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波よ聞いてくれ・第1話

札幌が舞台らしいと言うのだけは知っていた。冒頭でいきなり羆と対峙するラジオパーソナリティの鼓田ミナレ。札幌岳?あそこってそんな軽装で登れる山なのか?羆と睨み合いながらもパーソナリティを続けるミナレ。何かおかしい。そのうちにスタジオが描かれて、そう言う設定でトークしてるのだと分かる。恐ろしい程の入れ込みで喋りまくり、仮想の羆を倒すミナレだが、チーフディレクターの麻藤兼嗣からは「お前は毎回アドリブ部分で自分の心をすりおろして客に出すな」と言われた。

話は遡ったらしい。バーでミナレは兼嗣に向かって男にフラれたグチをまくし立てていた。兼嗣は完全に閉口していた。しかし後で分かるがこの時に兼嗣はミナレの才能を見出していたのだ。

飲んだくれた翌朝、ミナレはカレー店ボイジャーの勤務に遅刻して店長の宝田嘉樹からこっぴどく叱られた。三回遅刻したらクビの約束のこれが二回目だそうだ。カレー店で働きながら、ミナレは客に余計な事を喋ると言う点でも店長に叱られた。内輪ネタを話すな、ここは夢を売る店なのだからと。ミナレは内輪ネタの方がウケると思っていたのに。それに夢を売る店ならBGMも選べ、なんだこのラジオ放送の垂れ流しはと考えながら聞いていたら、記憶にある内容。

何と昨晩ミナレがバーでクダ巻いていた語りが、録音されて勝手にラジオで流されているのだ、あの失恋話を。血相を変えてミナレは藻岩山ラジオ編成局へ車を飛ばす。建物に駆け込んでディレクターの麻藤兼嗣に会わせろと息巻く。

スタジオに飛び込んでお前がーと兼嗣を睨むが、兼嗣からは3秒間音が途切れたら放送事故、8秒も無音なら俺のクビが飛ぶ。俺のクビを飛ばす覚悟があるなら、お前があそこに座ってみろと収録室に放り込まれ、背中を叩いてキューを言い渡されて、こうしてミナレはラジオデビューした。
参考資料

札幌が舞台のTV局漫画に佐々木倫子さんの「チャンネルはそのまま!」と言うのがあるが(ドラマにもなった。アニメにして欲しいw)、広い意味でこれは「周波数はそのまま!」みたい。楽しい。ミナレはウザいけど。

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