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八男って、それはないでしょう!・第3話

第2話で師匠のアルフレッドから一通りの魔法の使い方を習い、アルフレッドがゾンビ化する前に、未だ人間の意識があるうちにと浄化させてやったヴェル。

今回、早くも育ってしまってあれから7年。青少年となったヴェルはブライヒブルク冒険者予備校に入る。ところでどうして予備校なんだろう。7年間ひとりでひっそり生きてきたせいでぼっち属性になってしまい、元々は25歳のサラリーマンだったのが予備校の自己紹介でキョドるまで退化してしまっていた。
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そんな訳で最初の自己紹介で失敗した感じになって周りから浮いてしまったが、でもこれは単に自己紹介に失敗したからではなかった。学校中で噂になっていたのだ。今年唯一の魔法特待生。途方も無い魔力を持っていて、魔法担当の講師がもう何も教える物がないと言ってしまったとか。そりゃ浮く。

最初にパーティー申請用紙を先生から渡されたものの、そんな訳なので一人さびしく食事をしていて、それを遠巻きに見ていたのがエルヴィン・フォン・アルニム(エル)、イーナ・ズザネ・ヒレンブラント(イーナ)、ルイーゼ・ヨランデ・アウレリア・オーフェルヴェーク(ルイーゼ)の三人。三人はそれぞれ剣・格闘・槍で成績トップだった。だからエルがイーナとルイーゼを巻き込み、そこにヴェルさえ参加させたら今後好成績でやって行けるぞと考える。最初はイーナはそんな考えでと思ったものの、幼馴染のルイーゼがそれに乗ったので巻き込まれた。

しかし相手は底しれぬ魔法特待生。向こうもこちらを値踏みしている筈。だから彼を凌駕する程の結果を出さないと駄目だと言って、狩りで結果をだそうとした。

ところがよくあるパターンでヴェルが全員の予想を遥かに超える獲物を取って来る。しかもそれをドラえもんの袋みたいなのに入れて。これを見てヴェルを狙っていた他のパーティーは全く敵わないと誘うのを諦める。だがイーナ達は諦めなかった。

もっと獲物をと、先生が行くなと言っていた森の奥に入ったが、あっと言う間に特大サイズの狼に囲まれてしまう。一頭一頭だったら何とかなったかもしれないが、大量の群れに囲まれてもう駄目だと言う所でヴェルが察知して狼をあっと言う間に倒す。
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これで流石にエル達もレベルの違いを痛感してしまった。

そんな時に学校にブライヒレーダー伯爵から園遊会のお誘いが来る。エル達は王国の有力貴族のブライヒレーダー伯爵に知って貰えたら王国での栄達の道があるかもと喜ぶものの、他の生徒はもっと冷めた目をしていた。ヴェルの噂を聞きつけたブライヒレーダー伯爵がヴェルだけを目当てにしたのだろうと。

園遊会に出てみたら、やはりブライヒレーダー伯爵はヴェルの方へ足を進める。イーナ達を無視して。そして別の場所で話がしたい言い出したので、ここで咄嗟にヴェルはイーナ達を指してあの三人は自分のパーティーだから同席させて欲しいと言い出した。

四人で通された部屋にはブランタークと言う、ブライヒレーダー伯爵家筆頭魔法使いが居た。しかもそのブランタークはのヴェルの師匠だったアルフレッドのさらに師匠だと言うのだ。アルフレッドはブランタークよりもずっと魔力があった魔法使いだったが残念ながら亡くなってしまった。風の便りに語り死人となり、無念を残していた筈だが、7年前にその気配が消えた。

ブランタークは問う。ひょとしてお前がアルフレッドが魔法を託せる弟子と認めた人間なのかと。ヴェルは確かに自分がアルフレッドを浄化したと明かすとこんな子供に無理を言ったものだと。

これでヴェルはブライヒレーダー伯爵とブランタークの知己を得る。しかもこれを機会にヴェルはイーナ達とちゃんとパーティーを組めた。その上、アルフレッドの遺産を継げと言われて巨大な城があてがわれたw
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