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藻類からバイオエタノール

この記事を見たのは記事が掲載された5/30(金)

ところが記事本文を見れば分かる様に「藻」としか書いていない。このあとスラドにストーリーが立ったがこのせいで各々がイメージする「藻」で語り始めた為に話が拡散。少し眺めていれば原典をあたってくれる人が出るのではないかと(面倒だったから自分では行かなかったw)思ったが、なかなか出そうに無かったので放置していた。2ちゃんねるのν速+でもスレが立っていてこちらの方がずっとモノが分かっている書き込みがあったが、やはり原典は出ずじまい。ただ、なかなか有益な議論がされていたと思う。

さて、そもそも「藻」と言っても植物分類上とても広い範囲を示す言葉で(特にニュース記事になった場合は指し示す範囲が曖昧な分もっと広くなる)我々が目の前で見ている種子植物・裸子植物・羊歯植物が束になっても藻類のごく一部の分類群の大きさしかない(量ではなくてね)。

だからここで示しているのが湖のアオコの原因となる藍藻(シアノバクテリアなので植物とは違う)なのか、瀬戸内海などで見られる赤潮の原因となるラフィド藻なのか、はたまたそう言う単細胞系ではなくてホンダワラ類の褐藻の様な大型藻なのかが全然分からない。だから「これをやったら湖や水田が使われるだけじゃないの」とか「また食べ物が使われるのか」とか発散した話になる。

日本でもこんな記事(海藻抽出バイオエタノールの可能性と現状)が今年の2月にあった様だが

「水産庁が食用ではない海藻(主にホンダワラ)からバイオエタノールを作る技術開発に着手するというニュースが飛び込んできた。一部全国紙によると、同庁研究所では、政府予算で6000万円の研究費を確保しており、5年以内に実用化の運びという報道もなされている。」

やるのは結構だが今度こそ本気でやってみろと言いたい。今度こそと言うのは実は今をさる20年以上も昔に全く同じ事があったからだ。当時も今と同じようにガソリンがバカ高い時期で本当に1円でも安いスタンドを探していた。その頃に北海道の噴火湾でホンダワラを生育させると北海道全域のエネルギーがまかなえると言う構想があったのだ。これはすげーと思ったよ、当時。

で、20年経った今はどうよ。

そんな話すら忘れられて「ニュースが飛び込んできた」だ。

あの当時より現在が深刻なのは、産油国が生産調整をしたせいで原油価格が騰貴したのではなく消費国が増加したせいで将来に向けての旺盛な需要が後戻り出来そうにない状況である事だ。その挙げ句にアメリカのバカ者が食糧を使ったバイオエタノールをブチ上げて、これまた消費国が増えて将来の食糧需要が逼迫しそうな市場の価格を跳ね上げた。もうね、人類はバカかとアフォかと。

それはともかく、水産庁の計画が予算獲得の為の花火ではなくて本当に採算が見合うものである事を心の底から祈りたい。

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