アルドノア・ゼロ・第1話
アルドノア・ゼロ・第1話
人類が月に行ってみたら、昔の優れた科学技術の痕跡を見つけて火星にまでひとっ飛び。調子に乗って火星移民したら火星に住んだ連中がその過去の科学技術を独占してヴァース帝国の建国を宣言。そして地球との戦争に突入。
太古の科学技術を獲得したヴァース帝国の方が戦況が有利そうだったのに、何故か休戦協定が結ばれ、今般親善訪問として帝国第一皇女のアセイラム・ヴァース・アリューシアが地球にやって来た。今期の雨宮さんキャラの一人。
アセイラムの教師役をしていたスレインをクルーテオ伯爵が見下していたのは階級差なのかと思ったら劣等人種たる地球人を見下していたと言う方が正解だった。それはアセイラムの侍女エデルリッジも同じ。
と言う設定なのだが、地球から別れて何年も経っていないのに火星に移民した連中がもう優等人種みたいな観念を持っているのが全く理解出来ない。未だ第1話だからヴァース帝国の社会構造が分からないが、近年地球から分離して帝国とか貴族とかそう言うのが出来る理由が分からない。今から見て一番最近帝国を樹立しようとしたのは中央アフリカ帝国のボカサ皇帝で、あっさり追放されたよ。いきなり帝国と貴族階級は作れないよ、今更。
いくらこの瞬間に科学技術で優っているとしても、それは太古の科学技術をそっくりいただいただけで、どの面下げて自分たちの方が優等人種とか思えるのだろうか。言っていて恥ずかしくないか?もっとも、本当は自分たちに負い目がある場合にはそう言う方向に逃げるものだが、クルーテオ伯爵やエデルリッジを見てるとそんな感じじゃない。
いずれにしても地球に来たアセイラムはテロによって暗殺された・・・様に見える。
(後ろ姿ってのがポイントかもね)
そして火星騎士は第一皇女が暗殺されたと言って、一斉に地球に群がって攻撃をかけて来た。凄いな。第一皇女の生死の確認全くしないで宣戦布告だからな。
と言う具合に、設定がおかしいんじゃね?と言う部分がぽろぽろとあって、どうしたものか。話が面白ければ良いのだが。折角聖地巡礼したんだしw