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虚構推理・第3話

前回からの続き。ヌシはここまでの琴子の説明にどうしてもどこかで納得をしていなかった。琴子は次に新しい推理を出す。なぜ「見つけてくれると良いのだが」と言ったのか。

それは葵が紘男の死体を池に投じて見つけて欲しかった物は、これよりももっと前に葵が池に投じた物を見つけて欲しかったからだ。それは何か。葵は「まちいよしかず」が紘男の策略によって他の女と心中した時、その時は裏切られたと思った。そしてこの田舎に引きこもったのだが、実は葵のお腹の中には彼との子供を身籠っていた。そして家で流産した時にそれをどうするか悩んだ末に裏切った男との子供だからこの池に捨てた。
参考資料

ところがその後紘男によって「まちいよしかず」は殺されて心中に見せかけられた、即ち彼は裏切っていなかったと知った葵は嬰児を池に投じた事を悔やむ。せめて池から拾い上げて弔ってやりたい。だがこの大きな池から葵が引き上げるのは不可能。

そこで考えたのが紘男の死体を池に投じて警察に発見させる方法だった。ここで自分が殺したと自首してしまっては犯行を隠す為に凶器を池に捨てたと言うのとは矛盾してしまう。だから死体を隠しつつもすぐにバレる様に池に捨てた。登山者が多いらしいこの池ならばすぐに死体は見つかるだろう。そして捕まってから犯行を隠す為に凶器は池に捨てたと言えば警察も本気で池の中を探すだろうと。

だが警察は嬰児の死体を見つけられないだろう。何故ならヌシが言っていた。定期的に掃除させていると。だからもう嬰児の死体は無いだろう。あれから随分経つのだから。

ヌシはやっと納得した。人間は何と恐ろしい事を考える生き物なのか。

しかし下山途中のタクシーの中であの推理は違うと九郎に言う。何故なら幽霊を使って留置されている葵の様子を探らせたら葵は「大蛇は死体を食べなかったのか」と呟いたというのだ。やはり葵は当初の推理どおりに死体をヌシに食べて欲しかった。それなのにヌシが最後の言葉にこだわったせいであの推理を構築した。そもそも葵の最後の言葉をヌシが聞き違えているかもしれない。でもそうだとしてもヌシは絶対それを認めないだろう。だから全部の辻褄の合う話を作ったのだと。

話は分かった。それにしても琴子は無茶をしすぎだと言う九郎。それに付き合う代わりに妖怪退治をするなんて聞いてないと言う言葉尻をとらえる琴子。付き合うのを認めましたねと。

 

二年後
…って、おい、もういきなり二年?
まさか琴子ちゃんは育ってしまってないだろうな。

世間では「鋼人七瀬」の噂が広まっていた。それは事故処理にあたる警察の中でも話題になっていた。つい先日はある男が車の運転中に鋼人七瀬と思われる風貌の女を道路の真ん中で発見してハンドルを切って谷底に転落。幸い命は助かったので警察に救助された時の最初の供述がその鋼人七瀬を避けようとしてハンドルを切ったと言うものだった。後にそれを翻したので、調書を取った弓原紗季は現実にありえるそちらの方を採用して鋼人七瀬の件は書かなかった。

だが同僚にして紗季を焼き肉に誘ってふられた寺田刑事は他でも鋼人七瀬の噂は流れていると言う。その一方でその様な怪奇現象は信じていない。

鋼人七瀬とはそもそもアイドルだったが、落下した鉄骨の下敷きになって死んだ。それを恨みに感じてアイドルの衣装で潰された顔が無い姿で出現する幽霊だと言う。

紗季はそう言う話を無碍に否定するのは良くないと言うと、寺田は別れた以前の彼氏は幽霊か何かだったのかと言うので、そこで描かれた過去の回想はまさに九郎だった。あれ、この紗季が以前の九郎の婚約者なのか。九郎が怖くなって逃げた女か。

しかし紗季は逃げたものの、それ以降そう言う存在を微かに感じる様になった。だからあの自動車事故の現場でも微かにその気配を感じ取っていたのだ。そう考えながら署からの帰途で琴子と出会う。琴子がいきなり転げ落ちて来た。

それを抱きかかえた紗季。大丈夫かと聞く紗季に琴子は「破瓜の痛みに比べたら何とも無い」と…おい、琴子、もうアレですか?前回一反もめんをふんどしパンツにしていた疑惑があったが、どうも琴子はそっち系の人間なんだろうか。

琴子は紗季にどこのどなたか存じませんが、助けていただいてありがとう。そして逃げてくれと。向こうからやって来たのはあの鋼人七瀬。琴子は鋼人七瀬に向かって戦いを挑む。九郎は琴子は何の戦闘能力も無いと言っていたが、確かに妖魔を封じる様な異能はないかもしれないものの、これだけの超人的な運動能力がある。

紗季が先に鋼人七瀬を退治しようとして、手が素通りしてやられそうになったのを琴子が助けて義足を落としながらも健闘。最後には鋼人七瀬の方が引いてしまった。

鋼人七瀬は近日中に自分が何とかする。だからこの事は内密に。くれぐれも警察沙汰にはしないように。
その話、ちょっと署で聞こうかw
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紗季は警察手帳を琴子に見せる。あちゃー、警察の人間だったのか。あれ?弓原紗季?と言う事は九郎から逃げた婚約者。髪を短くしているので気づかなかった。

以前病院でちらと会ったもののちゃんと挨拶するのはこれが初めて。
桜川九郎先輩の「今の彼女」です。
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その台詞を吐いた琴子に紗季がグーパンチw

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