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AMNESIAはおかしい。すごくおかしい。

乙女ゲーム原作アニメAMNESIAは、始まるまでは「うーん、これって多分1話見たらそこで切るだろうな」と思い、第1話のOPで乙女ゲーム原作と知ってその思いを強くしたものの、見て行くうちにこれは途方もないおかしい作品じゃないだろうかと言う感触となった。

既に広く語られているのがあの服装。特に男達の。最初はあの店の中だけなのかと思ったら、普通に外でも着ている。謂わば普段着。それでも傾いた(かたぶいた)人たち、例えば「手を使う勝負なら何でも勝てる」と言うイッキみたいなのは妙な性向があるのかもしれないと思わないでもないが、数学科の院生のケントのあれはないだろう。知り合いにあんな数学科のヤツなんか居なかったぞ。て言うか、居そうな雰囲気無かったぞ。確かに私が大学に居たのは何十年も前の話で時代が変わっているかもしれないが、それにしても途方もない。普段からああいう格好をする数学科の院生が居たら是非名乗り出て欲しい。そしてみんああの格好で信濃に親睦旅行に行くのだ。ありえんだろ。

そして第3話で顕著になったのがフォローの無い演出。記憶を失った名塚ちゃん(仮)をバイト先の執事喫茶に連れて行くのだが、そこでそんなのでちゃんとお客さんに挨拶が出来るのか?とやらせてみる場面。それに応えて名塚ちゃんが喫茶店前の路上で「行ってらっしゃいませ、ご主人様」と頭を下げて挨拶してみせるが、その場面を見ず知らずの通りすがりの人が歩いて行く。
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どうですか?みなさん、自分でこんな場面を描いたら、通りすがりの人に「ぷっ」と言わせるとか、名塚ちゃんが顔を真っ赤にするとか、そう言う演出を絶対入れるでしょ?でもAMNESIAは入れない。まったくそれをフォローしない。きっとそうなるんじゃないかと思った視聴者の気持ちを放置する。

実はこのパターンはこの第3話ほどではないが第2話のスワンボートでもそうだった。スワンボートにケントとイッキが二人で乗っている。何が面白くて男同士でスワンボートなんかに乗っているのか。ケントはああ言う性格だから無表情だが、イッキはいかにも情けなさそうな表情ではないか。こんな演出をしたらやはり普通ならその後で作中で突っ込みを入れたくなるものだが、やはりフォロー無し。ここでも視聴者の気持ちを放置したままとなる。もっともこの回は最後にオリオンが本編外で突っ込みを入れるが。
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第3話までを見るとAMNESIAは平然とした顔をしておかしな事をするっと入れる、そんな作品の様に感じる。これは意図してやっているのだろうか、それとも偶然なのだろうか。とにかくAMNESIAはおかしいのだ。毎週、謎の部分の展開に対する期待感もあるが、それとほぼ同等に今回は何をしてくれるのだろうかと言う期待感もあって、奇妙な楽しみでわくわくするのである。


こうなって来ると、第3話で友人が指摘した点もひょっとしたら平気な顔をしてネタをやってるのかもしないと思ってしまう。私と違って絶対音感を持った友人によると、大学のバンドの部室で名塚ちゃんがキーボードに手を置いた時の音がCだったが、鍵盤はGじゃないかと。で一旦場面が二人に変わって次に指が押しているのはC。普通の作品なら制作ミスとなるが、ことAMNESIAに関しては実は高度なギャグなんじゃないかとも。
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(私の様に絶対音感の無い人はここで確認してみると「あ、Cだな」と分かります)

まあミスだろうなあw


ただ、意味深な記号もある。
名塚ちゃんの行っている大学は「茗荷大学」。
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絵的にはモデルは立教大学なのだが、茗荷には「食べると物忘れがひどくなる」と言う俗説がある。
物忘れ?そう、AMNESIAですな。
それを意識して立教大学に茗荷大学と言う名前をお釈迦様まで絡めてつけるとか、やはりそう言うサインをつらっと入れてるのかもしれない。

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