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境界の彼方・第12話・最終回

白の世界があって黒の世界があり、灰色の世界で終わった。

一番最初にこわっておくと、京アニだからこそ期待がとても高く、だからそこから比較してどうだったかと言う感想になる。他の作品への感想とスタートの地点で物差しが既に違うと言う点を考慮して下さい。

この作品は始まりは異界士が妖夢を退治すると言う比較的単純な構成から始まった。そして異界士が未来であり妖夢(半妖)が秋人。ある日出会ったふたりが異界士の未来が妖夢の秋人を片付けようとしたものの、不死身すぎて全然殺せない、一方で秋人は眼鏡フェチ、と言うそう言うおつきあいで始まる。そしてこれはこの作品の根底をなす。

単純な構図から段々その裏に潜んでいた構図が浮かんでくる。これはいいでしょう。単純なままだったら飽きちゃうから。1クール同じ事を続けるのかよって。秋人が単なる半妖じゃなかったとか、早くから明かされる未来の「呪われた一族」と言う事情とか。この未来の孤立感は未来に対する魅力でもある。事実、私は眼鏡キャラは滅多に好きにならないのだが未来は可愛いと思った。京アニは可愛い子を描くのが上手い。

虚ろな影との対峙はひとつの大きな山で、未来が過去の自分との精算と秋人への決定的な思い入れが行われる場面だった。これもまあいい。でもこの頃までに私としては戦闘回よりも日常回の方が断然面白いなあと思っていた。多分多くの視聴者もそうだろうが、あの臭い第6話は面白かった。

でも藤真弥勒が表だって来た頃から話があやしくなって来た。確かに最後の境界の彼方の出現には彼が必要なのだが、結局彼は何だったんだろうね。そりゃ最終回で内に妖夢を込めたと言うのは明かしたが、単に世界の破滅を望みたかったのか、あるいはもっと変態的に単に名瀬泉をいじめたかったのかw
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そして一番困惑させられるのが白の世界と黒の世界。あれは二つが表と裏の関係なのかと思い「選べ! 1.未来が秋人を殺す結末 2.未来が自分を犠牲にして秋人を救う結末」的な展開かと見たがこの最終回を見ると2の選択の延長線上にある様に見える。未来が犠牲になったかと思ったら、中に入ってみたら未来が居た。そして未来と一緒に境界の彼方を元の鞘に収める事に成功したかと思ったら、中の未来はやっぱり仮想の存在で境界の彼方が元の状態になった以上もう中の未来は存在し続ける事は出来ない。

最期の未来、可愛かったよ、未来。
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でもこれが復活しちゃうんだ。何故かw
いや、確かに未来があのまま消えちゃあまり救いが無い。未来が復活してくれるのは喜ばしい事ではあるが、なんで?
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白の世界から黒の世界へと移転する時、うわーこれってTV版エヴァみたいな精神世界な話に突入しちゃうの?と嫌な気配を感じたが、やっぱり戦うならもっと具象性溢れる所でやって欲しい。


こうやって見るとどうしても京アニはムント様的な話よりは日常的なうふふな話の方が合うなあと言う気がする。でも私の好きだったたまこまーけっとはマーケット的にはあまり当たらなかった様だ。なんでや!たまこちゃん可愛いやろ!今日の放送の最後に映画化の告知が出たが、ラブストーリーってのはちょっと不安要素。たまこちゃんが好きだったみんな、たまこちゃんのラブストーリーを期待してる?
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