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放課後さいころ倶楽部・第9話

四人で観光地を歩いている…と言うか、京都が地元だから。エミーはもう普通に日本語のテストを受けられる程に日本語に慣れている。四年前に日本に来て日本人の祖母から日本語を学んだのだそうだ。

翠のボードゲームのお店はどこかとエミーが聞くと、ここだとスマホの地図を見せてくれたものの、どこなのかピンと来ない。でも美姫が京都は碁盤の目だから分かり易いよと言う。碁盤の目?外国人には碁盤が分からない。チェス盤と言えば良かった。

ともかく東西南北さえ分かれば道が分かる。成程、北はこっちねとエミーは指差すが違う。太陽が出てる時に方角を間違えるのはヤバい。
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さいころ倶楽部に到着。ドイツからのボードゲーム好きのお客さんとあって、店長は狭くてすまないねと。

エミーは棚にエルフェンランドがあるのを見つけた。ドイツで友達とよく遊んだと言うと、やってみるかいと勧められた。

このゲームはファンタジーなマップ上に、草原、森、山岳、砂漠、川の地形の上を通る道があり、その道の上に各々が4個の移動用のタイルを置いて始める。プレヤーの手元には8枚のカードが配られ、道上の移動のタイルに応じたカードを移動に必要なコストの枚数出せば、それで移動出来る。無い場合でもカード三枚消費すれば動ける。全員カードが無くなるか動かせなくなるかになったら1ラウンド終わり。またカードを配る。これを4ラウンドやる。プレヤーは各地点に置いてある自分のマーカーを何個回収出来るかを競うのだ。これは手持ちのカードを見てどう言う順で回るかが戦略かな。

終わってみたらエミーが全てのマーカーを回収して勝ち。翠がエミーって方向音痴なのにゲームのマップには強いねと言うと、エミーはドイツを発つ時の事を思い出す。最後に友達とこれで遊んだ時に、やはりエミーが勝ったものの、エミーって方向音痴なのに強いなと言われたのだ。そして友達のアンナから「嘘つき、一緒にゲーム作るって約束したじゃない」と泣かれたのを思い出して、思わずエミーに涙がこぼれた。
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慌てた翠だったが、何故泣いたのかと言う理由を話したらそれを聞いた翠が驚く。エミーもゲームデザイナーを目指している?それを知った翠は急に用を思い出したと言って帰ってしまった。店長、それを見てやれやれ未だひよっこだなと。

翠、家に帰って超豪華な家の超豪華な部屋の超豪華なベッドの中に潜って自分が逃げた理由がつまらないプライドのせいだと自己嫌悪に陥っていた。

美姫も実は翠はゲーム作りについてエミーと話がしたいのではないかと察して、エミーと綾に協力して欲しい事があると言う。

翌日、エミーが日本の子供はどんな遊びをしているのか教えて欲しいと切り出した。かくれんぼとか鬼ごっこかなと言うが、あまり日本独自っぽさがない。そこで翠がだるまさんがころんだはどうだろうかと言う。

実際にやってみようと賀茂神社へ。やっぱりだるまさんがころんだは神社でだよね。いや、神社でやった事ないけど…北海道に住んでいたから。基本は普通に知られているルール。問題は捕まった子を解放した後どうなるか。私が遊んだのは解放されたらまたオニがやり直しをするだけだった。いや、何歩か歩いたかな。もう忘れた。

こうして遊んでみるものの、どうなったら終わるのかとエミーに聞かれて終わり方が分からない。そう言えばどうやって終わったか覚えてない。飽きたら終わりみたいな感じ。

一連の流れを聞いてエミーがこの遊びには欠陥があると言ってきた。オニではない方に何のご褒美も無い。確かに大人になってから見てみたら、何も危険を犯してオニに近づく必要なんて全く無い。今の私ならスタート地点から一歩も動かないぞw

そこでエミーはオニにタッチしたり子を解放したりしたら1ポイント付与すると良いと言う。逆にオニにはストップ後のタッチが成功したら1ポイント付与。オニを順番にやって一巡した所でゲーム終了。

さっそくこのエミールールでだるまさんがころんだをやって見る。するとポイント欲しさに子同士で競い合う関係が生まれた。そう、上述の私みたいに危険回避の為にスタートから一歩も動かないと負けるのだ。
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すっかり面白くなっただるまさんがころんだ。エミーは言う。全てのゲームは進化の途中だとアレックス・ランドルフは言っていたと。そうか、そうだったのか。私が子供の頃に人生ゲームなどを改良したのは単なるバリエーションを作っただけじゃなかったんだ。

進化の連続から新しいゲームが生まれる。私達ゲームデザイナーはそこを理解しておく必要がありますねと翠に語りかける。あれ?エミーって自分がゲームデザイナーを目指してるって知ってたのと驚く翠。前に聞いたみたいだから。でもこれをきっかけでお互いにゲームデザイナーを目指す話が出来る様になる。美姫はそのきっかけを作りたかったのだ。

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