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八男って、それはないでしょう!・第9話

ルックナー財務卿の目がひくひくしている。
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あの古代遺跡で発掘した様々な物を全部王室が買い上げる。したがってそれらの代価や王命による活動の報酬、それらを全部ひっくるめて一人あたり金貨200万枚になるからだ。流石に王室にもそんな財源が無いから20年間の分割払いw ここの国の金貨って確か以前ヴェルが日本円に換算してたけど、今回はもうヴェルも計算を放棄しちゃった。
(Wikipediaで見た。10兆円らしい。今回のCOVID-19に対処する第2次補正予算のうちの予備費が10兆円)

館に戻って来てからヴェルはアームストロングに王都からブライヒブルクに拠点を移す事を明かした。アームストロングはヴェルが居なくなるのを寂しがるが、その折にヴェルの死亡説の話をした。何の事か分からないヴェルが聞いてみたら、古代遺跡で何日か戻って来ないうちにヴェルが死んだと言う噂が流布されたと言うのだ。

なんだそりゃと思うヴェルだが、ここまで順調以上に出世も金も手に入れるとやっかむ連中が絶対出て来る。そう言われてエルやルイーゼやイーネもヴェルの家臣と言うだけで周囲から嫌がらせを受けてるなあと言った。これでまた200万枚の金貨なんて貰ったら大変だと。そこでイーナが良い考えを出す。報酬の不服申立てをするのだ。普通なら配分が少ないと言う係争で不服申立てが行われるが、今回は報酬が多すぎると言って全部ヴェルに押し付けてしまえと。なんだそりゃ、大盛りマシマシかよ、どこのラーメンだよと嘆くヴェル。

今回、こんな話をしている時からヴェル達の様子を外から伺う者がはっきり描かれて来た。曲者の予感がして外を見たものの、誰も居ない。しかしこうなると王都をあけてブライヒブルクに行ってしまうと留守宅が心配になる。誰か信用できる人物は居ないものかと考えたら、居ました。腕が立って、商家の出身で財産管理が出来て、そしてヴェルを慕っている人間が。あの槍使いのローデリヒ。

ローデリヒを招いた。何故かホールケーキを用意して。そして散々邪険にしていたのに、今更うちのパーティーに入ってくれるだろうかと聞いてみたら、ローデリヒが涙ながらに喜んだ。まあ確かに信頼は出来るものの、ちょっと別の意味で大丈夫かと言う点はありそう。
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こうして円満にローデリヒも仲間に。みんなでケーキを食べるが(この為に用意したの?なんか納得出来ない)この時またも怪しい気配が。外に出てもやはり居ない。ひょっとしてヴェルの命を狙っている者かもと、早々と王都を離れるのを進められた。

命を狙われている件で、何故か自分の死亡説が流されていたと言うのをローデリヒに話すと、その件は自分が調べましょうと言う。この時点では商人時代のネットワークがあるのかなと思った。

さて、ヴェルが発見した古代魔道具を研究施設に売ったツテで、そこではイメージしたものを召喚出来る魔法装置があると聞いてヴェルは研究施設にやって来る。所長はこの間の大量の古代魔道具を譲ってくれたヴェルと聞いて歓迎し、その魔法装置へ案内した。

ヴェルは何かここで召喚したいらしい。今までの麹とか海苔とかそう言うのを見てるときっと日本の食べ物なんだろうなあとは思った。だが最初にイメージして召喚したのはぱんつ。なんだよそれ、クズマさんのスティールじゃないかw エルがヴェルのイメージ中にぱんつの話なんてしたからイメージが狂ったと言うが、駄目じゃんその程度じゃ。

そして何かを召喚。荷車に巨大な荷物で、返り血だの生臭いだの言っていて、この時点では何なのか予想出来なかった。

王都を離れるにあたってヴェルはパーティーを開く。王都でお世話になった人達とかを招待して。特にブライヒレーダー辺境伯は実家の時代からお世話になってるからこの席にも招待された。そしてそこの料理に出て来たのだ、さっき呼び寄せたものを。なんとマグロでした。マグロの刺し身が登場。醤油はヴェルが苦労しながらこちらで作ったらしい。

こちらの世界の人間はマグロの刺し身など知らないので何だこれはと思いつつ、赤い肉片を黒いタレにつけて食べてみた。美味しい!

え?
ホント?
刺し身を食べた事の無い人がそんな事思っちゃう訳?
私は偏食大王だから到底信じられない。生の魚の身を食べるとか。
魚のまずさをごまかす為のわさびとか要らないの?

パーティーの途中でローデリヒがヴェルに耳打ち。噂を流した犯人が分かったと。犯人はルックナー会計監査長。ルックナー財務卿の弟で、ヴェルとつながりのある兄財務卿を追い落として自分が財務卿に座ろうとしたものらしい。兄弟喧嘩に巻き込まれたのかよと嘆息するヴェル。もうこんな噂を流さない様に手は打ったとローデリヒは言う。逆にルックナー会計監査長がヴェルの命を奪おうと画策したと言う噂を流したのだそうだ。そのせいでルックナー会計監査長は王宮から喚問を受ける事になった。とは言ってもどっちも噂で、知らぬ存ぜぬを通せば有耶無耶で終わる。但し懲りて同じ事はするまいと。

それにしてもどうして分かったのかと聞くと、ルックナー会計監査長はローデリヒの父だと言う。えええ。商人の出じゃなかったの?話を聞きすすめると、ローデリヒの母はルックナー会計監査長の正妻でもなければ側室でもなく、商人の娘に手を付けてそして母とローデリヒを放逐したのだと言う。血は繋がっていても恨みしか無い。そしてどんな人物かは知っていた。今回ローデリヒが凄い便利屋さんで登場したな。

そうこうするうちにカマトロ登場。カマトロって何?
調べたらエラの後ろから少ししか取れない部位らしい。それがあれだけあるって事は余程大量にマグロを呼び出したのか。

もう我慢出来ないと、外で見ていた、今回ずっとヴェル達を見ていた子が乱入。しかも扉を軽く手でぶち破って。ヴェルに危害が?とエル達が前に立つ。

その子はズカズカとヴェルの方に近づく。エルがおい待てと肩に手をかけたら軽く投げ飛ばされてしまった。しかし近づいたその子はヴェルよりもカマトロに手を出してうまいうまいと食べ始める。

なんとこの子はエドガー軍務卿の娘(Wikipediaでは元々が姪で養子にしたらしい)でヴィルマ・エトル・フォン・アスガハンと言う。英雄症候群と言って、全身の筋肉に魔力がまとわりついて異様に強力な力が出せるものの、魔力の消耗が激しくて常にお腹を空かせている。それってペコリーヌさんじゃないですか。中の人ともども。
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そこでエドガー軍務卿はヴィルマを任せられる甲斐性のある人間を探していた。ヴィルマもそう言われて、だからずっとヴェルを見張っていた。食べ物については合格だそうだ。エドガー軍務卿からどうだ?と言われて、ええと思うヴェルではあったが、何しろ側室のルイーゼとイーナがこの小動物みたいな子を気に入ってしまって外堀を埋められてしまった。ヴィルマ=新しい側仕え(違う

さて、話は大分前に戻って、ヴェルの死亡説流布と共にルックナー会計監査長から送り込まれた使者が兄クルトの所へ到着。何話か前の場面ですね。

使者が持って来た手紙にはヴェルが死亡したのでその遺産はクルトの息子に継承されるとあった。貧乏暮らしから脱出出来るぞとクルトは思ったのか、妻のアマーリエがヴェルの心配をしたのに対してクルトは喜んでしまった。

だがそこに瞬間移動でヴェル達が到着。
次回波乱?

まあ杉田智和さんは悪役だろうと善玉だろうとどっちもやるけど、今回の声の感じは悪役で、一方ゆかなさんはそりゃ悪い女の役もやるけど今回は悪玉じゃない方の声なので、そんな感じの結末になりそうw

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