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ヲタクに恋は難しい・第1話

気だるげな朝。今日はアラーム前に起きたと言う桃瀬成海だったが、四回も設定したスマホのアラームを悉く駐めて寝ていたのだ。そう言うタイプは一つの機器に頼っちゃダメ。別の場所に離して置いた別の機器に歯止めのアラームを用意しておかないと。

そんな訳で丸ノ内線に駆け込み乗車をして何とか間に合う。
参考資料

成海は故あって転職して今日が初日。これから同僚となる小柳花子が社内の案内をするが、その途中ですれ違ったのが幼馴染みの二藤宏嵩で、思わず口に出してしまう。声をかけられた宏嵩は挨拶代わりに「次の冬コミ」に出るのかと言って成海はピキっとなった。

その場は積もる話もあるから今日飲みに行こうと話を切り上げる事でしのいだが、実は成海はヲタバレを警戒していたのだ。

その日飲んでいる時に成海は宏嵩に話す。前の会社の彼氏と一年程つきあったが、ヲタバレしてから引かれて気まずくなって転職したのだと言う。そうまでしてヲタクを隠してつきあいたいのはヲタクはキモいから。お前が言うか。

でも中吊り広告で加藤ちゃんきゃわとか現在進行形でヲタクをやってるヤツがそれを隠してつきあっても碌な事はあるまいに。極稀にヲタクだろうと何でもないと言う普通の人間が居るが、それを探せばいいのに。

ところで宏嵩に冬コミに参加するのかと言われてピキっとなった成海だが、普通の人間は「冬コミ」と言う単語が分からない。だがどうやら花子はその単語に反応した様なので、成海の勘では花子もその筋の人間ではないかと考える。そしてどの程度の者なのかそっと確認しようとして昼休みに近づいてみると、何とスマホの待受が有名レイヤーの「ハマさん」。思わずハマさんだと言ってしまった成海。実は以前サークルにそのハマさんが来て本を買ってくれたのだそうだ。そんな事迄言えないと思ったのに、花子が成海を×××だと気がつく。×××の本のファンだと、何度も×××を口走るので成海はその度に撃たれる様な思い。
参考資料

この事を宏嵩に話したくなったのか成海は宏嵩を飲みに誘う。でもゲームの攻略のヘルプの方だった。流石に他人のプライベートはペラペラ喋らないか。

その席で彼氏と間違えて言われた宏嵩だったが、腐れ縁と言い返すものの良い相手が見つからないと言う成海に俺じゃダメなのかと。まあね、ジャンルは違えど同じヲタクだから行動様式だけは理解しあえるだろうし、飲み屋でこんなに普通に話せるんだからいいんじゃないかと思うが、宏嵩の最後の「売り子も出来る」に飛びついた形のお付き合いがどれだけうまく行くだろうか。

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