のイキった扱いに面白くない感情を持っていたからリィズにぶっ倒されて喜んだ。うん、人心掌握は大切だね。
参考資料

これでまさかアーノルド・ヘイル終わり?いや、予告でまた出てたな。復讐しようとして返り討ちの流れか?

酒場では盛り上がって、店の女の子が歌ってる。おや、これはEDを歌ってる人か?
参考資料
キャストに「マルピー:P丸様。」ってあるね。
予告も担当したかな。

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夏目友人帳 漆・第9話

夏目は名取と旧依島邸へ向かう。あの祓い屋が嫌いな偏屈だと言われた彼の旧家か?彼から名取に依頼があった。何冊か本を取って来て欲しい。代わりに枇杷を好きなだけあげよう。名取としては本に興味があったのだろうが、たまたまそのタイミングで夏目の様子を尋ねる為に電話したら塔子から一緒に連れて行ってと言う話になってしまったのだ。

もっとも、ニャンコ先生は「枇杷ー!枇杷ー!」と言う程に楽しみにしてるので、それはそれで良いだろう。ニャンコ先生曰く枇杷は高級果実。うん、確かに枇杷は食べられる部分が少ないので他の果実と同じ量を食べようとしたら結構なお値段になる。
参考資料

名取が本を取りに家の中に入って、夏目とニャンコ先生は枇杷採取。塀の上に上がって枇杷を採ろうとしたら隣の家に旗が見えた。これで変な事に巻き込まれる。旗の方に手が伸びて(手だけと言うのが妖怪っぽい)縄を切ってしまったので風にあおられた旗が夏目に直撃。まあ確かに風が吹いてる描写はあったがかと言ってあれだけの大きさの物が離れた夏目を直撃するのはどうか。大型タペストリーを持ってる人なら想像出来るだろうが、それが離れた家迄吹っ飛ぶ風と言うと相当な強風ではないか。或いはあの旗に意味があるせいで夏目に向かって飛んで来たのか。ともかく、そのせいで夏目落下。丁度出て来た名取が夏目を受け止めようとしたけど、お互いで衝突してしまった。

と言う事で二人でその旗を返しに行くと屋敷は大きいけど誰も居ない風だ。名取が家人に挨拶しに行くと、玄関を開けたら明らかに何かの呪術の様な物が出現。夏目の方には的場が現れた。

思わず名取がこんな所で何をしてるのかと問うがそれは的場のセリフ。この屋敷は三春家の屋敷。的場一門の祓い屋大家十一家の一つの三春家と言う。しかし随分前に血が途絶えて滅んだ家。そこに何故来てるかと言うと、この家には三柱様と言う三体の妖が数十年に一度、どれかがこの屋敷にやって来るのでお迎えの儀式をしなくてはならない。ああ、だから玄関を開けたらいらっしゃいませとか言う式が居たのか。

三体が交代で9回来る契約を異形の物と契約してしまった。放置したら一門に災いが来るかもしれない。

その準備をしていたのに、それを駄目にしてしまったので名取は負い目があって、協力しようと言う。的場が夏目もと言いかけたのを名取が止めようとしたが、でも夏目からしたらここに来たのは自分のせいだとして自分も入れろと言う。

三体の妖の中で最初に来たのはシロツメの君で、これは穏やかな相手だから四十年のお勤めを果たして昨日帰って行った。八回目の今回は何が来るか。ボウボウ頭巾なら儀式に問題なければ大丈夫。アカニエはお迎えが難しく失敗したら災いが降りかかる。と言う事でいざとなったら祓う。簡単な相手ではないが。
参考資料

的場がこのあと何故不法侵入して来たのかと問うのでやっとあの飛んで来た旗の話になった。

名取が玄関の術のやり直し。夏目は的場と一緒に来てくれとの事。柊が出て、自分が守るからと言う事で、名取はそれを飲んだ。

的場は妖がまずい相手なら始末するのに力を貸して欲しいと夏目に言う。だが、夏目としては妖を始末するのは反対だった。さらに一つ気にかかる事が。あの旗はお迎えの儀式の物だったのに、何者かが縄を切って飛ばしてしまった。誰か妨害しようとしてる物が居るのではないか。

廊下に飾っていた面の奥から覗く物が居る。何かが邪魔をしようとしている。的場は配下に探させて、柊もその捜査に向かった。

そうこうするうちにお迎えの時刻。人間の息がかかると不敬だそうで、だからあの紙袋を被っていた。

夏目と別れた的場に名取がやって来る。玄関の術はかけ直した。それではと思った所で洋間から何か音がする。二人で覗いたのがまずかった。後ろから突き飛ばされて閉じ込められた。

洋間では三春家の罠が発動して完全に閉じ込められる。術なら解けば良いと言う的場。三春家の末期は得体の知れない相手を三柱様として契約したり、屋敷に罠をしかけたりしたが、結局衰退して滅亡した。だが、その三春家を救えなかった当時の的場の当主もどうかと的場は言う。そんな事を言ってるうちに部屋の空気が薄くなる。あまり時間はかけられない。

夏目の方は夏目の方で新井里美さんの声のする手と遭遇。子供よ毬をやるから外へ行け。邪魔の邪魔をするな。
参考資料

こんな事態で三柱様がやって来てしまった。

夏目は儀式の邪魔をしようとする妖を追いかけて、三春家の罠にはまるものの、その一つ目の妖に助けられる。一つ目の妖、三春家に消えてほしいから儀式の邪魔をしてると言うのだが....

おお、ここで次回に続くか。

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ラブライブ!スーパースター!!(第3期)・第9話

前回のラブライブ!スーパースター!!、学園祭での結ヶ丘生徒投票、いや生徒署名の結果Liella!とトマカノーテはアウフヘーベンして完全体のLiella!となった。

おや?今回はOPがありませんね。マルガレーテちゃん、Liella!にようこそ。やはり勝敗はつかなかったとは言っても吸収合併された感が否めない。隔たりが無くなるのは良いとして、でもマルガレーテがLiella!は敵と言っていたその本質的な理由はLiella!を倒す事でウィーンに早く帰れると言う点だった筈で、そこはもう良いのか?

サブタイの#09ザルツブルガー・ノッケルンの準備運動の場面できな子がよろけてマルガレーテが支える。これで次の「二人一組になって」は目の前のマルガレーテときな子になる筈だったが、マルガレーテはちょっとやったらやはり自分は一人で良いと言うのだ。

きな子は自分がマルガレーテから避けられたと思ったが、他の子達はマルガレーテが溶け込まないと感じていた。可可も玉砕したし。
参考資料

なので一期生が集まった時にマルガレーテはトマカノーテ時代はどうだったのかと聞いたら、かのんは最初はよそよそしかったけどすぐに色々話す様になったよ、ってそれはタラシのかのんが相手だったからでは?

11人の状態だとなかなか溶け込まないならもう少し少人数にしたらと言う事で二つの班分けをしたらと言う事になった。A班がかのんとすみれとメイときな子と夏美と冬毬。B班が千砂都と可可と恋とマルガレーテと四季。うーん、マルガレーテが溶け込む為のこの班分けはどうなんだろう。可可は別として残り三人はマルガレーテが苦手にしそうな相手では。

でもみんなから気遣われるのは却ってマルガレーテの重荷になる。

クラスではどうなのかと一年生のクラスに様子を見に行ったら、いつもどおりに一人で本を読んでいた。これがいつもどおりだと言われても折角一緒になったのにときな子が教室に入って行く。一緒に遊ぶっす。と言って差し出したのが縄跳び?遊ぶのが縄跳びってどうなんだ。

でも面倒なので、じゃあやりたい事に付き合ってあげましょうと、あれ?縄跳びじゃないのか。トランプで階級闘争(と、うちの高校では言っていた)。あっさりマルガレーテが勝つ。普通階級闘争は一回で終わらないのでは。二回目以降の大富豪による搾取がないではないか。

次はメイのスマホゲーム対決。これもあっさりマルガレーテが買った。
この時夏美が良い提案をした。争い事で仲良くとは行くまい。結構そうでもないけど。夏美のつもりはティータイム。でもマルガレーテが美味しいコーヒーを淹れてくれて夏美の紅茶のつもりが失敗。うん、ティーバッグ程度の紅茶ではいかんな。しかも紙カップに直接ティーバッグとか。
参考資料

かのんが家に帰った時にサブタイのお菓子が出来上がったタイミングだった。これでかのんは何を掴んだのだろう。マルガレーテがみんなに何かを指示する事で一緒になれると思ったのか。だから次のフォーメーションをマルガレーテに託そうと。

と言う事でかのんと千砂都と恋からマルガレーテが決めてと頼むが、マルガレーテからすると何故自分がと思う。ここは恋と千砂都がうまく言いくるめた。マルガレーテの方が客観的な視点がある。

それを飲んだマルガレーテ、練習場面をチェックしてフォーメーションを考える事にした。これを見て明らかになるきな子と夏美の力不足。流石にかのんと千砂都ははっきりした指摘に驚いたが、じゃあどんなフォーメーションが良いかと聞くと、きな子と夏美を後ろで目立たなくさせる形だと言うのだ。来たな、情け容赦無い形。

ただ、マルガレーテにしたら合理的な判断をしろと言われてのこれだ。きな子と夏美は受け入れると言うが、これはかのん達の求めていた事ではない。そしてそれを言ったマルガレーテの方も鬱々としていた。

あのフォーメーションを作ったけど、でもそれは輝けるスクールアイドルの形ではない。そこまで考える様になったマルガレーテにかのんは歓喜。泣いたな、マジで。
参考資料

そしてここにきな子と夏美がやって来た。自分達に練習をつけてくれ。足を引っ張る存在では嫌だ。

と言う事で練習に行った先が、今期初めて登場の隠田神社。練習の結果、とうとう三人揃った動きになれた。こうして本番へ。えー、何の本番?地区大会?
ここでマルガレーテに言葉を求められた。かのん達三年生が最後だと言うが、でも自分達もそうなのだ。11人で出来るラブライブ!はこれが最後なのだ。

これでOPが飛ばされたライブが始まった。
あとの場面でありあと母がこれで地区大会突破だよねと言っていたから、やはり地区大会か。

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パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき・第9話

アマースト情報で魔獣が来るとの事でそちらの方向へ行ってみたら確かに魔人の集団が街に向かっていた....アマースト、その情報はどこから。遭遇した人が慌てて報告して来たのか?

討ち漏らしがあってはいけないと丘の裏を巡って魔獣達の進む方向、そして風下へ。行ってみたら馬車がある。何かと思えばラウストとナルセーナが初めて出会ったあの事件の馬車だ。えー、あの時の馬車が放置されてるの?確かに傷ついてるけど未だ使えそうじゃないか。そんなもの、放置されるのか。
参考資料

あれから二人共強くなったとやって来る魔人を撃滅。
やっつけたなと思ったところで大きな地震。シーラちゃん、地震の時に手で棚を押さえるのは危険だよ。自分が下敷きになるかもしれない。

ミスト、始まったか(時は来た)と。

街に戻ったらマーネル の所の人がやって来て、大変だからすぐ来て欲しいと言うのだ。街の入口の広場に行ってみたら魔人が沢山侵入して来そうだった。街が混乱してるのでギルドには未だ連絡出来ないが、急ぎの事なので我々だけで退治しようと。街のみんなにはお世話になってるから見過ごせない。

さっきと同じ調子で次々とゴブリンを倒して行くが、腕を切られたホブゴブリンが喋った。きさまら絶対許さない。それに続いて他のゴブリンも。ゴブリンが言葉を話す?みな、怯んだものの、マーネルの気合で盛り返してここのゴブリンは全部倒した。全部。

そこにまた急を知らせる者ありけり。迷宮からもっともっと沢山のゴブリンが出て来ていた。これは我々だけでどうにか出来る数ではない、ギルドに連絡して冒険者を動員しよう。あれ?ついさっきは連絡も出来ない状態だったのに。

行ってみると大混乱が起きてる。迷宮から出て来た魔獣に莫大な懸賞金がかけられたのだ。しかも手付金として半額がすぐ支給される。我も我もと冒険者が集まっている。中には手付金だけ貰って逃げてしまおうと言う者すらいる。ギルドのこのやり方はおかしいのでは?とラウストが言うと、アマーストも当然そう思っていた。そしてこれはハンザムの差し金だとすぐ分かる。

ともあれ、迷宮から湧き出る魔獣を一致団結して倒す、と言う方向性だけはこれで叶う。でも迷宮から魔獣が湧き出る事を予想していないとこれだけの金を用意出来ない。それをハンザムは分かっていたのか。

なんて所にラルマがやって来た。この事態とは何の事だととぼけるラルマにラウストはこれは迷宮暴走だろうと言う。迷宮暴走、これは読んで字のごとく迷宮で魔力が溢れて魔獣も溢れ出す現象。丸一日で終わる事もあれば、数日続く事もある。それを防止する為に迷宮の近くにギルドが設立され、日頃からその防止の為に魔獣を狩っていた。そんな使命をアマーストは研修の時に聞いたけどそんな事はめったに起きないから忘れていた。100年に一度起きるかどうか。

マータットはこの付近では一番冒険者を集めていて、魔獣は常日頃から狩っていたのに何故こんな事が。

ともかく迷宮暴走の対処はしなくてはならない。冒険者が全員で戦うのは良いとして、それでも討ち漏らしが出て街になだれ込むかもしれない。だから街自体の防御を用意する必要がある。バリケードも作って、冒険者を目指す子供達は後方支援を。

ゴブリンばかりかリッチも出現。ラルマも手伝ったのでここまでの魔獣の侵入は何とか倒した。でも未だ新手が押し寄せる。ラルマ、疲れたと言って引っ込んでジークとラウストで戦うがジークが不覚を取る。それを助けるの誰だと思ったら、誰?

ロナウドって誰だ。ラウストは知ってるみたいだが。
参考資料
で、ナルセーナも知ってると言う。ナルセーナも別口でロナウドを師匠にしたらしい。知らぬ間にラウストとナルセーナは兄弟弟子。

ロナウドが来てくれて、彼の凄まじい力で魔獣はあっという間に倒して行く。そんな場所にハンザムが出現。支部長が会いたいからラルマ、来てくれと言う。ロナウドが居るからここは何とかなる。ラルマが行くなら自分も行きたいとラウストは言う。ハンザムはそれを許し、さらにはナルセーナも来いと言うのだ。

やっとミストの所へ。ラルマは絶対ミストに攻撃なんてかけるなよと言う。言ったのに、ミストを見た瞬間にラルマ攻撃するのかよ!でもミストは何とも無い。何とも無いのだが、それをどうやって防いだかを何故描かない。

そうやって姿を見せたミストはエルフ。
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そしてミストはラルマの師匠だったのだ。

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株式会社マジルミエ・第9話

二子山、変異する怪異に対抗する魔法を作ったものの、ノートPCが高負荷で熱を持ってしまい、桜木と越谷への転送が止まってしまう。自分のミスだ。一体どうしたら。

ここで二子山の回想。高校の時から魔法プログラミングに夢中になっていた二子山だが、その熱意は単に目的のプログラムを組むだけに留まらなかった。

しかしそんな二子山のプログラムはコンクールで賞を取れなかったし、そう言うプログラミングの話を友人にしたら、そんなのはこだわりすぎだと言われてしまい、爾来魔法プログラミングの事は他の人に話さなくなる。
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そんな時、マジルミエの重本はエグい技術者を探していた。そしてコンクールの応募作の中から見つけたのが二子山のプログラムだった。

二子山の所に重本から電話がかかって来て(あれ?この頃の重本の魔法少女の格好は今よりおとなしめ。でも外出でもそれを着てる)、君の様な人材を探していたと言う。でも二子山は自分のプログラミングを仕事にするのは怖いと言う。しかし重本は会社に入って仲間が出来たら、それは批評に変わる。心配する事もなく力を活かせると言うのだ。これで二子山はマジルミエに入った。

なのに今はその社長の期待に応えられない。そんな時にやって来たのは及川達だった。その姿を見て、初めての人と話せない二子山が力をふりしぼって声をかける。助けて欲しい。ああ、あの二人が助力に入るだろうとは思ったけれど、二子山が初対面の相手に話しかけると言う形での助力になったか。

それを聞いた及川達は無言で立ち去る。やはり駄目だったかと思った二子山だが三人はその辺にあった無事なPCを持ち出してやって来る。これで手伝うと。いやいや、普通は先ず「よし、分かった!」位は言ってからPCを探しに行くだろ。
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ともかく二子山は三人に臨時のアカウントを払い出して会社の開発環境に接続して貰い、二子山の指示でプログラミング開始。これで分散して作業が出来る。作業をしながら及川達は開発環境の使い易さに加えて、変異怪異に対する魔法開発の準備が出来ているのに驚いた。そもかくこれで魔法プログラミングが完成し、桜木と越谷に転送して怪異の退治回収は無事に終わる。

その頃には社長も戻って来るが、及川達は社長のコスに唖然とした。おや、社長は業界で有名人って訳じゃないんだ。

会場はメチャクチャになったので、古賀の講演は聞けないなと及川達がとボヤいていたら、話してもいいよと古賀登場。

でも古賀は先ず桜木の方に寄って行って、君幾ら貰ってるの?新人を安い給料で使ってるんだ重本は、僕なら倍出すよと言う。何故桜木が新人だと分かった。調べてあったのか。あの時、未だマジルミエなんてあったんだとか言ってたのに。

この古賀の態度に越谷が激怒。ふざけんな、物を買うみたいに言うなと。古賀、二人の能力よりも二人引き抜いてマジルミエを叩く方に重点があるみたいに言ってたしな。
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但し、及川達この古賀のやりとりに驚いていた。あんな攻撃的な事を言う人だったか?

立ち去り際に重本が古賀に、もう一度一緒にやらないか、今のままだと10年前と同じ事になると言うと、古賀が血相を変える。あれ?十年前の何かがそんなに痛い事なの?

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結婚するって、本当ですか・第9話

大原の付き合って下さいで30分の無言時間があった後に大原と本城寺は一度も会話してなかった。その間に権田のカオリー事件とかあって、大原はちゃんと相手と話をした事があったのかちゃんと考えた事があったのかと自問していた。本城寺の方も無言で終わってしまってそのままになってるのを気にしていた。

気にしていた大原、電話しなくちゃと思っていたがその勇気が起きない。そうやってウロウロしてる時にあのナオがやって来た。あの日、おしかけたのに酔っ払って正体不明になってしまってごめんなさい。お詫びの品をあげた時に、大原が深刻な悩みの最中みたいだったのでナオは自分のガラス工房に体験に来ないかと誘う。ガラス作りに専念したら悩みは吹っ飛ぶ。え?そう?

ともかく大原はそれを頼りにガラス工房彗星に行ってみた。あの怖そうな師匠、流石に一般客にはそんな事はない。ナオが準備してくれて大原が熱くなったガラスを吹いてみる。その前に青い破片みたいなのを付けたけど、あれが完成時にはあんな模様になるんだな。

大原、ナオに教わりながらガラスを吹いたり、ガラスの底を形成したり、そうやってなんとかガラス容器が完成。少し曲がってるけど、初めてとしては上々だそうだ。
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ガラス吹きは非常に熱いガラスを吹くからそこに神経を集中させるから無心になれた。無心になるとこんなにも違うものか。一方で自分の過去はどうだったのか。母からは好きに生きろと言われたけど、何も決められない自分だった。無心とOFF(考える事をやめる)は違うのだ。

そんな時に誰かからメッセージが入った。
あれ?LINEって情報漏洩が激しいから使ってないけど、相手のメッセージの方に「既読」って付くの?おかしいんじゃない?自分のメッセージが読まれたら既読って付くものでは?
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相手は誰だと思ったが「律」って大原母だったか。気合を入れて出かけるが足元が危なくなった時に大原から電話。気づいてないけど。そしてCANAL CAFEで母と会う。

母律は回想だと莉香に好きな様にしなさいと押し付けた場面だけ(離婚の時の場面もあったっけ?)見られたが、これだけグイグイ来るバイタリティのある人だったか。自分がそうだと相手もそうだと思う律が独立しろと莉香に迫るが莉香は今のままで良いと答える。すると律はちょっと間を置いてからそうよねと言うのだ。これは期待が外れた間だろうか。

年頃の娘との話だと当然結婚はしないの?と聞いてきたが、まさか偽装結婚の工作をしてる、でもその相手を気になる様になってしまった、なんて事は言えないので今は何も考えてないと答えた。自分が結婚で失敗したから相手選びは絶対間違えちゃだめよと言う。あまりのショックな流れでこの時も大原からの電話に気づかなかった。

律、莉香と別れてタクシーの中で誰かと話してる。娘は何も無いと言ってるが、結婚すると言う話は本当なのか?相手は誰だ?

母と別れてから本城寺は大原からの着信にやっと気がついた。二回も着信が。これどうしたら良いんだろう。なんてかけ直せば良いんだろう。ここから本城寺の考えがグルグルと回る事になってしまった。自分なんて大した人間じゃないのに、大原があんな事言ったのか。それは高校生の時もそうだった。あまりよく知らない相手から話があるとメッセージが来た。本城寺はこれに恐れをなして逃げた。丁度三連休だったので蟄居してしまった。ろくに食事もとらず。

その時の苦い思い出があって、自分はそんな人間なのに、何故大原は告白とか電話とかして来るのか。
「この恋愛の連鎖をすぐさま断ち切らねば!」

それが何故こうなるのか?
「大原君、私とデートしましょう」
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アクロトリップ・第9話

何故か地図子がクロマとおじいさんと川の字になって寝ている。クロマに明日は朝4時に起こしてくれと言われたのだ。何故ならベリーブロッサムと明日戦うつもりだが、ベリーブロッサムの予定が詰まっていて朝の4時しか空いてないと言われたのだ。いや、地図子じゃないけど、別の日にしろよ。そもそも4時に待ち合わせだと4時起きじゃ駄目だろ。

地図子は拒否したけど、おじいさんが受けちゃったので仕方ないから地図子も一緒に寝たのだ。なのにクロマ、三人だーとはしゃいで寝ない。ガキかよ。

翌朝、結局起こしたのはおじいさん。あのOPで出て来る法螺貝、ここで使われるのか。
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ところがクロマの寝起きが悪い。起こされても全然起きない。仕方ないので身支度も、移動も全部おじいさんがやってくれた。あれ?参謀力、おじいさんの方が高くない?

そしていつものにこにこ西公園。そんなんじゃ相手に失礼だろって言うので、ああ、これはベリーブロッサムもちゃんと起きてない流れだな。案の定、ベリーブロッサムは一応ベンチには来てたけど寝てた。マシロウが一生懸命起こそうとしてたけど起きない。

そして目と目が合う保護者同士。
今日の所は無かった事にしようとお互い引き下がった。

さて、別の日。またあのカフェの前だ。
今回のクロマは一味違う。突然姿を消して脳内に直接語りかける。これぞ参謀ダンテの考えた作戦。ちゃんと参謀しなくちゃ。

ところがクマ怪人も一緒にクロマを探してる。ちゃんと作戦伝えてないんかい。姿を消しておいて死角から叩くのが作戦だったのに、探しに行ったらクロマがフラフラになっていた。なに、姿を消すのに力も魔力も使いすぎたのか。その挙げ句に水たまりに倒れ込んでしまって服がドロドロ。こんな姿でベリーブロッサムの前に出られない。

そう思っていた所に心亜の車が止まる。これだ!と心亜に洗濯を頼むのだ。心亜、よくぞ引き受けて自邸のグレート洗濯機で。一番綺麗になるコースにしろと月に命令したら、月は汚れゼロ他の何を犠牲にしてもと言うコースを選んだ。いや、最後が不穏すぎるだろ。

当然の結果としてクロマの服は消し炭みたいになってしまった。心亜と地図子に責められて月は自分は器用だから仕立てましょうと同じコートを作ってくれる。しかし、ほつれがあるので直そうと言って好きな動物は何かとクロマに聞く。あ、これクマのアップリケ付けるな。

これでやっとクロマが戻れる。すっかり時間が経ってしまった。ところが遠目にベリーブロッサムとマシロウからは泥汚れだと思われてしまった。
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この戦い、これで終わりかよ。

地図子が鶏肉をもんでいた。何してるのかとクロマが聞いたら唐揚げにすると言うのだ。クロマ、唐揚げに激しく期待。だったのに片栗粉がありません。もういいや、焼こうとする地図子にクロマが怒る。唐揚げを期待させておいてそれは悪事にも程がある。

片栗粉はクマ怪人に買いに行かせようと指パッチンしたけど紙切れが落ちて来ただけ。クロマがそれを見て(読んでではない)悲鳴を上げる。クマ怪人が家出してしまった。こんな事初めてだと嘆き悲しむクロマ。

仕方ない、クマ怪人を探しに行こう。ベリーブロッサムには断りの連絡しろと言われて電話したらマシロウからこっぴどく怒られた。先日は前日連絡で朝4時にすっぽかして、次は延々と待たせて、そして今回はキャンセルかと。これを聞いたクロマが怯む。これでは次から戦って貰えない。だから今回はどうしてもベリーブロッサムと戦わねばならない。

それじゃ自分がクマ怪人を探してクロマはベリーブロッサムと戦えと地図子が言うが、クロマはそれじゃ駄目だと言う。ここで自分がクマ怪人を探さねばならない。自ずと戦うのは地図子の方になってしまった。

と言う事で指パッチン。
地図子変身。
悪の参謀ダンテ。この衣装は月に作って貰いました。
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なんて事だと思った地図子だけど、ベリーブロッサムと直接対峙出来るのは或る意味心踊る。しかしその途中で父正宗に会ってしまった。正宗は自分が戦っても良いと言うが、おじいさんと父に参謀の座を奪われてなるものかと自分がやると変身した。

またもベリーブロッサムが待つにこにこ西公園へ。地図子、すっかり暴走状態で周囲のベンチとかを弾き飛ばす。これはこれでみんなの迷惑と、ベリーブロッサムが魔法攻撃したものの、それをクロマが吸い取った。おまえはクマ怪人を探しに行ったのではないのか。クマ怪人も大事だが、暴走する参謀を助けるのも自分の役目だと。

これでクロマは魔力を使い果たした。ベリーブロッサムへの攻撃が出ない。これを今度は助けたのが参謀ダンテ。ダンテのおかげで攻撃が出来る様になったのだが、それでもベリーブロッサムに魔法に飛ばされてしまった。

それで家に帰ったのだが、クマ怪人はおじいさんと帰って来た。囲碁クラブのみんなと一緒に強化合宿に行っていたと言うのだ。書き置きに書いておいたのに。クロマ、読めてなかった。

E129系みたいな電車に地図子とクロマとクマ怪人が乗っている。
参考資料
ところが下車駅でクマ怪人が降りそこねた。ローカル線は大変だ。乗り過ごすと帰るのが大変。他人から妙な目で見られては大変だと小さく分かれる。各々別の意識があるのか、その一体のうちの一人が昔と違ってクロマが悪のコマ扱いしかしなくなった。そう思ったのに、帰り着いたらクロマがずっと立って待っていて駆け寄って来たのだ。ただの悪の総帥だった時はこんなのではと思ったのに、伊達地図子と一緒になってからはまた昔の様になってくれたと思うクマ怪人達だった。

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