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アンゴルモア元寇合戦記・第5話

国府が燃えている。佐須浦に上陸したのとは別働隊が国府を蹂躙していた。崩れ落ちる照日姫。山中には国府に先に戻った宗家郎党が逃げ込んでいて合流する事が出来たが、弥次郎も茫然自失。

対馬の南側の島(現下島)の東側に国府、厳原がある。一方で佐須浦は同じ下島の西側で、高麗から船で侵攻して来ると先に佐須浦に到着したのだろう。一方で高麗を水先案内にしているから対馬の国府がどこにあるのかを元は知っている。少し遅れて国府の方にも到着したと思われる。

すっかり意気消沈してしまった宗家の二人。弥次郎に至っては佐須の戦いなど無意味だったのだと言い出す。それは照日姫にとっては父と兄が無駄死にと言う事になってしまう。そんな弥次郎を迅三郎は蹴飛ばした。おのれ無礼者と言う弥次郎ではあったが、迅三郎と戦う前に元の兵が接近して来ているとの報告が入って全員森の中で息を潜める。

やって来たのは騎乗の5人。佐須で見かけた元の兵とはなりが異なる。我々は知っているから分かるが、これこそが蒙古の本隊。森の中の人間を察知したらしく駒を返すが、我慢できなくなった照日姫が矢を射掛けて元の兵を次々と倒した。これを契機に弥次郎以下が斥候を逃がすなと二騎を倒す。そして逃げかけた最後の一騎は弓の名手火垂が討ち取った。

斥候全員を倒したと言っても空馬は逃げたし、そもそも斥候が帰って来なければ何かあったと思われるだろう。長居は無用でさっきまで沈滞していた宗家郎党は逃げる先を考え始めた。北側にある阿須(?)に一旦向かってさらに北の間道を確保しようと。迅三郎はこの姿を見て照日姫のあの一撃が宗家郎党の雰囲気を変えたと感じる。
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だが、そんな猶予は無かった。元の本隊が迫って来ているのを阿無志が発見。千人将軍ウリヤンエデイ率いる軍がすぐそこに迄迫っていた。民を連れて北上するものの、民の足は遅い。弥次郎は隘路での迎撃を進言される。あまり乗り気ではなさそうな感じ。だが、ここで食い止めなくてならない。

迅三郎はこの山道に城を築いて食い止めると言い出した。この細くて曲がりくねった道を利用するのだ。一人がやっと歩けそうな道を曲がり角で迅三郎と弥次郎が待ち構えてやって来る元軍を次々と斬る。進めなくなった元軍に対して横から弓を射掛け、そして下からは急造の槍で突く。

迅三郎は干戈を交えて気が付いた。この兵は体格もよく造兵なのに躊躇なく襲いかかってくる良兵ではないかと。

迅三郎はよく戦ったが、弥次郎には疲れが見えて来た。何の為に戦っているのか見出していないのだ。迅三郎になぜおまえはこんなに戦えるのかと聞いて、迅三郎は思い出した。嘗て鎌倉に居た頃、誼を通じていた名越時章から亡き父の話などを聞いていたが、ある時執権大蔵頼季に謀反の罪を着せられて時章は殺されたのだ。その時に迅三郎が助けに行ったものの時章の子の公時は名越家存続の為に父を見捨てて迅三郎は時章を救う事が出来なかった。時章の最後の言葉は父の顔を覚えていないのならこの儂の顔を父と思えと。戦う事を放棄した者の末路は先が無いのだ。
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そこに元の新手がやって来た。盾を厳重に構えて何かを持っている。弥次郎は気が付いた、あれは佐須浦で戦った時に見た元の火薬玉(てつはう)。先頭の兵の物は弥次郎の矢で防ぎ、二人目も迅三郎が斬ったがてつはうの威力は未だ続く。視界を失った道の下の槍兵は元の兵に次々と倒されて行く。

元軍は道は開いたと言うが、しかし迅三郎も、そして弥次郎もすぐに立ち直る。道は俺が塞ぐ。逆に槍兵を襲った元軍は袋の鼠と化して周囲から矢を射掛けられて全滅。ここでとうとう弥次郎の覚悟が決まる。迅三郎に背中は任せたと。自分は郎党を束ねる将ではなかった、戦の最中に戦う意味を見失うなど、単なる家人ではないかと。
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やっと自覚が生まれた弥次郎。因みに「家人」とは身分ある家に使える従者など。

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