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荒ぶる季節の乙女どもよ。・第7話

先生の部屋に行きたい。この言葉は山岸先生にとっては最初はひと葉が自分の過去をあさりたい為だと思った。ところがひと葉は、今日は紐の様なとびきり細いまわしをして来ている。先生とうっちゃり大一番したいと。

山岸先生は良いでしょうと顔を近づける。キスをされそうな雰囲気に身をすくめるひと葉を山岸先生は笑った。うっちゃり大一番をしようと言う子がキスに怯えるなんて。

新菜と入れ替わりに風呂から出て来た百々子。新菜はきれいな身体だったなあと、和紗と同じ様に考えていたところへ杉本からLINE電話が入った。こんな時にとげっと思った百々子が放置すると、今度はメッセージで。今合宿中と返したらまた電話。男なんて鬱陶しいと思う百々子だが、一方で男とLINEをしてニマニマしている女ありけり。
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り香は百々子が戻って来たところですかさず恋の伝説を考える風を装う。恋の伝説と言っても恋そのものが分からないと漏らす百々子にり香はあなたはそうかもしれない、しかし今の私は違うのだと先に進んだ優越感の様な目を向けたのに、ポッキーに感じる味は同じだった。

そこに目を血走らせて飛び込んで来たひと葉。
「おそろいのティーバッグを履いてきたら高校卒業と同時に即結婚」

湯あたり和紗を脱衣所にあげて扇風機で冷ましてやる新菜。その新菜をぼんやりとした目で見ていた和紗は、泉と和紗の事をグルグルと頭の中で考えていた。そして思わず和紗は「新菜が泉の事をすきなら」と口に出したが、新菜がそれに突っかかって来る。だったら何?その勢いに和紗は次の言葉を引っ込めるものの、新菜が許さない。詰め寄られる和紗だったが、ここに助け舟を出して割って入ったのがり香。

言葉で傷つけ合うのはやめなさい。我々は文芸部。言葉の力を一番よく知っている。言葉による傷は治るのに時間がかかる。言葉ではなく実際にぶつけ合う事だと。何を?枕を。

事前に承認を貰ってやる枕投げワロタ。しかしこれで和紗はモヤモヤが解消された。揺れ動く十のおっぱいを見て。十のおっぱいとか、まるで二十四の瞳みたいに人数の倍数にするのやめれw
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ともあれこれで恋の伝説を生み出す事が出来たのだ。
「キャンプファイヤーで炎に照らされた相手の影の心臓の部分を踏みながら好きですと呟くと恋が叶う。」

こころとはどこにあるのか。それは文学的にも心臓だったり頭だったりするが、やはりここは心臓に。その心臓の位置に立っての告白こそが意味がある。キャンプファイヤーに対するクレームの投書も文芸部が何とかする。まあ、だって張本人がここに居る訳だし。

恋の伝説は決まった。次は朗読だ。やはりこっ恥ずかしい。誰が読むんだ。誰が好きだと連呼するんだ。

小野寺家と典元家は、和紗がお土産で貰って来たキノコを使った鍋料理を囲んでいた。キノコ美味しいって言った子は和紗だったのか。でもそこに泉は居ない。

泉は思っていた。小さい頃は和紗の方が背が高くて何でも出来たのに、ある日のキャッチボールで和紗は届かなかったのに自分のは届いた。あの時に自分は男の子になり和紗は女の子になった。

和紗は思っていた。泉が好きなのは単に鉄道ではない。レトロな車両なのだ。そこまで知っているのは自分だけだ。窓を開けて和紗は泉がどうしてるのかを思う。そこに泉が窓を開ける。

随分ずれて離れている。向かい合わせじゃないのかと思ったが、この距離が必要だったのか。泉への土産、「しらなぎ号」の117系のカボチャ塗装のキーホルダーを投げられるかどうか。和紗の投げた思いは泉に届く。
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そして和紗は朗読劇を読み上げる役に立候補し、新菜が男子役をする。
こうして文化祭の準備は進んで行く。
文化祭が近づいたある日、駿がり香に文化祭当日一緒に回らないかと誘って来た。だが未だあの恋の伝説が完成する前に、木を隠すなら森の中作戦が発動する前に、駿とおおっぴらに一緒になれないと思っているり香は逃げる。

これはヤバイ。本当にヤバイ。
駿が好き同士で居るのに疲れちゃったよと言い出すのは必至。
ああ、分かってあげて、今は未だ木を隠すなら森の中作戦発動前なんだと。

そして新菜。劇団そよかぜの三枝の所へ行く。主役の子を指導していた三枝は、自分の指摘を何のためらいもなく飲み込む子に対して素直な良い子だがつまらないと思っていた、その時に新菜が入って来る。

いきなりキスして下さいと言う新菜の言葉に、やはり君は面白い子だ、君の少女としての最後の姿を見せてくれと三枝は言う。

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