迷い猫オーバーラン!・第12話
監督が佐藤順一だったせいなのか分からないが、きれにまとまって終わった。
こうやって1クール見続けてみれば、それなりの構成であった事は分かる。
話の流れだけなら最初の3話と最後の2話で済むのだが、それでは希が残りたいと言う気持ちが希薄になるので途中に7話も動員して積み上げた訳だ。
うーん、積み上がったかなあw
かなりの部分で希の影が薄かったから。
それに積み上げには全然関係無いロボット物の第7話みたいなのもあったし。
まあ、その積み上げ期間に各監督が好き放題(だったのかどうかは知らないが)やったおかげでこの迷い猫オーバーランも印象に残る作品になれた訳だ。多分一人の監督が平板に日常生活をやったのでは途中で完全に飽きた様な気がする。
さて、最終回、ブルマかスパッツか、どちらも選択できないのならはかなければいいじゃないとか思った視聴者はきっと多かったかもしれない。その一方でこの作品の残念なぱんつ作画ならこれで良かったと言う気もする。
残念だ。
個人的には翌日の巧との二人三脚を楽しみに、しかし不吉な痛みを抱えつつ寝る場面がシリーズ中の希の表情の中では一番印象に残った。
来週、単なる総集編なの?