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「舟を編む」第9話に於ける東京の積雪描写

感想の時に少し書いたが、第9話の冬の場面では玄武書房が神保町付近にありそうにもかかわらず警備の人が一生懸命雪かきをしている場面が描写されている。普通は東京都心の冬描写で雪かきなど絶対に行わない。

これを見た瞬間は何故こんな絵にしたのだろうと不審に思った。だが、それはその後のカレンダーの描写で判明する。

第9話の話の流れはこうである。
Bパート
1.四校の校正刷りが揃う(この時点での年月は不明)。
2.夏:岸辺が冷房の効きすぎで寒がる。温度を上げようとした岸辺を荒木が止めるものの佐々木にあっさり上げられてしまう。
3.秋が来て冬が迫り玄武書房の前には落ち葉が沢山。
4.宮本が新しい紙見本を持って来るが強度が足りないと言われ落ち込むが岸辺に励まされる。
5.冬:問題の玄武書房前雪かき場面
参考資料
6:夏:カレンダー描写。これでこの夏が平成26年夏と分かる。
参考資料
7:西岡が水羊羹の差し入れ。
8:秋が近づいて街路樹が色づき始める。
9:宮本が新しい紙見本を持って来て合格が出る。

6が平成26年夏なので5は平成26年冬だと分かった。

この平成26年冬はどんな冬だったかと言えば、2月8日と2月14日に東京が大雪になった冬。それは私の舞台探訪記録にも残っていて2月16日に雪の積もった飯能大橋に「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」の舞台探訪として行った記事がある。

そう言う訳で5の東京の冬描写として雪かきが登場するのはまさにその年の東京の冬を表現してるものだったのだ。原作もこう書かれているのだろうか。アニメ化でわざわざこの絵を起こしたとするならば、「舟を編む」のアニメ化スタッフの同時代性へのこだわりが並々ならぬものである事が分かる。

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