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PSYCHO-PASS サイコパス・第17話

シビュラシステムの信頼性を揺るがした事件は槙島が逮捕されて一件落着・・・だろうか。公安局にとって、事件が起きてはじめて活動が開始されるので勝った負けたは常に先に負けてからのスタートとなる。よくて引き分け。しかし果たして今回の件はそれに帰するだけでいいのか。

一方、地下に向かった縢は行方不明のまま。二係ではこのどさくさで逃亡した執行官が居たと言う事で、縢にもその疑いがもたれる。しかし征陸の言う様に縢はそんな事をするヤツだろうか。何より単なる逃亡とは状況証拠が合わないではないか。地下に向かった槙島の一味を縢が追って行方不明になったのだから、逃亡よりも何かが起きたと考える方が普通だろう。局長に呼び出された宜野座は確保された槙島の捜査権が厚生省に移ってしまった事を告げられ、それに反論するも縢の件を持ち出されて反論を封じ込められてしまう。

引き下がった宜野座が戻ってその話をすると当然狡噛が今度は宜野座に噛みつく。怒るのは分かるがでもどうしようもない。今一係が出来るのは縢の行方を探す事だった。
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さて、今回の話はこれ以降「局長」による槙島へのシビュラシステムの説明。それはつまり視聴者に対するシビュラシステムの説明でもある。シビュラシステムは免罪体質の人間の脳を並列化して処理しているものだった。
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そして今ここにいる局長はその中のひとつ、しかも嘗て槙島と組んだあの標本事件の藤閒だった。

藤閒は言う、元の肉体は失ったがこうやって自我を保ちつつ、人々の判定を行うのはこの上もなく素晴らしい気持ちだと。まさに神の領域に居る気持ちで、槙島にもきっとそれは理解できるであろうし、このシビュラシステムに参加して欲しいと。

そうだろうか。シビュラシステムの役割だけで脳はその貪欲な知識欲を満足出来るだろうか。そして身体的知覚無しで満足出来るだろうか。とてもいつまでも満足出来るとは思えない。だから槙島が藤閒の誘いに乗らなかったのは当然と言えば当然のものと理解出来る。

それにしても人間の脳を使ったシビュラシステムには色々疑問があるなあ。最初の開発は一体どうやったんだ。初期の脳はどうやって集めたんだ。そして結局の所、シビュラ判定は認識の共有化の後の単なる多数決なんじゃないのか。

ただ、この中身が暴露されたら確かにもうシビュラシステムの信頼性は瓦解せざるをえまい。人間は自分達とは異質なコンピューターが判定をしていると思えばこそ、自分は他者と平等に判定される(結果は別としてもその過程は)と信じればそれに従えるかもしれないが、それが自分達と同じ人間によって恣意的に判定されていると知れば信任をおけなくなるだろう。今の裁判制度が効いているのはそれに暴力装置が伴っているからだ。

槙島は藤閒の申し出を拒絶し、局長の脳となっている藤閒を始末してへりを墜として脱出。
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狡噛に電話をして来たのだから、無事に脱出したらしい。
未来のチルトローター機、すげーな。「移動中」って言葉を聞かないと機内に居るのが分からない程揺れも騒音も無いんだからw

槙島は今後もシビュラシステムによる支配の転覆を目指すんだろうか。にしても槙島と公安局の戦いになってるが、厚生省のお偉いさん達はどうしてるんだろう。

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