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終末のイゼッタ・第12話・最終回

ランツブルックへの新型爆弾の投下を阻止すべくゾフィーによるV2号の離陸を止めに向かうイゼッタだったが、そこではゾフィーとゲルマニア軍が待ち構えていた。確かにこの作戦の肝はV2号の飛翔なので、万が一の為にイゼッタの襲来に備えていたのは分かる。

対イゼッタ対空兵器が砲撃を加えるものの、それをイゼッタは難なく防御。こうでなくては面白くないとゾフィーが戦いを挑んでくる。通常兵器など邪魔とばかりに友軍機を撃墜するゾフィーは自軍の戦闘機をイゼッタにぶつけようとしたり、対空兵器をぶつけようとしたりする。それをまたイゼッタは逆に利用して防御。人類の兵器役に立たねー。

イゼッタの目的はV2号を離陸させない事だったので、ゾフィーをおびき出して高高度にまで逃げる。設計局長のエリザベートは頭に血を上らせてあのバカ者がと、ゾフィーの代わりになるクローン体69を使うことにした。未だ不完全で無理に使ったら死んでしまうだろうと言われても、飛ばせさえすればよいと。

ヴェストリアの会議場へ向かっていたフィーネ達はバスラーによって発見されてしまったが、隙を作って検問所は突破し、車を下りて逃走する。そしてジークが囮となってフィーネ達を走らすのだが、ああ、ジーク、いくら冷徹なる性格と言ってもやはりヨナスを殺したのは悔いていたか。ゲルマニアの少年兵を見てヨナスと誤認し、躊躇したところを射殺されてしまう。

ヴェストリアの会議場ではハイゼンベルクが同盟諸国の代表を睥睨しながら新型爆弾の威力の映像を見せていた。以前の会議の時にも魔女懐疑論者だった自由テルミドールのブノワ将軍が今回もこんなもの信じられるかと声を上げる。ハイゼンベルクはせせら笑いながら信じられないのも無理はないが、そろそろこの新型爆弾がミサイルに搭載されてランツブルックに投下される。それを諸兄らに確認して貰うのがこの会議だと言った。
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動揺する同盟諸国の全権団にハイゼンベルクは国に持ち帰って検討しても良いが、どのみち今日ここで議定書にサインするのと同じ事になるだろうと。だが、ここでフィーネの声がその流れを断ち切った。

今、イゼッタがゾフィーの攻撃に行って彼女を倒し、このミサイルを阻止するところだと。ハイゼンベルクはフィーネにあなたは参加する資格などないと言うが、少しでも有利な話のフィーネの話を同盟諸国は喜ぶからみながフィーネは当事者だと言って迎え入れた。

自由テルミドールなどはエイルシュタットのイゼッタがゾフィーを退けてゲルマニアを倒すと聞いて喜ぶが冷静なのはアトランタ合衆国のスタンリー。既にイゼッタがゲルマニアの空母ドラッフェンフェルスを沈めた時から気づいてたが、イゼッタがゲルマニアを倒したとして、ではそのイゼッタを擁するエイルシュタットを一体誰が止めるのか。ソフィーがゲルマニアのオットー皇帝の様に世界征服を意図する様にならないと誰が保障するのか。それをソフィーに尋ねる。

ソフィーはそんな事は断じて無いと答えた。なぜならイゼッタはレイラインの魔力を全部吸い上げて最後の戦いに挑んでいるのだから。あのゼルン回廊の時と同様に、吸い尽くされたレイラインは枯れる。世界中のレイラインが枯れたらもう魔女は魔女で無くなってしまう。イゼッタは最後の魔女になろうとしていると。ゼルン回廊の時に「枯れる?」と思ったが、やはり枯れてしまうのか。

それを聞いてブリタニアのレッドフォードはイゼッタを知っているだけに心配した。そんな事をしてあの子は大丈夫なのかと。

あの最後の晩、イゼッタは単にフィーネと話をしたいだけで魔法を使って飛んで来た訳ではなかった。フィーネに最後の命令を貰いに来たのだ。レイラインの全ての魔法を吸い上げてゾフィーと戦う。それが何をもたらすのかは分かっているが、フィーネの願いを叶える為にそれを命じろと。泣く泣くフィーネはそれをイゼッタに託した。
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その頃、イゼッタはゾフィーと死闘を繰り返していた。ゲルマニアが駐留するパリに至り、列車を鞭の様に振るうゾフィー。エッフェル塔を倒すゾフィー。その倒れかけたエッフェル塔をミサイルの様に射出するイゼッタ。最後には魔力の塊を最大限に巨大化してぶつけ合う事になる。まさに自分の命をかけて最後の戦いをしていた。ゾフィーだって何故あれだけエイルシュタットに恨みを抱いていたかと言うと、王妃にはめられた訳ではなく、愛していたマティアス王が自分亡き後の魔女とエイルシュタットの将来を憂えて最後に裏切られたと言うのを憎悪の源にしていた。だがイゼッタはもう知っていた。君主たるもの多くの民の命を救うために泣いて犠牲を払わねばならぬ事もあると。

スタンリーを筆頭とした同盟諸国の代表団の疑問を涙を浮かべながらそう言って払拭したフィーネだが、バルコニーに出てからはもう戻っては来られまいイゼッタを思って激しく泣き出す。

イゼッタによって世界中の魔力が吸い上げられ、代替魔女によって離陸した筈のV2号も失速し、搭載された新型爆弾も、工場にあった新型爆弾も、なにもかもが魔力を失って行く。

巨大な爆発と閃光と光の柱によってイゼッタとゾフィーの魔力の塊は消滅した。それは直ちに皇帝オットーに伝えられ、魔女の力による世界征服が頓挫したと聞かされるものの、ならば通常兵器で成し遂げてみせようと言う。

しかしそこから情勢は変わる。フィーネの演説によって大戦の形勢は一変した。アトランタ合衆国は本格的に欧州の戦闘に参戦し、様子を伺っていたヴォルガ連邦も不可侵条約を破ってゲルマニアに侵攻した。追い詰められたゲルマニアは皇帝の自害によって戦争終結に至る。

三年後、とある山荘を訪れる人影。それを発見したのは三年で育ってしまった(笑)ロッテ。フィーネを認めたロッテは笑顔を浮かべて車椅子に座る赤毛の人物を連れて出た。イゼッタ、命は無事だったか。
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この山荘、多分幼少期にフィーネがイゼッタを護った、あの初めて出会った山荘じゃないかな。


なかなか良かった。オリジナル作品でここまでたどり着いたからこの後に無理に二期とかやらないとは思うが番外編があっても良いと思う。

作中でフィーネとイゼッタの百合百合な場面はなんだか強引だなあとも思って途中は見ていたが、この最終回は二人の愛情が無いと成り立つまい。そう言う意味では必要だったと思い直した。

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