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舟を編む・第4話

西岡が本館のトイレで聞いた噂話を編集部に持ち帰って大騒ぎとなる。この事を荒木にまず話すのは良いのだが、会社の事情なのですぐさま松本に話すと言うのはどうなんだ。事態を確認してからじゃないのか。

ともかく一同が会してどうするかを検討する。お金の問題なら国語学習辞典の売り上げと合算でどうかと言うが、そんな費用計算はとっくに上層部でも認識してるだろう。松本はこの大渡海の意義を強調してはどうかと言う。実に学者らしい発想だが、費用問題で凝り固まった上層部にはこう言う面からのアプローチは難しい。そもそも企画の段階で松本の論文は引用されている。

そこで西岡は外圧を利用する事を提案した。本来的には未だ外部執筆者に依頼する段階ではないが、もうここで執筆依頼を出してしまおうと。執筆依頼が出たらそれは出版界で玄武書房が大渡海の編纂を進めている事が公知の事実となる。そうなった上で編纂中止となれば玄武書房自体の評判に傷が付く。だから上層部も大渡海の事業中止が難しくなるだろうと言うのだ。この搦め手は効きそうだ。
参考資料

でかした西岡、と言う事でさっそくその方向で動き始める。西岡が外部執筆者にアポイントメントをどんどん取って話をふれ回る。実体が伴わないとならないので松本と馬締が辞典の執筆要領を作成する。

執筆者が何人もいれば内容に統一性を持たせる為に執筆要領が必要になる。例えば漢字の使用は常用漢字に縛られず執筆者に任せるが、常用漢字以外にはなるべくルビをふろうとか。

執筆要領の土台が出来たら実際にそれに沿って項目を記述してみて不備のある部分を修正する。

そんな感じで馬締の帰宅も遅くなる訳だが、いちいち下宿のタケさんに連絡入れるのか。下宿形態だと仕方有るまい。遅くなってヌッポロ一番を作っているところに香具矢も帰って来る。三人で一緒に食卓に座るのだが、あの量の大して多くないヌッポロ一番をタケと香具矢にもお裾分けしたのか。

そうこうしてるうちに大分日数が経ったらしい。西岡が本館に行ってみると、本館から出て来た外部の人からも大渡海の噂を聞いてるよと言われた。これはまあこれで良いのだが、この件は上層部がかなり怒ってるらしい。彼らが西岡と別れた後の噂話では「(西岡が)大丈夫な訳がない」と言っていた。多分西岡も自覚してるのだろう。
参考資料

そんな西岡、今度の休日は休むから馬締も休め、頭の切替が必要だと言う。えー、ひょっとして馬締は仕事を下宿に持ち帰ったばかりでなく、休日出勤もしていたの?入社して間も無さそうだから家に仕事を持ち帰っての作業に残業代がつかないのは大問題だよ。

一方の西岡、馬締に「お前、ひょっとしてDT?」とか言っちゃうだけあって、私生活にはパートナーが居るらしい。馬締のプライベートが描かれるイメージがあまりなかったのでちょっと意外だった。お相手の三好麗美によると以前は仕事の愚痴だったのが今は仕事の愚痴ではなくて、相手している執筆者みたいな人達の愚痴になってると言う。つまり西岡は辞書編纂の作業自体には段々不満は無くなって来ていると言う事か。

そしてお休みの日の馬締。ちょうど香具矢も休みだった(料理店の見習いと言うので、お店がお休みじゃないと馬締とは休日が合わないよね)。ここでタケが気を利かせてくれる。どうせなら二人でどこかに出かけたら?と。
馬締と香具矢を見送る時にタケの顔が引きつっていたと馬締は言うのだが、香具矢は分かっている、あれがウィンクなのだと。そう、甘々と稲妻のつむぎのウィンクみたいなものだ。

そんな訳で早雲荘から見える観覧車のある東京ドームシティへ。
この方角?
参考資料
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時代が古いせいかビルがみんな低いな。

二人でその観覧者に乗って、香具矢は料理がこの観覧者の様に一カ所に留まる事なく完成型のさらに先を求める作業だと言うと、馬締はそれはまさに自分のやっている辞書編纂の作業と同じだと声を上げる。やあなんだか共通点探し大変ですね。

そんな感じで多分うちとけた話になったのかと思うが、一周して香具矢は普通に降りたのに馬締は降り損ねてしまった。ドキドキしすぎたかな。

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