トリニティセブン・第6話
魔道士だったら魔王を目指すのは当たり前でしょとリーゼロッテは言い、それに対してリリスはそれはちゃんとした研究を踏まえて到達するものだと言う。え?そうなの?魔王そのものが絶対悪の存在じゃなくて、道順さえ踏まえれば問題ないの?
セリナの魔力を吸い取ったリーゼロッテは情報も一緒に手に入れて、アラタが聖を取り戻そうとしているのを知っている。あのタブレットどこから出て来たんだっけ。そしてアラタもこちら側に来ないかと言うが、アラタはそれを受け容れないで対決姿勢。と言う事で、アラタからも魔力を吸っちゃえとちゅーちゅーと吸い取った。
あっけないなあ。殿方からの初めてのちゅー吸い取りでうっとりするリーゼロッテ。かたやちゅーを味わう事も出来ず魔力をすっかり失ったアラタ。アラタの魔力を吸ったからこんな事も出来ちゃうとパチンと指をはじいて服を剥いてみせる。リリス達は例によってひんむかれたが、ミラとレヴィはそれをかわした。ミラはいつもの魔術をはじきかえす力を持っているが、レヴィもか。
ヤバイ高みに登ったリーゼロッテに対してミラとレヴィが協力してあたる。ミラが解析している間はレヴィがリーゼロッテの相手。レヴィが今迄思っていたのよりも随分と強い。リーゼロッテをして瞬間移動より早いなんてどんなチートよと言わしむる。こうしてレヴィが時間を稼いでいた間にミラが解析完了。何か撃ち放った。ミラにこんな魔術あるんだ。レヴィがやったかとお約束の言葉を出していい?と聞いたが、それには及ばないと言うミラ。
しかしレヴィも獲得した力を使い切れていないと言うのもはっきりして、一旦引き下がる。
一応の痛み分け。
リーゼロッテを見てミラは不本意ながらアラタを鍛える事にした。アキオに相手をさせるので即席で技を体得しろと言う。体操服姿に見とれている場合じゃない。早く獲得しないとアラタ死んじゃう。しかしそうやって危ない橋を渡りながらアキオにぶっ飛ばされた後にしっかりミラに対してラッキーすけべしたり。ミラ、小さくはないんだw
セリナはユイの力で何とか衰弱死からは免れた。しかし、リーゼロッテがこのまましばらく来ないとは思えないと思ったところへさっそく襲来。モブ学生達からも魔力を吸い上げ始めた。学園の生徒達がやられているとあっては流石に学園長も黙って見過ごす訳には行かず、直々のお出まし。ところでこの学園ってリリス以外の教師って居ないのか?
元々が魔王候補並だったのに加えてアラタの魔力も吸い上げたリーゼロッテは相当な力を持っていたのだが、流石の学園長、リーゼロッテの攻撃を苦もなくかわす。これが研究を極めたパラディンの力!そして魔法の使い方が未熟なリーゼロッテに教育までしてやる。