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色づく世界の明日から・第2話

アズライトを取り戻そうと唯翔の後を追った瞳美は唯翔の描いている絵だけに色がついて見えるのに驚く。もっとよく見せてほしいと思った瞳美(そりゃそうだろう、ずっと白黒の世界に居てそこだけ色があったのだから)だが、唯翔にとっては自分の部屋に勝手に入って抜け出してあらぬ噂まで立てられた不審人物なのでいい顔はしない。

その時にこれが落ちていたとアズライトを見せたから、取り敢えずの話の中心はそちらに。それは私が落としたものだと。不法侵入を咎める唯翔だが、瞳美が何か理由がありそうなのでちゃんとした理由なら許さないこともないと言う。こう言う時、可愛い子が困った様子を見せると強引な理由でも許したくなるよね。
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幸いにも第1話のまほう屋でみんなが普通に魔法を買っていた様に、この世界でも魔法の存在は認められている(しかも後から琥珀のもっとトンデモナイ事も知る)ので、魔法によって祖母からそこに送られて来てしまったと必死に訴えたので唯翔としてはそれを認める事にした。そしてアズライトを返してやる。

疲れ切ってまほう屋に戻った瞳美。アズライトを見て曾祖母も高祖母も(w)やっぱりうちの子なんだねと安心して滞在させる事にした。琥珀にも連絡が取れていて、区切りをつけたら帰国するからそれまで家に居ると良いと言ってくれた。そして琥珀の写真を見せてくれたのだが・・・
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まあ年をとって容姿が変わる、というのは当然ある。性格まで変わってないか?w

そして待つ間、ぶらぶらしているのも何だし、瞳美も高校生ならこっちで短期ステイ扱いで学校へ行けば良いと言って、もう準備までされていた。瞳美の性格はこの1.2話で既に押し切られるおとなしい子と言うのは分かるので、そのまま押し切られて学校へ行く事になった。

転入の時に魔法を使って損害を出さないと言う誓約書を出されて驚いた瞳美だが、もっと驚いたのは琥珀がこれまでに何度も魔法を使っては学校を破壊していたのだ。いやはや、あの写真どころか、実際にもとんだおてんばさんだ。

だからクラスに紹介されて席について教科書を見せて貰う事になっても一部の生徒は瞳美を見てビクビクしていた。魔法で何かされてしまうのではないかと言う恐れを琥珀が植え付けてしまっていたのだ。

ところで60年過去にタイムワープして同学年相当の授業を受けると言うのはどう言う感覚だろうか。実は実体験として(いや、私はタイムワープはしてないです)、田舎の家で恐らく父が使ったと思われる戦前の大学入試の参考書か問題集を見た事があるが「へ?東京帝国大学の入試問題ってこんなに簡単なの?」と感じた事がある。いや、合格の為には一問たりともミスしないとならないのかもしれないが、取り敢えずそう言う感じだった。そして今を去る60年間の科学の進歩を思い起こして欲しい。私の専門は生物学だが、この60年間では分子生物学によって飛躍的な進歩を遂げている。だってワトソンとクリックがDNAの二重らせんを提唱したのが僅か65年前。今の高校生にとっては常識中の常識な知識が60年前は最先端知識なのだから。

おとなしい子の瞳美がひとりぼっちで孤立しないで済んだのは、この時代に来た初日に写真部のみんなと遭遇していたから。だからあさぎの方から声をかけてくれてお弁当を一緒に食べてくれる。そしてそれを見つけた千草が写真部+唯翔に教えて興味津々の胡桃が呼び出してお話をする事になった。千草がどうしても唯翔の彼女と言う事にするものだから、周囲の目はそっちに行ってしまった。転校初日から魔法使いな上にもうこの学校で彼氏持ちとかの好奇の目で見られてしまった。こんな状況で唯翔も昨日の話が本当だと言うのなら証拠として魔法を見せてくれないかと言う。

そこで瞳美はやむなく魔法を使うことにした。これがまた生徒達の好奇心を煽ってどんどん人が集まって来て、周りを囲んでスマホで動画まで収めようとしていた。その中で瞳美が使ったのは星を出す魔法だが、ちょっとだけ光ったと思ったらすぐに消えてしまった。好奇心で集まった連中はがっかりして解散。流石にこれは気の毒だとあさぎや胡桃はすごかったよと言ってくれた。でも言い出した唯翔は何も言わない。瞳美は私に出来るのはこの程度と言って逃げ出してしまった。
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あさぎと胡桃は無理強いしてあんな事になってごめんと謝りに行って、写真部の部室を紹介する。部長の将はこの時代でもフィルムカメラに凝っていて現像も自分で行うと暗室を見せてくれた。でもカラーの現像は大変だからやっぱり白黒。白黒と聞いて反応する瞳美。

この後写真部で撮影に出かけると言うが、瞳美は唯翔がどうやら一人で絵を描いているらしいと聞いて別行動をして屋上へ。唯翔は魔法を無理強いしてごめんと言うが、瞳美は下心があったからやったのだと言う。瞳美は自分は白黒の暗い世界に居るが、あの時にあの絵だけには色がついていたから、だからまた見たいのだと。この時、唯翔は白黒の世界と言うのをどう思ったか。境遇を比喩しただけだと思っただろうか。そうまで言われたからには、他人に絵を見せるのは好きじゃない唯翔も液タブを瞳美に見せてやる。
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はて、この時瞳美は色が見えたのだろうか。まじまじと見入っていたので見えたのかもしれない。

辞去する瞳美に唯翔はまた魔法を見せて欲しいと言う。
魔法を使いたがらない瞳美にこの言葉がどう響いたか。
それは魔法を使いたくなった、そしてそれが白黒にしか見えないのと関係があるかもしれない事にどう繋がるか。

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