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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません・第11話

ベンノとのこの先の計画を相談している時にマインは突如倒れる。今度こそ危ないと言う雰囲気で倒れる。ベンノは直ちにマルクに馬車を用意させてギルド長グスタフの所へ。絵の雰囲気を見るとグスタフも慌ててマインを迎え入れた様だ。そしてその知らせはマインの家族にも届き、トゥーリ達はマインの回復を祈るしかなかった。
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マインは熱にうかされながら熱が何とか収まるのを願ったが、その熱は何か玉の様な物に吸い取られ、満杯になった玉は破裂してしまう。破裂したらまた出て来るんじゃ?と思ったけど、どうやら熱共々消滅してくれたらしい。天蓋のあるベッドの上で気が付いたマインは腕に嵌められた損傷した腕輪を認める。そしてその腕輪は役割を終えた様に崩壊した。

マインのベッドにフリーダがやって来た。ここはやはりフリーダの家。マインはフリーダからあの腕輪のおかげで熱が下がったと言うのを知る。その一方であれは魔術具であり、貴族からでないと入手出来ないものだと言うのも知った。ギルド長のグスタフですらやっと貴族から中古品を譲って貰える物。

しかも今回熱が下がったのは溢れ出す熱を魔術具が吸い取ったからであって、熱はまた沸いて来る。まるでコップに水を注ぐかの様にそのうちまた溢れるのだ。次までどれ位かと聞くマインにフリーダは恐らく一年後位だと答えた。

身食いを何とかするにはこうして吸い出す事を繰り返さないとならない。それは貴族の魔術具など貴族に頼るしかない。だからフリーダは将来貴族の愛妾となる契約を結ばされたと言うのだ。愛妾となれば貴族の力で身食いの熱を吸い出せる。

愛妾と聞いてマインはお妾さんになるの?それでフリーダは良いの?と聞く。ここでフリーダが「お妾さん」なんて良く知ってるねと言うかと思ったのだが、何でも知ってるマイン相手だとその程度じゃ驚かないのか。

フリーダは愛妾になるのはもう覚悟していた。その先で待っている貴族との生活を楽しもうと。しかしマインはどうするのか。貴族と契約したらあの城壁の向こうの貴族街に行ってしまってもうこちらには戻れない。家族とは会えなくなる。だからマインに残された選択肢は二つしかないのだ。貴族と契約を結んで隷属するか、結ばずに家族と暮らす道を選んで一年後に死を迎えるか。

マインが気が付いたとの知らせを受けてギュンターとエーファとトゥーリが駆けつける。マインの元気な姿を見て抱きしめようとするギュンター。またぞろマインはギュンターを避けてトゥーリの方に抱きつくのかと見えたがそうではない。今度は本当に父の腕の中で寂しかったのを告げるのだ。
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家に帰ろうと言う家族に対してフリーダは未だからだが落ち着いていないからあと一日こちらで過ごす方が良いと言う。何しろ自分も同じ病気だから分かると。

と言う事でこの日はマインをフリーダの所へおいてギュンター達は帰る。残ったマインはフリーダと共に女の子の遊びをした。大浴場に入ってマインがフリーダの髪を洗ってあげたり。フリーダにしてみればこんな大浴場は貴族の屋敷にしかなくてそれを模倣したのよと見せたのだろうが、日本から行った麗乃=マインだとこの程度の大浴場は見慣れているよね。どうせなら「シャワーはないの?」とか「ケロリンはないの?」とか(をい

それから厨房へ行ってお菓子を作ってみる。マインは砂糖はあるかと聞くとあると言うのだ。えええええ、この文明レベルで砂糖あるのか。まあこちらの世界とは全部並行な訳じゃないけど。そこでマインは材料があると聞いた砂糖とバターと小麦粉と卵を同量で混ぜてカトルカール(パウンドケーキ)を作る事にした。しかしケーキ作りとなると一生懸命混ぜないとならない。フリーダもマインも疲れ果てて料理人イルゼにやって貰う事に。そして焼き上がったパウンドケーキを食べてフリーダもイルゼも目を輝かせる。

ベッドに入ってからは女子会の筈だったが、二人とも昼間の遊びで疲れてしまってすぐに寝てしまった。翌日は帰るにあたってグスタフがあの魔術具はタダで譲った訳ではないと言い、小金貨3枚だと言う。マインは命を救ってくれた貴重な魔術具なので分かりましたとあっさり答えると逆にグスタフが驚く。

やがてギュンター達が改めて迎えに来た。フリーダは、グスタフが食事を一緒にと言っていると言うが、マインは今や家族の所が一番戻りたい場所だった。だから母の作った食事をしたいと言って帰る事にする。

ベンノは無事に回復したマインと会った時にあの魔術具に小金貨3枚を払ったと聞いて、あのクソ親父め小金貨2枚と取り決めたのにふっかけたかと怒るが、恐らくマインには払えないと踏んでいて代わりにマインを取り込もうとしたのを蹴ったと知ると、一泡吹かせたのならそれで良しと。だがあそこでパウンドケーキを無償で作ったのを知るとこちらには激怒。砂糖は最近やっと富裕層で手に入る様になった物で、未だそれをどう活かすか誰も思いついていなかったのだ。それをまたぬけぬけとタダで教えて来おってと。

これからはもっと富裕層向けの品物を考えて稼がねばなと言うベンノではあるが、マインに残された時間は少ない。

それを二度目の冬が本格的になり、マインにもとうとう洗礼式の番が回って来て、以前トゥーリに用意した服をさらにバージョンアップして見せる。ギュンターは目の中に入れても痛くない程に喜ぶが、ここでマインから重大なお話が家族にあった。

身食いの熱病の話を明かすマイン。今の状態は治癒したのではなくて、抑えているだけ。一年以内にまた熱に喰われる。父はマインが何か隠していたのには気づいていた。小金貨3枚で先日は助かったのはもう良い。それよりもそれじゃこの先はどうなるのかと。ギュンターの言葉が重い。熱をどうにかするには貴族に身売りするしかない。でもそれだと家族とは離ればなれになってしまう。家族会議の結果、マインは今のままこの家に居たいと言うのがみんなからも受け止められた。

でもそれじゃあと一年以内の命ですよ?
離ればなれになりたくないと言うトゥーリの気持ちも分かるけど。
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