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放課後さいころ倶楽部・第3話

美姫、過去にあんな意地悪された事があったんだな。それ以来他人とつきあうのが一層怖くなった。だから一人で居たのだが、高校に入ってから綾と翠とはボードゲームで友達になれた。

今日はおでかけみたいだが、その先で人が倒れているのを発見。でも周りには自分以外の人はおらず、おずおずと声をかけてみたらにっこりこちらを向いてくれる。行き倒れじゃなかった。縁の下に猫が逃げ込んでしまって困っているらしい。
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そこで美姫が猫を誘い出す。出て来た所をその人が掴まえた。それにしてもこの子(さくら)は人見知りで他の人には全く近寄らせないのに凄いなと言う。そうこうするうちに時間が経っているのを知って美姫は慌てて走り出した。

今日は綾と翠と待ち合わせをしていて綾の家に行く。そして綾の家でゲームをする約束になっていた。上述のとおりだから友達の家に行くなんて何年ぶりだろうかと思う美姫。

そこに綾の姉がやって来た。ゲームするなら多い方が良いだろうと話をしてあったのだ。そしてその姿を見てびっくりした。あの猫を誘き出してあげた人だった。彼女は綾の姉で花と言う。確かに髪の毛の色は同じだけど、雰囲気違う。そして花は友人のマキと言う人を連れて来ていた。げ、こっちはまるでヤンキーではないか。美姫は一目見て苦手なタイプだと思う。確かに私から見ても苦手なタイプ。
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マキは美姫を見てどこかで会った事があるなと言って、どこ中だと聞いて来る。しかし花に言わせれば三歳以上の年齢差があるので中学時代は重ならないとの事。ともかくこれでますます美姫はマキに対して臆病になった。

今回翠が用意したのはインカの黄金。ボードゲームではない。カードの山を積んで出て来たカードの宝石を全員で均等に山分けする。余りは中央にストック。山分けしたと言っても未だ完全に自分の物になった訳ではない。と言うのは未だ遺跡から出た訳ではないので失う可能性があるのだ。

カードの中には宝石カードの他に同じ1/2の確率で障害カードがある。ヘビとかミイラとか。同じ種類の障害カードが出たらそこで探検は失敗。未だ遺跡から出ていないプレヤーは手元の宝石を全部失う。一方それ以前に撤退したプレヤーはその時点の宝石は確保出来る。

つまるところはチキンレース。ヤンキー向けw

ところが花はよく分からないと言うのでマキとの共同プレイとなった。でもこの後を見てみたら事実上はマキの単独プレイだけど。

美姫は最初のプレイでマキの脅しに屈して早々と撤退した。綾と翠はその後も残ったものの、障害カードが出てそれ以降は臆病になる。

そして最後のプレイ。綾と翠は慎重勇者になって障害カード全種類が出揃った所で早々と撤退。残ったのは美姫とマキになったのだ。マキは美姫に対してこれで障害カードが出たらおまえは最下位(どべとか言っていた)だが、ここで撤退したら2位だぞと言って来る。ああ、なに、2位なのか。だったら私は迷わず撤退するなw

と脅しをかけられておいて撤退かどうかの確認フェーズ。でも今の美姫は単に臆病な時と違って綾と翠と言う友達が出来ていた。ここで美姫は強気に出る。一方でマキはあれだけ脅しをかけたから美姫は撤退するだろう、だったら一緒に撤退したら損失無しで1位と計算したのだろう。ここで撤退を選んだ。

美姫が一人残ってカードを引く。ここで障害カードが出たら美姫は最下位。一方で宝石カードが出たらその分を手に入れられる。確率は1/2…じゃないんだよね。今迄出たカードを、少なくとも枚数を覚えていたら残りの確率が1/2なのかそれ以上なのかそれ以下なのかは分かる。

そして引いたカードは宝石カード。美姫の一発逆転。
この時美姫は思い出した。あのいじめられた時、おまえら弱い物いじめすんじゃねーよと出現した年上の子が居たのを。いじめっ子達は「狂犬のキョーコや!」と言って散り散りになって逃げて行った。
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狂犬のキョーコ
思わず呟いた美姫の言葉に何故それを知っていると。マキと言われてるがマキは苗字でフルネームは牧京子。キョーコと呼ばれるのが好きじゃないから(以前狂犬のキョーコと言われたからか)マキで通していると言うのだ。

あの手のヤンキーな子は悪いヤツではないと思ったけどやっぱりぬいぐるみを奪い返してくれた人だったんだね。

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