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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部・第2話

さて、神官長からマインに青色神官としての努めなどの説明。まずは今のマインが置かれている状態から。平民から青色神官になったので神殿内でマインの事を心良く思っている者は基本的に居ない。親殿長に至っては誓いの儀式すら拒んでいる。まあね、心良く思っていないどころか、殺されそうになったのだから顔を合わせたくないだろう。だから今後の指導は全部神官長が行う。

神官長は能力のある者なら拒まない、特に今は青色神官から貴族に戻った者が多くて人手が足りず、神官長に業務が集まっているので手伝える者を拒む筈があるまい。
ニヤリ
参考資料
門でのお手伝いの事が知られています。

それから青色巫女として魔力の奉納。フランに奉納用の盾を持って来させて、真ん中の魔石に手をかざさせた。そこに魔力を注入するイメージで。するとマインの中にあった魔力が盾に吸い取られた。身体が軽くなるマイン。これはお互い益のある行為だ。

もう一つの仕事は聖典を読んで内容を覚える事。キターーw今すぐにでも読みたいマイン。それを制して、寄付金の話を神官長は持ち出した。

さっそく図書室へ行くマイン。側仕えの三人がついてくるが、この三人には用がないとマインはどっかへ行けと。そして図書室で本を読み始めたら没頭しだした。没頭しすぎて時間が経つのを忘れて昼食の時間になった。ギルが呼ぶと邪魔するな勝手に食べてろと言う。実はギルは主と一緒じゃないと食事出来なかったんだな。そこにはマインは気づかない。そしてあの目の色になるから、多分話を聞いていたフランが焦ってギルとデリアを引き離した。

帰ろうとしたら三人の側仕えがついて来た。何で一緒に来るんだ。来るなと言うので、食事にありつけなかったらしいギルは怒って戻る。マインはデリアに神官長への伝言を命じた。これでデリアも来ない。フランも来るなと言う表情だったので肩を落として去るフラン。

そのまま徒歩で二人はベンノの所へ向かうが、すれ違う人が「え?」と驚いていた。それもその筈、ベンノの所へ着くなり「おまえはそのままの格好で歩いて来たのか!」と怒鳴られた。青色神官は貴族で、貴族は馬車で移動する。その理由はふらふら歩いていたら金目当てに誘拐される可能性があるからだ。流石に誘拐と聞いてマインはもう絶対しないと誓った。

そしてベンノに寄付金の話。大金を持って歩くのが不安だからベンノに来てほしいと言う。それは側仕えにやらせろと言うベンノに、マインは側仕えなどあてにできないと答える。これでベンノはマインが酷い側仕えをつけられたのだろうと推測した。

でもその時ちょうどルッツが一生懸命仕事を覚えようとしている姿に出くわした。ルッツが頑張っている。それなのにおまえは神殿でちゃんと頑張ろうとしているのかとベンノに諭されたマイン。

それで寄付金はいつ持っていくと答えたのかとベンノが聞くと、ベンノの都合の良い時とマインが答える。これを聞いてマルクもベンノも大驚愕。それは神殿に対して即刻出向くと答えたに等しいと言うのだ。これは分からんなあ。

ベンノとマルクはさっそく身支度をして馬車で神殿へ。神殿の正面に降り立った。凄いな、ベンノの容姿が全く変わったぞ。神殿に赴くと言うのはこう言う事なんだな。それをフランが出迎えるので、さっきまでの調子で「あ、フラン」と言いかけてマインは言い直した。自分は側仕えの主として行動しなくちゃいけない。
参考資料

貴族らしくフランにベンノを紹介すると、フランもそれに応えた。そうだったのか、これが貴族らしい振る舞いなんだ。

フランが三人を神官長の所へ案内するものの、フランは未だマインの事がよく分からない。大人の歩速で歩くからマインが息を切らせる。ベンノがフランを止めた。マイン様は身体が弱い。速度が早すぎる。

神官長の前に通されてベンノとマルクが跪いて挨拶。やはり神官の位は高いんだな。と言うか、そもそも青色神官は貴族なんだし。

会談の為の席が用意されるが、当然マインには高い。しかも座って高さが維持出来る様に嵩上げされている。貴族らしくよじ登る?いや、それは貴族らしくない。どうすればいいかしらね、フランと言う目でフランを見たら、フランに通じた!wフランが抱き上げてくれた。今回、フランとの関係がどんどん良くなっている。

そしてベンノから寄付金と御礼の品。ここで神官長とベンノの戦いが始まった。
神殿でのマインの認識は魔力を暴走させる危険人物。ベンノから見たマインはどんな人物か。ベンノの意見ではマインは新しい商品の開発については天才肌。それ以外はおっとりとした寛容な人物。寛容な?そんな人間が魔力を暴走させるのか?おそらく、それはマインの不可触領域に手を入れたから。自分の身内に酷い事をしようとしたらマインは怒る。それ以外は無関心。

さらにベンノが加える。マイン様は虚弱。体調管理をうまく出来る者は現在当店の見習いしか居ない。神官長としてはその役割をフランに期待していたのだ、実は。でもフランはさっきマインを疲れさせてしまった。役割を果たしていなかった。

加えてマイン様は未だ神殿や貴族社会の慣習が分からない。そこを考えてほしいとベンノが言うと、それはちゃんと考えてある、そこは私の側仕えの中でも優秀なフランに任せていると。でもフランはそのつもりではなかった。そうだったのか、自分はその役割の為に神官長からマインの側仕えをする様に言われたのかと、フランはこの時初めて分かった。

ここで神官長からベンノに鋭い攻撃。マインは君にとっての水の女神らしいがと。水の女神?どうやら男女の良い仲みたいな言われようしているらしい。いや、ベンノは少なくともロリコンじゃないし。マインだって考えてもいないし。ここでマルクが憚りながらと口を添えた。マインの商品開発はすばらしい。その点がギルベルタ商会にとっての宝なのだと。

そしてマイン工房の取り分の交渉。ここはベンノの勝利だった模様。神殿の取り分はマイン工房の1割となった。

ここでマインが倒れる。神官長は未だマインの虚弱体質を理解していない。みっともないから立ち上がれと言うが、ベンノはこれがマインの虚弱体質なのだと言う。そうか、そうなのか。ベンノはマインを抱きかかえて退出。その後をフランが追った。

自分にマイン様を抱かせて欲しい。神官長の意図も分からずマイン様に文句を言っていた。自分が間違っていたと。マインの方も神官長から見放されたと思ったんでしょう、でもそうじゃないんだと。そして自分はちゃんと主になれる様に努力すると。

二人の関係がちゃんとなったのを理解したベンノ、フランにマインを任せる。
おお、今回三人の側仕えの中でフランはちゃんとしたマインの側仕えになったね。
参考資料

でもデリアとギルはまだまだ。
特にギルはマインの側仕えになった筈だからと仲間から食事の同席を拒否され、お腹をすかせるしかなかった。食べ物の恨みは怖いぞ。

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