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恋は雨上がりのように・第10話

新聞紙の束があって、電気をつけていなくて暗くて、だからてっきり引越?と思ったのだがそうじゃなかった。月を写真に撮ろうとしていたのだ。願いが叶う様に。

あきらが新聞や雑誌の束を持ち上げたところ、横浜の赤レンガ倉庫街で古本市をやると言う雑誌が見つかった。本と言えば近藤、と言う事であきらはこの古本市に近藤を誘う。会った時の言い訳じみた言葉によると「お友達として良い本を薦めて」と言う事らしい。でもここでショックだったのは、捨てる様な雑誌って大分前だから古本市なんてとっくの昔に終わってるんじゃないかと思ったのに開催していて、つまり一般人は雑誌なんて瞬時に捨てるんだと。

と言う事で古本市で待ち合わせをしたあきら。天気が良くて良かったね。髪型がいつもとは随分違う。それにしても口実とは言ってもあまり本を読んだ事の無い子に古本市でお勧めの本って、そんなものあるのか。

歩き始めてみると近藤の馴染みの古本屋が出店していた。あの高田馬場で寄ろうとしたら閉まっていた店の店主だ。店主のじいさんはあきらを見て大きなお子さんだねと言う。そりゃそうだろう、この組み合わせなら。近藤が店の子と言いかけたところであきらが「お友達です!」と割り込む。それはそれでじいさんが訝しがるだろうw

品物の中に古葉書もあった。そんなものも売るんだな。確かに以前古本市で古日記が売られているのを見かけた。それと同じジャンルなんだ。ここでヴィクトル・ユゴーの世界一短い手紙の話。これがここで登場したのは何だと思ったが、そうか後で使われるんだ。

あきらが古葉書を見ているうちに近藤が消える。本探しに夢中になってどこかへ行ってしまったのだ。古書店のじいさんが教えてくれる、あいつ程の本の虫は居ない、自分で小説も書いてると。え?あの程度の蔵書で本の虫ですか?本の虫って、木造アパートだと本の重みで床を抜いてしまうんじゃ。そう言えば「舟を編む」の馬締君は1階に住んでたね。1階でも床が抜けるんだけど。

居なくなった近藤を呼び出すのに、メールを送ろうとしたあきらだが、ふと考えて例の世界一で一番短い手紙同様に「?」とメールを送る。近藤からは期待通りの「!」が帰って来た。信頼で繋がっている証を貰った感じだ。

近藤は古本屋のじいさんの所でやっぱりここの本が一番だと一冊買おうとして値切る。えー、古書店で値切るとかありなのか。その結果、じいさんは古葉書をひとつおまけすると言うので、近藤はあきらにどれか好きなのを選びなさいと古葉書をプレゼントする事になった。

こうして古本市デートは夕方でお開き。

あきらはアキレス腱の定期診察で病院へ。医師と看護師との話だとリハビリすればまた走れる様になるみたいだ。でもあきらはそれをしていない。もう陸上は諦めた目標となったのだろうか。

近藤は中華料理の店でラーメンを食べている。最近「ラーメン」って打ち始めるとそのまま「ラーメン大好き小泉さん」って予測変換されるんですが。その店でテレビを眺めていたらあの九条ちひろがインタビューを受けていた。テレビに出る程の作家なんだな。そこで小説は僕の恋人だとか。一方近藤はどうなのだ。

今日も近藤はファミレスの雇われ店長のお仕事。そこにあきらが休憩に入って来る。あきらが持ってる本はどうやら岩波文庫の古い版で漱石の「それから」らしい。ええー、そう言うの買ったの?いや、岩波の古い版は旧かな旧漢字の筈だからあきらが読むのは苦労しすぎると思う。近藤への想いが無かったら絶対2ページ目で放り出す筈。

古本の中から出てきた栞にツバメの透かし。透かしと言うか剥離した物。そう言えばツバメと言えば窓の外にあったツバメの巣。久保が壊しちゃったらしい。まあ飲食店だから仕方ない。雛が全部飛び立った後に壊したとの事。でも最後の一羽がなかなか飛び立てなくて、もしこのまま飛び立てなかったらどうしのだろうと思っていたと言う。でもそこに留まるって得る幸せもあるのかもしれない。それはあきらと近藤に当て嵌まる事だろうか。

あきらは近藤に店長が書き上げた物を読みたい、きっと好きになると言う。若い頃、あんなに書いていた、そして周りに迷惑をかけた(多分それで離婚した。でもあの回想に登場する奥さんは良い人そうじゃないか)、でもそのままいつしか小説の方から離れて行ってしまったと思っていたのがまたあきらから求められるのか。小説家は年が行ってからと言う人も居るしね。

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