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八男って、それはないでしょう!・第5話

本洗礼の為にホーエンハイム枢機卿に招かれたヴェル。本洗礼って何?
ホーエンハイム枢機卿と言うと、前回ドラゴン退治の褒賞として金貨何枚が相応しいかを王の面前財務卿と軍務卿が争った時にその間を取った人物。アルテリオからは三人ともヴェルをうまく取り込もうとしていたとの事なので、今回の招きもその一環なのだろう。

と思ってみていると、早速ホーエンハイム枢機卿はあの孫娘にお茶を持って来させてヴェルに紹介する。ヴェルは営業トークみたいなつもりでホーエンハイム枢機卿の孫娘のエリーゼを褒めたが、その褒め方がよく無かった。いや、別に悪い事じゃないのだが、言質を取られてしまった。ヴェルの婚約者にすると言う。
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その後のホーエンハイム枢機卿と執事のセバスチャンの会話。既に王の許可を取ってあるからバウマイスター家の寄親のブライヒレーダー辺境伯も文句は言えまいと。ホーエンハイム家は子爵家だそうだ。えー、てっきり侯爵かと思って見ていた。だからエリーゼの婿は男爵以上を考えていたが、ヴェルを買って準男爵だろうと婚約させた。その一方でヴェルが持って来た心付けが莫大な金貨で、ヴェルは只者ではないと改めて思う。どうなんだろう、この辺はヴェルが元日本の会社員だった時の意識が働いたのだろうか。ヴェルには、マインに対するベンノみたいなこの世界での知恵袋は居ないよね。

しかしヴェルは屋敷に戻ってから激しく後悔していた。出会って一分で婚約とかそんなのありかと。でもエル達はそんなものだろうと言う。こう言う時代感の貴族社会とか顔も知らずに婚約ってありそうだし。

それよりもヴェルが奇妙な格好していると思ったら、自由に街を歩いてみたいと言う事でピエロに変装していたのだ。これなら絶対バレない。そう、普通ならね。でもあのローデリヒには通じなかった。歯並びだけでヴェルと気がついて大声で近寄って来たので周囲の人達も気づいてしまい。慌てて瞬間移動で逃げる羽目に。

今後もあんなのに付け狙われるのかと思ったら気が重くなるヴェル。だったら誰か家臣を召してその家臣に追っ払わせれば良いとエルが言ったら、じゃあエル、君が家臣だと。友達みたいな相手だったのにいきなり家臣ってのはどう?と思ったけど、ヴェルは既に準男爵だし、一方でエルの方はどこかの貴族に士官するつもりだったのでエル的には大歓迎。
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出会って一分で婚約成立したヴェルはやはりエリーゼの事が気になっていた。何の反論も意見も聞かずに自分の婚約者にされたエリーゼはそれで良いのだろうかと。そんな訳で、街で買ったクッキーを手土産にホーエンハイム家に忍び込んだが、ものの見事にエリーゼに見つかる。しかも枢機卿にまで見つかりそうだったから急いで屋根に。でも話してみたらエリーゼも悪いことではなくて竜殺しの準男爵様がお相手なら文句ないと言う。取り敢えず不満は無いとの事。

ヴェルの屋敷では買い物から帰って来たルイーゼとイーナが衝撃の事実を知る。エルが抜け駆けしてヴェルの家臣になっていた。だったら自分達もヴェルの家臣になれないか。それを聞いたエルが口をきいてやってもよい、先輩として、と言ったのでルイーゼが憤慨。あいつの後輩の地位では我慢出来ない。そうだ、ここはヴェルの側室になればよい。正妻はエリーゼに決まったが、側室なら大丈夫。こんな貴族社会だから当主が側室の一人や二人抱えるのは何の不思議もない。

と言う事で帰って来たヴェルにルイーゼが「色仕掛け」するが、全然反応無し。それでもルイーゼは諦めてない。自分の目指す道があるのだから。

ヴェルはセバスチャンから招待状を受け取った。お膳立てされたエリーゼとのデートだそうだ。フランス料理店みたいな所に通されて真鯛の食事をするが、会話が全然成立しない。と言うか、真鯛とかこの世界にあるの?それと、前回いきなり味噌を作った様に、実はヴェルの前身の信吾は食材を扱う商社マンだったので、ちょっと料理にはうるさい。だからあの食事で何か言うかと思ったのだが、そこは何もなかった。但し帰って来てから「醤油で食べたかった」と言っていた。

初デートの記念品で男の甲斐性を見せろとセバスチャンに言われて店に行ったらそこは宝石商。ずらっと豪華な指輪を並べられた。つまりは婚約指輪かよと思うヴェル。とは言ってもどの指輪もギラギラした雰囲気でヴェルが思うエリーゼの雰囲気にはそぐわない。ふと奥の方を見たらシンプルで綺麗な指輪があったのであれは?と聞いてみたら、地味ではないかと言われ、それでもこれにしたいと言ったらこれが金貨300枚。つまり3億円。流石に驚いたヴェルではあったが、エリーゼの為に甲斐性を見せて買っちゃう。

帰りの馬車の中でエリーゼが言う。この指輪は魔晶石に魔力を貯められる品物、それを見越して買ったのか準男爵の役に立てるからなのかと。そこはヴェルは正直にそれは気づいていなかった、単純にエリーゼに似合う物を選んだだけだと言う。打算とかそんなのではなく、自分の為に買ったと知るエリーゼ。そしてその指輪に魔力を試しに注ぎ込んでみたらまるでプラネタリウムの様な夜空が現出した。
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これらを見たセバスチャンが枢機卿に報告する。今迄エリーゼに近づいた男は全員がホーエンハイム家の聖女として寄って来たのに、ヴェルは違った。エリーゼを一人の少女として見ていたと。

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