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舟を編む・第6話

僕の気持ちです!と言って恋文を渡した馬締が部屋に帰って布団を被るが、ひょっとしたらあの手紙を見て返事をしに来るかもしれないと部屋の中で正座して待つ。その内に朝になった。おまえはどんだけ純情青年なんだよ。

朝になっちゃったのでもう出勤してしまおうと玄関まで行ったら香具矢と鉢合わせになる。なんと言うか、間の悪いと言うか、そのまま何も言えずに外に出てしまった。この顛末を聞いた西岡はそりゃ呆れる。こりゃダメかもなあと。だから腹をくくって返事を聞いてこい、今日にでも、逃げるなよ、明日結果を聞くからなと釘を刺された。
参考資料

早雲荘の方では香具矢が出かけるところだった。タケが玄関の外でトラさんに餌をやっていた。香具矢が出て来たので昨晩の結果はどうなったのだろうかと思ってそれとなく様子を見てみたが、香具矢に何の反応も感じられなかったので進展なしかとがっかりする。まあ仕方ないじゃない、あの馬締なら。この時に郵便屋さんから受け取った封書の宛先住所が東京都文京区本郷になっていた。やはり菊坂だし。

辞書編集部での松本を加えての打ち合わせで、局長から学習国語辞典の改訂もやれと言われて工数の捻出に困り果てる各位。佐々木が会社は大渡海を出す気があるんでしょうかと言う。その気が無いんだよなあ。

辞書編纂は一人でやった人もいる。例えば言海の大槻文彦。これは日本の辞書の話となると絶対外せない。言海が玄武書房の辞書編集部にあるのは当然としても、このあとで馬締の部屋にもあるのが分かる。よく買ってあったな。やはりこの方面への興味は凡人とは違うんだ。

そしてとうとうここで西岡が異動の話を打ち明けた。当然全員が驚いた。ここで意外だったのは荒木の反応だ。異動じゃ仕方ないみたいに諦めている。ちょっと局長に怒鳴り込んで来るとか言わないのか。定年が近くなって社内でどうにかなる物とならない物との境界を身にしみて知ってしまったのか。

馬締の方はこう言う性格だから異動と言われたらそれはもう決まりだとしか思えない。そして西岡が居なくなってしまったら西岡のやっていた事が自分に来る。仕事が増えて嫌だとかそんな感情以前に、馬締に社内と社外の折衝行為なんて到底出来る物ではないと言う感覚だろう。

西岡は春までにやれる事は全部やると言う。

早雲荘に帰った馬締は茫然としてしまってヌっぽろ一番を茹でる為のお湯がピーとなっても取らないでタケに急かされる。それにしてもひょっとして馬締の夕食って毎回インスタントラーメン・・・あ、タケが作る食事のお相伴をして、夜食か。

ふと部屋の言海を手にして「れうりにん」の項目を見る。そう、香具矢の項目を。ところで言海は明治の辞書だから「料理人」のひらがな綴りは「れうりにん」。
因みに国立国会図書館のデジタルコレクションに言海があるので言海を実際に持っていなくてもすぐに中身を見る事が出来る。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/992954
これのコマ番号615。
いやあ、良い時代になりましたな。

香具矢が帰って来たのに気づいた馬締はよしここでけじめをつけようと玄関へ行き、昨日の「恋文」の返事が聞きたいと言う。恋文と聞いてむわ!と顔を赤らめる香具矢。
参考資料
これはまた新鮮な反応だった。
これで逃げる様にして立ち去る香具矢を見て、馬締はこれはフラれたと言う事ですねと肩を落として部屋に戻り、涙目になった。でもあの反応はお断りの反応じゃないよねえ。

暫くしてから香具矢が馬締の部屋に入って来る。案の定あれは難しくてラブレターなのかどうか判断に迷っていたのだそうだ。ただ、西岡も言っていたが、気持ちの強さ誠実さは伝わっていた。

ここで改めて馬締が好きですと言うと、香具矢は「うん」と答える。
「うん」って答えはちょっと困るなあw

でも香具矢は続けるのだ。私も好きですと。
参考資料
いやあよかったねと思う半分、こんなに簡単に好き同士になってしまった良いのかと思うのも半分。

さて、佐々木さんの業ってなんでしょうね。
何しろハマーン・カーンとか南雲しのぶとか、大変な業をお持ちの様で。

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