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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません・第1話

マインは異世界転生する前は本須麗乃と言う本好きの子だった。子と言っても死ぬ直前に図書館への就職が決まっていたらしい。本好きはジャンルを問わなかったと言う。それにしても死ぬ時の描写が本がバラバラと落ちてきているので、これではまるで本の下敷きになって死んだみたいではないか。

転生先は小さい女の子。最初は言葉が分からなかったがすぐに元のマインの記憶が流れ込んで来て通じる様になる。この作品、そこそこ時代考証とか出来ているけど、幼女の記憶が流れて来ても現地の言語を転生前の言語で表現は出来ないぞ。その辺はお約束事項補正かな。そもそも転生前の言語知識で会話を始めたら母親が滅茶苦茶驚くから。

姉のトゥーリが部屋に入って来た時に取り敢えず本を読みたいと言ったものの「本って何?」と聞き返されてしまった。前世であんなに本好きだったのに、本が無いなんて。トゥーリと母エーファが居ない好きにマインは起き上がって家中で本を探す。本が無くてもカレンダーとか言ったがもっと無いんじゃないか。
参考資料

転生した世界はナーロッパ的中世社会。ちゃんとガラスが無くて板戸の窓でトイレはおまるで外にぶちまける。長い髪が邪魔だと、人形らしき物の手足をもいで良いかとトゥーリに聞くと、それは私の大事な物、なんでそんな事言うのと悲しそうな顔をするので、そこは本当にお気の毒だった。結局トゥーリに簪を作って貰った。

母が買い物に行こうかと言うので、ひょっとしたら本屋があるかもしれないと喜んでついて行く。マインは身体が弱いのでおんぶして貰って外に出た。ところが本屋が無いどころか街中見渡しても文字が無い。そうだよねえ、この雰囲気の時代だと店の看板って絵なんだよね。そのうちに鶏の屠殺現場に遭遇して気絶。

これでマインは休んだ場所の近くの店にお願いして、母が買い物を済ますまではそこで大人しく待つ事にした。ふと店頭を見てみたら本があるではないか。店主のおじさんに聞いてみたら「お貴族様」が借金のカタにしたらしい。未だ印刷技術の無い時代で、一冊一冊が手書きだから本は大変高価で、お貴族様しか読めないらしい。その時の描写ではお貴族様夫人みたいな人が娯楽っぽい本を見てたけど、そもそもそんな時代にはそう言う性格の本は無いのでは?

ともかくマインはインクの臭いでもいいから嗅ぎたい、どうかお願いしますと土下座するものの、店主は拒否した。まあお貴族様しか持てない高価な物を子供には触らせられない。

こうして辛うじて本と言う存在はこの世界に認めたものの、その本があまりに縁遠いと知ってマインは「本がないなら作ればいいじゃない」と本作りを決意する。
参考資料

うーん、どうなんですか。
教会と言うか、神殿に行けば本はあるのでは?実際に中世ヨーロッパで本のある場所と言えば教会だったから。ただ、やはり見せて貰えるかどうかかな。街歩きでやっと数字は読める様になったので初見では読めないだろう。未だこの世界の文字は数字しか出ていないので分からないが、ラテンアルファベットの単なる置き換え程度ならすぐ読める様になる。ちょっとでも本を読んで見せたら神殿の関係者が「なんだこの子は、奇跡の子ではないのか」と興味を持って他の本も見せてくれるかもしれない。

またぞろ異世界転生モノではあるが、転生後にやりはじめる事がこれまでに無かった本への執着なのでこれはこれで面白い。

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