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アンゴルモア元寇合戦記・第12話・最終回

迅三郎、海に転落。白い巨大な和邇が迅三郎の周りを泳ぐ。もう抗わぬのか、それはそれでもよかろう。もう楽になってもよかろうと。

陸上では宗家郎党が愈々元の軍に追い詰められる。今まで迅三郎と一緒で生き延びて来ていた髭の男もとうとう元軍の餌食になってしまった。郎党が次々と殺されるのを見、そして迅三郎がてつはうによって吹き飛ばされてしまったと思った輝日姫は絶望して崩れ落ちる。

それを権太郎や鹿乃が安徳帝もひとりになろうと生き残れば勝ちだと言ったではないか、そして迅三郎は吹き飛ばされたのではない、海に落ちるのを見たと言われてやっと輝日姫にも生気が戻る。

阿無志はサナと一緒に子供達で山中を逃げていた。子供なので背が低いから草の中を隠れて進む。ふと思ったが、ヤマノススメ以来関東の低山を随分登ったけど山林の林床にはこんなに草は生えない。日差しが遮られて光合成がままならないので。10月の対馬の植生がどうかは知らない。

このまま行けば子供しか入れない洞窟へ行ける。そこなら安全だ。サナはあの時九州へ逃げる船に乗らなかったのを後悔していないのかと阿無志に聞いたが、そんな野暮な事を聞くなw 阿無志はどうせ都に戻ってももう自分を迎える人間は居ない、ここが今の自分にとってはもう都なのだと満点の回答。サナも喜ぶ。
参考資料

ところが前からも後ろからも元軍がまるで警察の行方不明者の捜索の様にしらみつぶしで探し出したのでどちらにも行けなくなってしまった。そこで阿無志は盗み出したてつはうを取り出し、これをあの焚き火の所へ放り込む、その後自分は海に逃げるからあとで落ち合おうとサナに告げて元軍の焚き火の方へ。

てつはうをうまく焚き火に置くのには成功したが、いくら身軽でも流石に元軍の兵士が沢山居る中からの脱出は難しかった。阿無志もやられてしまう。

輝日姫の逃亡も簡単には行かない。やはり元軍に追い詰められる。とうとう姫の側近権太郎もやられてしまう。またも心が折れそうになった輝日姫を引っ張って鹿乃が逃げるが、輝日姫の脚がもつれて脚を落として落下。最早これまでと鹿乃は輝日姫の首をしめてしまう。ただ、鹿乃は本気で殺してないだろうとは思った。

こうしておいて鹿乃が囮になって逃げるが、それも遂には捕まってしまい、
「くっ、殺せ!」
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迅三郎は沈んでいた。海の深くに沈んでいた。遠くなる意識の中で嘗て鎌倉に居た頃の事が去来していた。迅三郎の娘が柿の木を庭に植えたが、迅三郎はこの朽井家にそんなものは必要ないと引き抜いてしまう。ところが娘は父の命令に背いてまたも柿の木を植える。そして言うのだ。普段迅三郎が言っている「一所懸命」で守るのだと。ならばずっとそこで守ってみせよと言う迅三郎。夜に娘がそこで番をしていると曲者が庭に侵入して来る。曲者と声を上げた事で迅三郎がやって来て全員を退治。そして娘に言うのだ、この朽井家にはこの様な輩が入る。だからそいつらの隠れる場所となる木は要らぬのだと。しかしその一方でお前の一所懸命は分かったと言って柿の木を植えるのを許して家に入れる。

そんな事があった。そして迅三郎は気が付く。自分は未だやる事があるのだと。鎧を落として浮かぼうとしたものの、自力では上がれない程に既に沈んでいた。そこにやって来たのが例の白い和邇だった。

浜辺に打ち上げられた迅三郎は島の中に進む。偶然出会ったのは銀七の子。今こそ父の仇と斬りかかるがやはり力不足。その子にそれが今やお前の生き残る意味の戦となったのだと言ってその子が持っていた刀を手にした。

既に元軍は捕虜などを拘束して引き上げの準備に入っていた。そこに迅三郎は先程の刀も手に二刀にて斬り込む。次々と元の兵士を斬り倒すに劉復亨が舌なめずりをして出て来た。あのデカ物の遺品だと折れた刀を放り出して迅三郎との一騎打ちに。迅三郎はこれをも倒す。元の兵士が将軍を守れと集まるがそれを威圧して劉復亨を越えてさらに先へ。

元軍はいよいよ九州へ向けて出港する。クドゥンは対馬で思わぬ抵抗にあって手こずったがこれからが本当の戦いだと気勢を上げた。その中でウリヤエンデイは迅三郎を思い出してあんなのがこの先ごろごろ居る様では簡単にはいかないと思っていた。

輝日姫は鹿乃がかけた大量の葉の下で気が付いていた。やはり鹿乃は輝日姫を助ける為に気を失わせて隠したのだ。ひとりになってしまったと思った輝日姫が目をやるとそこには迅三郎の背中が。EDなどでずっと背中を強調していたからきっと背中を見せて立っているだろうとは思った。
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そしてそこにはサナをはじめとした何とか逃げ延びた島民が集まる。
安徳帝が言ってくれた勝利条件がここで生きる。ひとりでも生き延びて再起を図ればそれが勝ちなのだと。


原作はどんな展開にしているのだろうか。
そもそも元寇においては対馬は蹂躙されてしまったで終わるので、爽快な終わり方は無理だったろう。だからアニメとしては安徳帝の勝利条件を満たせばそれで成し遂げたと言う形に持って行った。それでもあまりに沢山死んだのですっきりは出来まい。これは史実上仕方ない。史実に基づきながら何とかまとめたと言う所だろうか。

この作品で安徳天皇の対馬への逃避、対馬の金田城と言う山城、と言うそれまで知らなかった物を知る事が出来た。

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