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恋する小惑星・第11話

「来ちゃった」
来ちゃったものはしょうがないが、それでも引率の教師としては事情とか全部聞いてどうするか考えないとならない。そして聞いてみたらあそこで見送ってくれた一同は全部グルだった。そりゃそうか。

石垣島で連泊するのだから当然両親の了解は取っておかないとならない。これはそうだ。でも同じ事でみらの親にも事情を話してる筈。で、みらが知らないと言うのはわざと黙っていた。みらの母親ならそれも分かる。
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すずからはバイト代を前借りして資金を捻出。先生に話したら反対されるかもと思ったし、みらに話したらきっとバレるとすずから言われていたとの事で、それもあってみらの母親も黙っていたんだろう。とにかく、父の転勤の時は自分で全く動かなかったのを今でも後悔していて、今回は自分から動き出したのだ。

しかし先生、話してくれれば参観者として同行出来たのにと言う。宿泊費は自腹だけど、ひょっとして交通費は学校で費用だしてくれたのかな。

石垣青少年館に到着。受付が始まっていた。あおはちゃんと現地で話を通さないとならないので、今から参観者として参加したいと係員にお願いする。遠藤先生がすみませんねと言いながら主宰は誰か聞いてみたら、遠藤先生の知り合いでした。

既に主宰の廣瀬には遠藤先生から電話で話が行っていて、困ったちゃんと伝わっていたらしい。それを覗いて「困ったちゃん?」と興味を持つ参加者。廣瀬はこんな根性のある子は初めてだよと、参加を認めてくれた。だって子供達の目標を応援するのが自分達の役割なんだから。

その頃、在京組は桜先輩の運転でつくばに行っていた。大学一年生ってもう免許持っていてもおかしくないから。車を持てるかどうかは別の話だけど。私も免許を取ったのは大学一年生の時だった。自動車学校に通い始めて、その途中で入院したから実際に免許を取ったのは19歳になってからだけど。

イノ先輩達はあおが参加を認められて喜んでいたが、悠はそうじゃない。相変わらず固い。本来なら選考漏れしたのに、それを押しかけて参加するなんて卑怯だと思うのだ。JAXAの施設を見学しながら悠は選考に落ちたのに無理に行くのはダメだと言うから、思わず桜先輩が何か言い出しかけたのをモンロー先輩が止める。この役割は今はイノ先輩だ。
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イノ先輩、もうすっかり部長の顔で、みらとあおはこの一年間一歩づつ小惑星発見の為の努力を積んできた、あおが転校しそうになった時も乗り越えた、そうしてやっと訪れた機会なんだから応援するのだと。

きらチャレでは参加者の自己紹介。天文部とか地学部じゃなくて科学部だろうとそりゃ天体に興味のある人は居るだろう。これは分かる。しかし、天文部だけどアイドルが好きでーすと言う沖縄本島出身の友利飛鳥とか、好きなものは人間ですと言う蒔田史穂とか。みらの自己紹介が普通に見える始末。それにしても「九州から来ました」って言うの?普通は都道府県単位で言うんじゃ。

みらが眠くならない様にとマックスコーヒーを飲んでいたら友利が話しかけて来た。マックスコーヒーって関東限定なんだよね。昔はそんな意識なかったけど。そしてさっそくみらは友利をともりんと呼ぶ。蒔田はあおの脳が面白そうと話しかけてくるし。

この後は早速石垣島の観測所の見学。電波望遠鏡とか反射望遠鏡とか、一つ一つはどれも話には聞いてるが、実際に見たら違うんだろうなあ。人間に興味があるのと言う割りには蒔田は望遠鏡に関する知識を色々持ってる。

参加メンバーは電波班と光学班に分かれて観測する事になり、みらはあの二人のちょっと変わった少女達と一緒の光学班。夕食後に観測を始めるからしっかり食べてねと言われて、チャレンジ参加者は宿泊施設で食事が出るが、自前で食べる引率と参観の遠藤先生とあおは外で食事…えー、ハンバーガーとポテトが夕食?そこに蒔田の引率の早川がやって来た。遠藤先生とはきら星チャレンジの時に一緒だったのだそうだ。

光学班は天文台に行って小惑星探査の為のやり方を教授。なるほど、そうやって探すのか。掃天観測ってこっちの漢字なのか。音だけ聞いた時は総天かと思った。そして今やもう掃天観測の為のプログラムがあって、人間はそのデータに基づいて新小惑星かどうかを追跡観測する。コンピュータ化されて全然変わったんだろうなあ。ついて行けない友利は仲間としてあおを呼び込んで、指導役の花島もそれを認めたから、これで晴れてあおも正式な参加者みたいになれた。

新しい小惑星の発見は、最低でも二夜以上の観測が必要。二泊三日なのでこの夜に候補が出なかったらもう終わり?焦るみらだが、候補が出たら観測所で追跡観測してくれる。それよりも天候が悪化して曇って来た方が問題。光学班だからね。
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つくば班は今回も遠藤先生の実家に来ていた。そこに石垣島の天候悪化の知らせが入る。折角二人で機会を掴んで行ったのに、曇って空が見えないなんて。悠が思いついた。これだと鼻貴族のティッシュを差し出す。これでてるてる坊主を作って、石垣島の晴れを願おうと。おやおや、冒頭では選考漏れしたのに強引に行くなんてダメだと言っていた悠が今度は二人の願いを何とか叶え様と言う方に変わったよ。固い悠がほだされて行くのが今年度の地学部か。それにしても鼻セレブみたいな高いティッシュを惜しげもなく。

実は遠藤先生もきら星チャレンジに参加した頃は固い人間だったのだ。それが早川と仁科と三人できらチャレの活動してから今の様な柔らかい人間になったのだそうだ。バーベキュー出来たら起こしてねって所まで。

実は蒔田も色々な人に会いたくて来たと言う。カウンセラー目指してる。そして友利はこのきら星チャレンジに参加すると言うアイドルの天音ねおんに会いたくて来たと明かした。いいのか、あお。こんな連中に選考で負けて。

てるてる坊主の甲斐もあったのか翌日は晴れ。夜遅くまで粘った光学班は眠そうだったが、天候や空の明るさに関係ない電波班は計画的に進められていそうだった。研究はそうなんだよね。色々な偶然に左右される研究より、地道に積み重ねればデータが出る研究の方が少なくとも大学院の頃はありがたい。院生は締め切りのある論文を出さないとならないのだから。

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