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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません・第7話

今回もサブタイの件から。予告で「不信感の芽生え」とあったのであまり良い予感はしなかった。そもそも誰と誰の間の不信感なのか。やはり可能性としてはマインとルッツか。

ベンノから呼び出し。一応食事の招待ではあるのだが。と言う事でベンノのギルベルタ商会へ行くのだが、オットーにベンノのギルベルタ商会ってどこ?と聞いたらオットーの家の下の一階だそうだ。つまるところ、オットーの嫁のコリンナを側から離したくなくて婿のオットーともどもあそこに住まわせているシスコンの兄と言うのがベンノ。そんな関係だったのかよ。
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ギルベルタ商会を覗いてみたらあまり客が居ない。ルッツは繁盛していないのかと思うのだがマインの見立ては違う。ここは高級品を扱っていて富裕層に高く売って売上をあげている店なのだ。だから店員の身のこなしも洗練されている。それを聞いてそんなものなのかと思うルッツだが、こうして段々不信感が醸成されてくるんだな。

先ずは食事会。但し例によってマインから見たら出汁を捨てたスープだから美味しくない。これ、いつかスープもベンノが驚く日があるんだろうか。

しかし食事中のベンノの顔が怒ってる雰囲気が読み取れる。何かしでかしたっけと思ったら、ベンノの怒りは簡易チャンリンシャンを何故オットーに釘の代価として渡したのかと言う事だった。既に二人はベンノの契約下にあった。でもマインの認識では未だベンノとの正式契約ではないからオットーと取引したのだが、ベンノの言い分ではちゃんと自分と取引しろと言うのだ。

これは失敗してしまった。ごめんなさいと頭を下げるマイン。しかしこれが面白い。この世界では頭を下げると言う風習が無い。だからベンノはそれは何をしているんだと訝しがる。

ベンノはマイン達に植物系の紙を作る道具を提供しようと言う。既にルッツが柔らかい木材を探していると言うのを耳に入れていた。道具も燃料も何もかも提供しようと言うので、その対価は何を担保として望んでいるのかとマインが聞く。子供ならくれると言われればそのまま受け取るが、もうマインは大人としての前世がある。基本的に何の見返りも無しに無償で物はくれない。その年齢で担保とする考えがあるのかと驚くベンノ。そして担保って何だと不思議な顔をするルッツ。

ベンノとしては簡易チャンリンシャンの製法を教えて欲しいと言う。オットーの時は釘程度だったから製法は教えないで現物を渡したが、これだけの事を提供してくれるのなら簡易チャンリンシャンの製法でも良いだろうとマインはあっさり承知。

さらにベンノは植物系の紙の製造がうまく行ったあかつきにはその紙はギルベルタ商会が販売するから売上の一部を給与に加算しようと言ってきた。だがマインはその取引は飲まない。それだと解雇された時にほとんどの収入を失うからだ。だからライセンス収入の方式を提案する。ベンノはなるほど先の事まで考えているのかと益々感心する。そして一方ルッツは何を話しているのかもう追いついて行けなくなっていた。だからこれで良いなと言う問いにも生返事しか出来ない。

契約書は最後に自筆サインをした後で血判による魔法の呪縛が行われた。マインはその点は苦手だったのでルッツが切ってやる。

ギルベルタ商会からの帰り道、ルッツがマインから離れて歩く。もうルッツには不信感が溢れていたのだ。おまえは本当にマインなのか。今日のベンノとの大人の会話は自分には全く分からなかった。それをおまえはスラスラと進めて行く。自分の知っているマインはそんな人間ではなかった。マインは、だったらルッツには今の自分がマインに見えないの?と問い返すのが精一杯。
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帰宅後、なんだかエーファもトゥーリもマインによそよそしい。あれ?と思ったけど、すぐに夢なんだろうなと気が付いた。自分が元々のマインじゃない、マインの身体を乗っ取っていると言うのは麗乃マインにずっと重くのしかかる。

植物系の紙を作る工房は材料の調達がしやすい東の門の近くを望む。しかし今日はルッツが森に行くから一緒にギルベルタ商会へ行けないと聞くと、マインは喜んだ。なぜならルッツにあんな疑惑を持たれたが、ベンノとの取引は工房の話も合わせてもっと詰めておかないとならない。それをまたルッツ立ち会いで聞かれたら益々疑われる。だからルッツの居ないうちに全部済ませておこうと思ったからだ。

しかしマルクに連れられて歩いている時にマインは突如倒れる。気が付いたらベンノの所で寝ていた。これはとんだ失態を犯してしまいましたとマインが土下座するが、これもベンノには不思議なポーズだった。何だそれはと言われてともかく最大限の謝罪だと。
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ベンノとしてはマインに何かあっては困る。だからもう一人で勝手な事をするな、これからは必ずルッツが傍に就いていろと。これが出来るのは世界中でルッツしか居ない。そう、これでやっとルッツにとってマインと一緒に居る存在意義が出来た。

そこまでは良い。しかしやはりマインがいきなり倒れたり頻繁に熱を出したりするのは身食いの症状だろう。オットーは身食いとは何なんだとベンノに聞くと、体内に魔力が溜まりすぎて身体を蝕まれる病気。オットーが聞いた事が無いと言うのはこれは大抵洗礼式の年までに死んでしまうからだ。それじゃもうマインには残された時間が無いではないか。

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