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さくらインターネットが石狩市にデータセンターを建設する件

昨日このニュースが流れた時、私が真っ先に思ったのは「何故苫小牧東部ではないんだろう?」と言うものだった。なぜならば石狩市よりも苫小牧市の方が夏はやや涼しく冬はやや暖かいからだ。夏は気温が低い方が冷却効率は良いだろうし、冬は平均気温が氷点下に下がる北海道ほどの寒さならコンピュータ機器にとっては気温が高い方がいいだろう。
参考資料
石狩平野から勇払平野にかけての道央の低地帯の北端の石狩市の方が夏暑いのは苫小牧では北日本の太平洋側沿岸特有の海霧の発生があるからだ。一方で日本海側は対馬暖流が宗谷海峡まで北上しており、北海道の太平洋側では海水浴の出来る場所がほとんど無いにもかかわらず日本海側は留萌支庁にも沢山の海水浴場がある。そんな訳で気温的には苫小牧東部の方が有利なのにと思った訳だ。

それ以外にぱっと思いついた点では千歳空港からの距離は遙かに苫小牧東部の方が有利。港湾に関しては苫小牧港も石狩港も違いは無かろうが、太平洋側にある分苫小牧港の方がマシに思える。電源は大差ない様に思えた。石狩の方が共和・泊に近いとかそんな事はあまり関係あるまい。

北海道庁の「北海道のデータセンター立地条件について」と言う北海道データセンター立地アセスメント委員会の報告書を見てみたら、やはり苫小牧東部は最終的に残った5候補の一つで、石狩湾新港地域に比べて唯一劣っていたのはデータセンター冷房の為の雪の確保と言う点だった。しかしこれがよく分からない。北海道ほどの冬の寒さなら冬の冷房に雪は必要ないのではないのか。春から初夏の冷房に雪を溜めて置いて使うと言うのだろうか。報告書の中では「DCの冷房に必要な60,000m^3/年)の確保」と言うのがある。6万立方米。6mの高さにならすと1万平米の面積だ。丁度電車区に京浜東北線が13本並んだ様な体積だ(かえって分からん?w)まさかそれだけの雪を春~夏まで溜めて置くのだろうか。使い方がよく分からない。使い方が分からないから本当にそれだけ雪が必要なのかも分からない。

その一方で選定条件として空港からのアクセスが120分以内となっている。いや、120分って結構あるよ。あの遠い遠いと言われている成田ですら今度の成田スカイアクセスなら36分。鉄道は速いと言うのなら、東京駅丸の内から成田空港へのリムジンバスでも120分は切っていて105分。120分以内は条件として甘過ぎじゃないの?できれば60分、どんなに譲歩しても90分ではないのだろうか。千歳空港・札幌市内で70分かかるので選定条件を60分にしてしまうと石狩湾新港地域は外れてしまう。

なんだか石狩湾新港地域に甘い選定条件に見えるのだが、どうなのだろう。

もっとも、DCに勤務する人達は苫小牧市よりは石狩市の方が札幌市に近い分いいかもしれない。但し、DCの冷房の為に必要な雪が居住する時には雪かきと言う重労働としてのしかかる。雇傭を札幌周辺でまかなうなら既に慣れているかもしれないが、本州から赴任させられるとしたら大変だ。除雪付きマンションをお薦めする。

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