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死してなほ この世に痕跡 残せしは 魑魅魍魎と成り果てる その悪しき血を 留めるが SNSの道

別にSNSに限った話ではないが、ネタ元がSNSだったので表題にSNSを入れた。
死者はSNS上でやむなく存在し続ける(SNS,ソーシャルネットワーキング.jp)

ネット上に人格が生み出されて(それが昔は「ホームページ」であったり、それに付随する掲示板であったり、現在ならブログであったり、表題のSNSであったり、そう言った場所に)営みが行われ、そしてある日突然更新が途絶えてその人の死が伝えられると言うのは昔から沢山あった事だった。この半年に限ってみてもパソ通時代に知り合った人が亡くなってホームページと掲示板の更新が止まり、実際に実家に電話をした人から亡くなられた事を聞かされたりした。だがその人のホームページはまだ存在する所を見るとISPの退会処理は行われていない様だ。3年前に叔父が亡くなった時は私が叔母に代わって退会処理をしたのでその場合はISPのアカウントが消滅しているが、故人の遺族がそんなネット上の事まで思い至らない場合はいつまでも残る事になる。

ISPの場合はそう言った明示的な退会処理がある為、ISPの月額利用料が発生するIDに紐づけられたネット人格は遺族が退会処理をするか利用料の引き落としが止まって一定期間を経た所でIDの停止により消滅するだろう。

だが昨今はメールアドレスを登録するだけの無料サービスによるネット人格が圧倒的に多い。その場合は自動では何ら停止措置が行われる事がない。リンク先の記事ではユーザが亡くなった場合にネット人格が取り残されると言う事を「問題」の様に見ているが、それはどうだろうか。故人の遺志がどうだったのか表明出来ずに亡くなった場合はネット上にその人格が残る事は私個人としては無理矢理削除されるよりずっとよいと思う。どんな内容であれネット上で公開された情報は永遠に残って検索やリンクで辿り着く事が可能な限りに置いては人類の共有知の一部を成すと思うからだ。

チラシの裏に書けとよく揶揄される個人の日記にしても、これが何十年か何百年か後の歴史考証の時には使い方次第では恐ろしく貴重な情報になる。それは少しでも歴史に関わって過去に文献がほとんど残されておらず歯がゆい状況を見た事のある人間にはすぐ分かるだろう。

そんな訳でチラシの裏程度の物かもしれないが、私のコンテンツは死後の削除を依頼しないでおこうと思う。ただ、結構料金の発生するISPのIDに紐付いた物があるんだよね。その場合、入金停止→アカウント停止→コンテンツ廃止になりそうな気がする。この異常感想注意報とか。

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verlinkt am 24. Mai 07 um 06:22

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