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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…・第5話

生徒会室では仲良くお喋りの出来るマリアだが、生徒会室から外に出るとマリアは遠慮してカタリナとは特に話をしてくれない。カタリナ自身が公爵家の娘だし、婚約者や友人は王子だし、そりゃ平民出のマリアはちょっと近づく事が出来ない。

それならばと、ゲームではいつもマリアが一人でお弁当を食べている場所へとカタリナが向かったら、またぞろ平民のくせに生意気だといじめられていた。早速マリアの救出に向かうカタリナ。マリアが光の魔法が使えるから贔屓されているのだろうと言う言いがかりに、カタリナが反論。どれだけマリアが努力しているのかお前達は知らない。これはマリアの実力なのだ。こんな事を続けているなら破滅するわよ。
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なんというか、実感があるセリフと言うか、実権を伴った(公爵家の力)セリフと言うか。おかげでイジメっ子達は退散。そして思わずマリアの弁護に入った時に、それまでのキャンベルさんからマリアちゃんになっていたので、嬉しかったマリアは今後もマリアで読んでほしいと言ってくれる。

カタリナさん、気づいてみたら、さっきマリアを助けた場面はゲームではカタリナがけしかけてマリアをいじめて、キースがそのマリアを助けるイベントの筈だったのを、またもやイベント横取りしてしまっていた。でも脳内会議では、結果は良かったのだからOKと言う事になる。

とは言え、イベント横取りをして、今のマリアは誰か好きになった相手は居るのだろうかと気になったカタリナは、四人の女子会の時にさり気なく誰か気になる人はいるかと聞いてみた。ところが、返って来た答えはどの殿方が好きとかではなくて、カタリナが好きと言う返事で、しかもソフィアもメアリもカタリナが好きと手を挙げるので、全然目的の女子会トークにはならない。
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この時の集まりで、お休みの日は実家に帰らないとならないと答えたマリアの顔がちょっと陰っていた。実家で何か嬉しくない事でもあるのだろうかとこの時は思った。

そして休日。カタリナは商人の娘の格好をして、自分の畑の為に近郊の農家の話を聞きに出かける。キースもお付き合い。ナーロッパ風の設定なので、現代農業から見たら農業技術は全然じゃないかと思うのだが、かと言ってカタリナが前世で農業を勉強した訳でもないので、やはりここは餅は餅屋に聞いて回るのが良いみたいだ。そして苗を貰ったりして収穫があった後、ふと見るとマリアの住んでいる村の近くを通る。

いい機会だからと言ってカタリナはその村へ。とは言ってもマリアの家を知ってる訳ではないので、村の市場の様な場所でマリア・キャンベルと言う子の家を知らないかと聞いてみた。すると、村では有名な子だからと行き方を教えてくれるが、マリア・キャンベルの話が出た時の周囲の雰囲気がおかしい。

果たせるかな、さっきその会話を聞いた二人がカタリナを呼び止めた。そしてマリアの噂をペラペラと喋る。平民の子なのに、光の魔法が使えたのは、おそらく本当の父親が別に居るからだとみんな言っているのだと。すぐにはピンと来なかったカタリナに対してキースはありがとうと言いつつ二人を追っ払って、人の噂なんて気にする必要はないとカタリナに言う。

ともかくマリアの家に行って挨拶するとマリアの母はマリアに友達?と少し不思議そうにしたものの、マリアが帰って来る迄中へと招き入れた。出されたクッキーを見て、カタリナはやはりマリアみたいにお母さんの自家製ですかと聞く。それを聞いたマリア母が、え?と思った。マリアがクッキーを焼いた?

そこにマリアが帰って来た。そんなタイミングでカタリナのお腹がぐーとなる。それを聞いてカタリナがクッキーをもっと焼くと言うので、それを待つ間にカタリナは目に入った外の畑を耕して良いかとマリア母に聞いた。いきなり何を言い出すのかと言う話ではあったが、カタリナが畑を耕すのが趣味だと言うので任せる。

その間にマリアがクッキーの準備をするが、あのマリアがと思う母。幼い頃は普通の少女だったマリア。しかしある時に光の魔法が発動してからは周囲からは特別視された。それを何とかしようと勉強に励んだのは逆効果で、やがてマリアは完全に学校で浮いてしまう。ある時、小さい頃に両親と一緒にクッキーを焼いて食べたのを思い出して、自分もクッキーを焼いてクラスの子と一緒に食べたらと思い、何度も何度も練習をしてクッキーを焼いたものの、クラスの子は手もつけずに離れてしまった。クッキーを泣きながら持ち帰ったマリア。そんなマリアを当時のマリア母はちゃんと受け止める事が出来なかった。そう言う理由でマリアはあれ以来クッキーを焼くことはなかった。
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それなのに今は自分からクッキーを焼くと言い出し、楽しそうに準備している。あのカタリナと言う(商人の(と思い込んでいる))子のおかげでマリアの笑顔が戻って来た。

畑の方はキースも手伝って綺麗に耕かされて苗も植えられる。戻ってマリアの焼いたクッキーを美味しい美味しいと食べてくれるカタリナ。

帰り際、マリア母はカタリナに頼むのだ。くれぐれもマリアをよろしくと。その震える手はマリアにも伝わっていた。

本人としては必死に破滅フラグを防いでいるつもりだけど、カタリナさんは破滅フラグをへし折るどころか、ハーレムフラグを次々と打ち立てる。
母には怒られるけどw

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