サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと・第2話
会計担当が横領してバレて生徒会で吊し上げ。こんな恐ろしい連中の経費を横領するとかよくやるな。あの人ならとか言うし、進退窮まって生徒会長を襲おうとするし、これは操られたのでは。
さて我らがモニカさんは馬車に乗ってどうやら例の第二王子の護衛の為に学園に向かっているらしい。しかしどうも学園での寮生活でイザベルと相部屋になった様だ。それはモニカには無理。それならばとここでイザベルの悪役令嬢発動。この私がこんな使用人と相部屋なんて耐えられませんわ!使用人には屋根裏部屋がお似合いですわ!と言って無事モニカを屋根裏部屋にする事が出来た。
転校初日、当然の様にモニカは自己紹介の挨拶が出来ず、教師は呆れて席につかせる。休み時間に声をかけて来る者ありけり。ラナ・コレットと言う男爵令嬢。コレット家は成金で爵位を金で買ったと陰口を叩かれていた。ところがこのラナ、良い子なのだ。モニカを構ってくれて髪を結んでくれた。
お昼の時間、モニカはどこか人の居ない所で木の実を食べようとガーデンに入り込んだ。そこには例の生徒会長のフェリクス・アーク・リディル第二王子が居た。人が居たと慌てて逃げようとしたら、エリオット・ハワードに捕まった。しかも暗殺者をおびき寄せる為にここに居たのでお前が暗殺者だろうと言われるのだ。そのポケットに忍ばせているのは何だと追求され、でもこぼれたのは木の実です。
フェリクスはこんな子が暗殺者の筈がないと言ってくれたが、このタイミングで上から植木鉢が落ちて来て、モニカを庇おうとしたフェリクスの上に。ここでモニカが無詠唱魔術を発動。風魔法で植木鉢を吹き飛ばした。なるほど、無詠唱魔術イイネ。ここで魔術を使ったとは誰も思うまい。でもフェリクスにのしかかられてモニカ気絶。気絶魔女。
保健室の様な所で気がついたモニカ。様子を見てくれていた子も優しい感じ。何だか級友には恵まれているのでは。
今日の話を聞いたネロが大笑い。護衛対象から暗殺者に間違えられるとは。この時、外に怪しいヤツが居るのを発見。
翌日モニカは頑張って髪を結ったものの、うまく行かなくてラナにお礼とともにやり方を教わる。そして生徒会室ではフェリクスに助けてくれたお礼を言うが、ここで余計な事を口走る。昨晩外に出たのはあなただ。しらばっくれても私の観察眼は間違いない。どうよこの数字の値。
数字得意を思わず早口で披露したけど、あれ?丁度会計が消えましたね。会計にもってこいでは?何しろ、木の実のお昼を食べに来て気絶して、挙句の果てにフェリクスが夜間外出したのを暴くんだからどう見たって暗殺者側の人間ではない。