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ヴァイオレット・エヴァーガーデン・第5話

テルシス大陸全土に及んだ大戦は一応和平条約が締結されたものの、未だに北方のガルダリク帝国では停戦に不満を持った勢力があり、これがいつ次の戦争を産むか分からない。そこであの大戦で戦ったドロッセル王国とフリューゲル王国の間で幸せな婚姻が結ばれれば戦争再発の危険性は低くなるのが期待されている。現在両国の間でそれが模索されていると言う。

「幸せな婚姻」はドロッセル王国のシャルロッテ・エーベルフレイヤ・ドロッセル王女とフリューゲル王国のダミアン・バルドゥール・フリューゲル王子の間で結ばれる予定であった。婚姻に至る為の準備として両国の王女と王子の間の公開恋文交換の手紙作成の為にC.H郵便社から自動式初期人形が送り込まれる事となった。そのドロッセル王国へヴァイオレットが送られた。

は?

「これは手紙ではありません」と突っ返された事もあるヴァイオレットちゃんがこの国家レベルの重大な、しかも恋文などと言う人の感情の機微に触れる様な手紙を?

クラウディアは君はもう何件も依頼をこなす様になったと言って送り出すが、いつのまにヴァイオレットちゃんはそこまで成長したんだ。あのアイリスの一件の後、一皮むけたと言うのか。相変わらず見た目は変わらないけど。
※そう言う仕事はカトレアだろうと思ったが、視聴を終えた人は既にご存知のとおり。

現地に赴いて、ちゃんとした宮廷描写の中で(作品によっては「これが王宮・王族の描写かよ!単なる少し金持ちの家じゃないのか?と言うのがある)当の王女様との対面。シャルロッテ王女は拗ねてらっしゃいます。おつきの女官のアルベルタが身なりなどを整えさせてヴァイオレットと謁見する。

シャルロッテ王女はこの婚姻に不安を抱いていた。そこで年の近そうなヴァイオレットの意見を求めた。その時にあなたは何歳なのかと下問すると、ヴァイオレットは孤児だったのを拾われたので正確な年齢は分からないが恐らく14歳だろうと答える。
参考資料
へ?w
じゅうようんさい?
19歳以上程度に見ていた。

ヴァイオレットの回答はそれまで軍隊経験しかなかった人生では知る事がなかった為に書物から得た知識での回答だった。一般に14歳と24歳でも問題ないでしょう。愛がない結婚と言うのは分かりません。そう、何しろヴァイオレットは「愛している」の意味を求めているのだから。

取り敢えずヴァイオレットは手紙を打った。アルベルタが読み上げる。要望どおりのパーツも入っていて公開恋文としては完璧だった。本当にヴァイオレットちゃん、こんな手紙が打てる様になったんだ。

それが国民に公開される。そして相手国のダミアン王子からの返事が来る。これも公開される。国民はすばらしい恋文のやりとりだとは感じる。

だが、シャルロッテ王女には不満だった。アルベルタ曰く、あれは思い通りに行かない時の顔だと。何が思い通りではないのだろう。

ライデンのC.H郵便社では新聞記事に両国の縁談がうまく進んでいると書かれているのを見て良い仕事をしているみたいだなとみんなで喜んでいる。

次の手紙を書きましょうと言う時にシャルロッテ王女は王女と言う立場を離れて話すからあなたも自動書記人形の立場を離れて聞いて欲しいと過去の話を始める。シャルロッテ王女10歳の誕生パーティーの時、次々と見合い候補の男が紹介されるものの、自分の意志を無視したその流れに悲しくなったシャルロッテは庭に出て一人で泣いていた。そこにある男性が現れたのだ。その男性は泣いていいんだ、あんな誕生会最低だ自分だって逃げてきたのだからと言ってくれた。そしてそれがダミアン王子だった。あの人はありのままで話しかけてくれた。

だからシャルロッテはダミアンが嫌と言う訳ではない。むしろ好きなのだ。それがかえってこんな子供がアルベルタを連れて行けずにひとりで向こうの王宮に入ってそしてダミアンにも嫌われたらひとりぼっちになってしまう。それが不安でダミアンの本当の気持ちが知りたいのだ。最初に来た手紙は違う。ダミアンはあんな言葉を使う人ではないと。

それを聞いてヴァイオレットは手紙を書きましょうと言う。シャルロッテが自分の手で。しかも向こうの文面から向こうの自動書記人形に心当たりがあるから、向こうにも手を打つと言う。そうやって書いたシャルロッテの最初の手紙は短いものだった。それが何度も何度もやりとりを繰り返される。それが全て公開される。

それを見た兵士達の反応が二人の恋が何とか実って欲しいと言うじれったい気持ちとなっていた。これは重要だ。この手紙のやりとりで両国の国民間の蟠り、とりわけ戦場に立つ兵士達の気持ちが全く変わったのだ。こんな両国ではもう戦争など起こしようがないではないか。
参考資料
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そして二人の手紙もどんどん進んで行く。ダミアンからはあの時の様に君の涙を止めたいと、そしてシャルロッテからは本気の告白が。貴方が狩りに行くのなら私も行く。私のほうが早いわ!ダミアンからは今宵月下の庭園で待つと言う返事が来た。そこに足を運んだシャルロッテにダミアンから結婚の申し出。

これでめでたく両国の王女と王子の本気の婚姻が結ばれる。当日のシャルロッテは初めてヴァイオレットが会った時の少女のままの顔ではない。大人びた顔になっていた。そして別れるアルベルタに感謝を捧げる。
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ヴァイオレットが相手の自動書記人形に心当たりがあると言ったとおり、向こうはカトレアが行っていたのだ。カトレアはこの貸しはお肉が食べたいなあと。

今回はこれで終わりません。ここまで成長したヴァイオレットにもう成長物語はあまり残されていないのかと思ったその次の瞬間、港に降り立ったヴァイオレットの前にディートフリート海軍大佐が立つ。
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俺の兵士を殺しまくったお前が
「人を結ぶ手紙を書くのか?」

なんだそれ。友軍兵士なんじゃないのか。

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孤児なので正確な歳は不明だがそのくらい。てっきり18歳位だと思ってました。日本じゃ中学2年生だったのか。じゃあ戦争していた頃は殆ど小学生。つまり「幼女戦記」だったと。 時は流れた。この数ヶ月、ヴァイオレットは沢山の依頼をこなしてきたんだとか。今回のヴァイオレットはお外で仕事、つまり出張です。しかも今回の依頼主は一国の王女です。この手の依頼にはカトレアが受け持つんじゃないか。そうでなくてもど新人を送るとは考えにくい。或いはたった数ヶ月で並み居る先輩たちを抜き去ったのか。 公開恋文。この世... [Mehr erfahren]

verlinkt am 08. Februar 18 um 22:52

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